研究課題名 |
非アルコール性脂肪性肝炎、脂肪肝に関与する疾患関連遺伝子の同定と薬剤感受性の検証(遺伝子解析研究 H26-716) |
実施開始日 |
2012/6/14 |
実施終了日 |
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主任研究者 |
青栁豊(上村顕也) |
担当者名 |
上村顕也 |
研究目的・方法 |
種々の遺伝子多型を調べることによって、非アルコール性脂肪性肝炎などの原因遺伝子の同定とその結果による治療薬の選択、効果予測を行い、効果的な薬剤を治療開始前に選択すること。 |
対象 |
血液検査や画像検査によって肝切除術が必要であると考えられる患者様。 |
患者様へ |
本研究で調べる遺伝子は脂肪酸合成という、体にとっては必須の働きをしている遺伝子群です。これらの発現の個体差が疾患に関係している可能性があります。しかしながら、遺伝子診断はまだ開発の途上にあり、診断の有効性を確かめるため、また精度を上げていくためには多くの症例を集め研究を続ける必要があります。従って、この研究の結果が直ちにあなたに、有益な情報をもたらさない可能性もありますが、このような研究の成果は今後の医学の発展に寄与すると考えられ、その結果、将来、脂肪肝や脂肪性肝炎の治療がより効果的に行われるようになる可能性が期待されます。 |
関連施設 |
東京大学 |