概要

プロジェクトの概要

 本プロジェクトはAMED(日本医療研究開発機構)の感染症研究国際展開戦略プログラム(J-GRID)の一つとして、各地で蔓延する感染症の制御に向けた予防や診断治療に資する新しい技術の開発、高度専門人材の育成を目的としています。新潟大学がミャンマーに感染症研究拠点を形成し、全国の大学・研究機関と共同して研究を推進していきます。

ご挨拶

拠点長挨拶

新潟大学大学院 医歯学総合研究科 特任教授 / 新潟大学ミャンマー感染症研究拠点 拠点長
渡部 久実Hisami Watanabe
 ミンガラーバー(こんにちは)。ミャンマー連邦共和国は日本の約1.8倍の面積をもち、人口は約5,149万人で、ビルマ族を主とし約135の民族で構成される多民族国家です。平成27年11月の総選挙により、軍事政権の影響が強い政治体制から民政移管が促進されることが期待され、東南アジア最後のフロンティアとして日本企業の進出が著しい開発途上国です。
 新潟大学は平成27年度から、日本医療研究開発機構(AMED)の感染症研究国際展開戦略プログラム(J-GRID)に於いて、「ミャンマーにおける呼吸器感染症制御へのアプローチ」が新規採択されました。ミャンマーの政治体制により紆余曲折はありましたが、保健省と共同研究協定書(TCA)を締結し、新潟大学研究拠点の設置に取り組み、ヤンゴンのNational Health Laboratory(ミャンマー国立衛生研究所)の別館に、オフィスと実験室を整備することができました。新潟大学医学部が10年以上にわたりミャンマーとの国際医療協力体制を築いてきた実績を基に、インフルエンザ・小児重症肺炎・結核を対象疾患とした研究基盤を強化していく所存です。
拠点長
渡部 久実 特任教授

研究開発代表者

新潟大学大学院 医歯学総合研究科 国際保健学分野 教授
齋藤 玲子Reiko Saito
 このたび、AMED感染症国際戦略展開プロジェクト(J-GRID)に採択となり、新潟大学は平成27年度より5年間、ミャンマーで呼吸器感染症の研究を行うこととなりました。ミャンマーは、エネルギッシュな東南アジアの新興国であると共に、仏教を信じるお国柄からか、日本人にとっては親しみやすい国です。私は、当時の本学病理学第二教室の内藤眞教授(現 名誉教授)のお声掛けで2005年にはじめてかの地を訪れ、以来、10年間にわたりインフルエンザ・プロジェクトにかかわって参りました。ミャンマーは、軍政から民政へと時代の大きな転換期をむかえています。今回、J-GRIDに採択されたことで、これまでの新潟大学やミャンマー人の努力が認められたと喜ぶ一方、両国に役に立つ研究を進めなければならないと決意を新たにしています。ミャンマーの感染症にご興味のある方はぜひ一緒に研究をしていきましょう。
研究代表者
齋藤 玲子 教授

実施体制

実施体制