新潟大学地域医療教育センター 魚沼基幹病院

血液内科

関 義信

関 義信

研修医へのメッセージ

施設概要)
新潟県魚沼地区は、上越新幹線の駅名で言うと丁度越後湯沢と長岡の間にある山間盆地地域で、医師数は県内でもとくに少なく、 従来広域基幹病院も存在しなかった地域です。今まではお隣の長岡地区を主に、新潟さらに東京へと患者は遠隔受診しなければならない事が多かったようです。 今回、魚沼地区の医療再編成に伴い、血液内科も皆無であった地区に血液内科のゼロからの立ち上げを行っています。 新潟大学の地域医療教育センターの機能を有し、地域完結型の高度医療と救命救急医療を提供しようというコンセプトで生まれた魚沼基幹病院で業務を展開しています。 開院時、「マルクって何ですか?」だらけのスタッフでスタートしましたが、今やすでに自家造血幹細胞移植までこなしています。 如何にプロフェッショナルな血液内科を構築し、展開してゆくかが現在の私の仕事です。 大局的な観点から真に患者・地域のためになるように血液診療を通じて微力ながら尽力して行きたいと思っております。 研究面ではあらゆる造血器悪性腫瘍をはじめとする疾患の予後改善のためのDICをはじめとする凝固異常症のさらなる病態解析を継続して研究していきたいと思っております。 また、大学教員として絶滅危惧種とされる地方の血液内科医の保護・増加・育成にも貢献したいと思います。 学生・研修医の皆さんにはもっと血液学の面白さを身近に知って頂ける様に努力していきたいと思っております。 「医療の谷間に灯をともしつつ最先端の知見で心のこもった医療を行う」現場を是非見学に来て下さい。

研究項目)
1.急性白血病に伴う播種性血管内凝固症候群(DIC)の発症に免疫機序が関与しているのか否かを知る研究。(各種研究費)

2.科学的根拠に基づいたDIC診療ガイドラインの改定。(日本血栓止血学会DIC部会コアメンバー活動)

3.造血器悪性腫瘍を基礎疾患に持つDICでのリコモジュリンによる治療成績におよぼす多面的予後因子の解析研究。(旭化成との共同研究)

4.網羅的遺伝子解析を用いた骨髄増殖聖腫瘍の病態解析と診断治療法の開発。(順天堂大学他との共同研究)

5.骨髄増殖性疾患におけるvon Willebrand因子のマルチマーを含めた動態解析。(今現在自主研究)

6.後天性血友病Aにおける凝血学的および免疫学的機序の解明研究。(奈良県立医科大学他との共同研究)

7.日本におけるゴーシェ病の実態研究・(九州大学他との共同研究)

8.発熱性好中球減少症 (FN) でのPresepsin(PSP)の動態に関する研究。(自主研究)

9.超高齢者を対象にした最適の化学療法とそのスケジュールに関する研究。(自主研究) などを主に進行させておりますが、その他にも多数臨床研究を施行しています。

病院情報

住所

新潟県南魚沼市浦佐4132番地