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 研究概要・方針


 村上コホート研究の主要な目的は、加齢性運動器疾患(骨粗鬆症、変形性関節症)、糖尿病、認知症などのADLやQOLに多大な影響を与える疾患群のリスク要因を解明し、予防することです。また国立がん研究センターの行っているJPHC NEXT研究に連携コホートとして参加し、がんや循環器疾患のリスク要因の解明に貢献します。
 村上コホート研究のもう一つの目的は、ビタミンDの加齢性疾患・生活習慣病予防効果を解明することです。近年、ビタミンDは骨に重要なだけでなく、生活習慣病予防の効果あるとして世界的に注目されています。村上コホート研究の愛称は「鮭で元気プロジェクト」ですが、この愛称は鮭にビタミンDが豊富に含まれていることに由来しています。
 村上コホート研究は、村上市、関川村、粟島浦村の40~74歳の住民を対象とし、初年度にベースライン健康調査を行った後、対象者の病気の発生を調べるフォローアップを予定しています。

村上コホート研究のエンドポイントは以下です。
死亡調査(村上保健所)による
・全死亡(がん、循環器疾患、他)

疾患の新規発生調査による
・骨粗鬆症性骨折・膝関節症
・脳卒中
・認知症(アルツハイマー病)
・慢性疼痛(自己申告)
・がん(地域がん登録)、糖尿病、他

要介護認定調査(市村)による
・要介護状態(認知症)













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