新潟大学大学院医歯学総合研究科


顕微解剖学分野


(医学部医学科・第三解剖)



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研究紹介


走査電子顕微鏡による細胞と組織の立体微細構造解析




ラット気道の内腔、線毛上皮

 走査電子顕微鏡は、試料の表面立体形状を可視化することができる電子顕微鏡です。

 本分野では、この顕微鏡の特徴を活かして、種々の器官の構造解析を行っています。とくに、従来の方法では、観察が難しかった構造(線維成分に埋もれた細胞、細胞に隠されていた線維、細胞内の諸構造など)を明らかにするために、いろいろな標本作製法を駆使しています。

 また、ステレオ(3D)イメージング法による、より立体的な観察や、走査電子顕微鏡内での細胞・組織の微小解剖などにも挑戦しています。


走査プローブ顕微鏡の医学生物学応用




原子間力顕微鏡でみたヒトの染色体


 走査プローブ顕微鏡はレンズを使わない顕微鏡です。この顕微鏡には鋭い針(探針、プローブ)が備わっており、これを観察対象(試料)の表面で走査します。その際、探針・試料間に生じるなんらかの物理量を測定して画像化します。

 このうち、探針・試料間に働く力(原子間力、またはファンデルワールス力)を一定にして走査する顕微鏡は、とくに原子間力顕微鏡(1986年に発明)と呼ばれます。

  この顕微鏡により、試料表面の三次元立体構造をナノスケールで可視化することができるようになっています。

 また、マイクロガラス電極を用いた走査イオン伝導顕微鏡では、液中での細胞観察も可能です。