新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器内科学分野-旧内科学第三講座-

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50周年記念を迎えて

リバーカンファレンス第400回記念誌

 このたび新潟大学医学部第三内科学・消化器内科学教室「リバーカンファレンス第400回記念誌」を発刊いたしました。
 リバーカンファレンス例会は昭和43年から平成26年までの46年間、毎月1回ずつ新潟大学医学部第三内科学・消化器内科学教室で開催し、教室のみならず新潟県内の関連施設も参加して議論を重ね、新潟県内の”臨床肝臓病学の確立と均てん化”に寄与してきました。初代 市田 文弘教授が初められ、第2代 朝倉 均教授、第3代 青栁 豊 教授、第4代 寺井 崇二に引き継がれてきました。リバーカンファレンスは第400回を迎えたところで幕を閉じ、このたび50周年記念事業としてリバーカンファレンスの記録を総括しました。「リバーカンファレンス第400回記念誌」は新潟における”臨床肝臓病学”の発展の軌跡を記したものです。数多くの貴重な症例が提示されておりますのでご高覧頂ければ幸いに存じます。

 これからの消化器病学は、消化・吸収・代謝を基盤とした多様な疾患の病態の理解、臓器円環の関与、またその中での診断、治療法の開発が必要になります。つまり総合消化器内科の視点が重要になります。リバーカンファレンスは、新たに寺井 崇二教授により、Gastroenterology& Hepatology カンファレンスとして運営されています。
 Gastroenterology& Hepatology カンファレンスは、新潟大学医学部消化器内科の”1例1例の臨床症例を大事にし、深く病態を理解し、次の診断、治療に活かす”という伝統を引き継ぎ、”治せない病気”、”診断のつかない病気に取り組む”という教室のテーマの核となるカンファレンスであり、その成果を若手医師が、英文にて発表するとともに、さらにその中で未来の消化器病の診断、治療法の開発に取り組んでいます。

記念誌

リバーカンファレンス
第400回記念誌

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