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日露医学医療交流コンソーシアムにいがた

1.設立の背景

 新潟大学医学部は,四半世紀にわたりロシアの極東地域を中心とした3つの医科大学(クラスノヤルスク医科大学,極東医科大学,パシフィック医科大学)と多数の医学生・大学院生の相互派遣や医師・看護師の受入を行ってきました。
 それらの実績をベースに,平成26年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に新潟大学の「日露の経済・産業発展に資するグローバル医療人材育成フレームワークの構築」 プロジェクトが採択されました。日本政府からの支援を受けながら,多層的なプログラムを実施し,日露医学生交流を活性化させるとともに,教員間の研究交流も促進しています。ロシア側パートナー校は当初の3校からロシア全土の8校に拡大し,人的交流もさらに拡大しています(これまでの医学生・大学院生の相互派遣実績は約320名,医師・看護師等の受け入れは約70名)。
 さらに,平成29年度,新潟大学は「大学の世界展開力強化事業」(ロシア・プラットフォーム構築プログラム)に,北海道大学を代表校として共同で採択を受けました。本構想の目指すところは,平成28年の日露首脳会談で提示された「ロシアの生活環境大国,産業・経済の革新のための協力プラン」の8項目における日露の教育研究交流の拡大と発展に資する人材育成を推進するための基盤形成です。新潟大学は,上記プランに応じて関係大学で形成される「医療健康セクション」のリーダー校として日露の医療健康分野の発展に資する高度人材育成を推進することとしています。
 加えてこのたび,日露の医学医療の発展・新潟の経済発展等のために総合的な支援を行う枠組みとして,新潟地域の産・官・金・学の連携により「日露医学医療交流コンソーシアムにいがた」を形成いたしました。

2.設立の目的

 「日露医学医療交流コンソーシアムにいがた」は,新潟地域の企業,金融機関,自治体,関係機関等と新潟大学の相互連携により,医学生・医師・研究者らの人材育成活動を含めた日露の医学医療交流を通じて,両国の医療の発展,産業・技術の革新や,地域の発展に貢献することを目的とします。

3.コンソーシアムを形成する機関・団体(順不同 平成30年4月12日現在)

NEWS(活動実績)

2018/7/20
「日露医学医療交流コンソーシアムにいがた」のホームページが始動いたしました