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第二内科について

ご挨拶

第二内科学教室
教授 成田一衛

この度、平成21年5月16日付けで、下条文武先生(現新潟大学長)の後任として第二内科学教室の教授に就任いたしました。浅学非才の身ではございますが、誠心誠意努力し、この伝統と歴史を誇る教室を発展させ、教室員一同とともに新しい歴史を築いていきたいと念願しております。何卒宜しくお願い申し上げます。

さて、内科学とは、主に身体の内臓・臓器を対象とし、診療研究する医学の一分野であり、医学の基礎、原点とも位置づけることができます。本学内科学第二教室は、内科領域を担当する4つの内科学教室(第一内科、第二内科、第三内科、神経内科)の一つとして、教育、研究、診療を担当しています。すなわち、私共は腎臓病、呼吸器疾患、膠原病・リウマチ、感染症、心身症、糖尿病、高血圧の教育、研究、診療を担当することで、他の内科学教室と合わせて、本学部内で全ての内科領域をカバーすることになり、バランスの取れた教育・研究と多様な疾患への対応が可能となっています。したがって、今後も現在の本教室の担当分野・領域を維持するとともに、それぞれの専門分野を発展させる個々の努力が、新潟県の医療に貢献し、本学の充実につながるものと確信しています。

一方、人口の高齢化がますます進む将来において、加齢性疾患の特質を考慮すれば、全人的医療を実践するには各分野の教育、研究、診療がそれぞれ独立した縦割り組織ではなく、横の繋がりを活かした有機的な協力体制の重要性が増してくると予想されます。それは一患者の診療現場においては言うまでもありませんが、臨床に根ざした研究・教育を指向する際にも念頭に置くべきであると思います。この点において、本医学部は地方都市の他に山間、離島という多様な地域をもつ本県の殆どを、単一の大学およびその関連医療施設が医療圏を支えているという、首都圏や大都市の大学にはない特色があり、これを大いに活用するべきであると考えます。これは内科領域のみに限らず、医学科全体あるいは他学科、他学部、さらには他分野との連携-協力の重要性においても同様と考えております。

臨床に携わる医師の本分は診療であり、それは大学病院においても変わるものではありません。地域住民の私達への期待としても、高度かつ安全で良質な医療を提供することが求められています。また、臨床医学分野においては日常の地道な診療自体が、大学という施設における卒前・卒後教育、研究の貴重な基盤にもなることは明らかです。各診療科の専門性を活かした大学病院における診療の維持と充実・発展は、最も重視すべきであり、その中で内科学第二教室では腎・膠原病、呼吸器、感染症、および心療内科を担当するそれぞれの指導スタッフの活動を支え、またスタッフ間および他診療科との連携・協力を進めることにより、大学病院における全人的医療の実現に貢献したいと思います。そして、診療を通して研究・教育を発展させ、次代を担う医師、医学者を育成していきたいと願っております。

学歴および職歴

1983年3月
新潟大学医学部医学科 卒業
1983年6月
同 附属病院医員
1985年5月
同 第二内科入局
1991年7月
アメリカ合衆国ユタ大学腎臓病部門研究員
2002年11月
新潟大学大学院医歯学総合研究科 内部環境医学講座(第二内科)
助教授※(※2007年から「准教授」に改称)
2009年5月
同 第二内科教授
現在に至る

学会活動

日本腎臓学会
評議員、専門医、認定医、指導医
日本透析医学会
評議員、認定医、専門医、指導医
日本内科学会
認定医、指導医
日本高血圧学会
評議員、指導医、専門医
日本臨床遺伝学会
評議員
その他
関連学会会員

受賞

2001年
新潟県医師会
「新潟県医師会学術奨励賞」受賞
2007年
日本透析医学会
「日本透析医学会2006年度学会賞(木本賞)」受賞
2007年
新潟大学医学部学士会
「2007年度年度新潟大学有壬基金学術奨励賞」受賞

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