後期研修について

胆道・膵臓グループ

■胆膵グループ

第3内科 胆膵グループは消化器疾患の中で総胆管結石や胆嚢ポリープ、胆管癌などの胆道疾患と、慢性膵炎や膵癌、膵嚢胞性疾患などの膵疾患を対象に診療を行っています。主に内視鏡を用いた診断・治療を得意とし、超音波内視鏡(EUS)による小膵癌や胆嚢ポリープの診断、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を応用した結石除去やドレナージ、慢性膵炎に対するステント留置など多くの経験があります。
 また、膵・胆道の悪性疾患についてはCTやMRIといった画像診断と、内視鏡を用いたEUS、ERCPといった精密診断により手術適応を判断し、第一外科 肝胆膵グループとも密な連携をとり外科切除を依頼したり、手術不能例については主に外来通院にて化学療法を行っています。
 重症急性膵炎についても、総胆管結石が原因の胆石性膵炎については緊急の結石除去を行い、重症度に応じて肝臓グループの血管造影チームによる動注療法や、第2内科 腎臓グループによる持続的血液濾過透析(CHDF)を依頼し、グループや科を越えて診療にあたっています。

2010年実績

新潟県内では普及が遅れているEUSを日常的に行っているほか、県内では施行できる施設が限られている超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診(EUS-FNA)や、術後再建腸管に対する内視鏡診断、治療、内視鏡的乳頭切除術も積極的に行っています。

ERCP 273例
ステント留置 134例
EST/EPBD 35例
内視鏡的乳頭切除術 3例
EUS 138例
EUS-FNA 20例
Interventional EUS 5例


研究テーマ

以下のような研究テーマで臨床・研究を行っています
 1. 膵管内乳頭粘液性腫瘍の診断と治療
 2. ERCP後膵炎の予防
 3. 術後再建腸管に対するERCP関連手技
 4. EUS-FNA、Interventional EUS
 5. 自己免疫性膵炎の診断



EUS-FNAについて

 近年画像的に切除不能の膵癌・胆道癌が疑われ化学療法を予定した場合、治療前に病理学的な裏付けを取る必要性が増しています。膵・胆道癌はこれまで細胞や組織を採取することが困難でしたが、EUS-FNAにて合併症も少なく十分な組織・細胞を得ることができます。
 また、膵・胆道疾患だけでなく通常では組織採取が困難な消化管粘膜下腫瘍や腹腔・縦隔のリンパ節腫大に対しても行うことが可能です。
 病理学的な裏付けを必要とする場合EUS-FNAの可否を含めご紹介ください。

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