ホーム研究紹介 > 医療情報システムの開発

研究紹介 −医療情報システムの開発−

医療情報システムの開発に関する研究の紹介です。

Webサーバを利用した統合医用画像閲覧システムの開発

病院情報システムには、CT、MRI、CR、ECG、内視鏡など様々なモダリティから発生する医用画像が登録されている。目的とする画像を検索するには、各モダリティを指定する必要があり、操作が頻雑だった。そこで、様々な医用画像をDICOMフォーマットで統合管理し、Web上で患者ごとに画像を一括表示することができるシステムを開発した。さらに、それぞれの画像に対応する診断レポートも同時に閲覧できるようにした。

Cao P, Hashiba M, Akazawa K, Yamakawa T, Matsuto T. An integrated medical image database and retrieval system using a web application server.
Int J Med Inform. 2003 Aug;71(1):51-5.

光ファイバケールブを用いたTeleradiologyシステムの構築とその評価

佐渡島における放射線画像診断を支援するために、光ファイバー網(ATM、2Mbit/s)を用いて、新潟大学医歯学総合病院、新潟県立がんセンター病院、厚生連佐渡総合病院を結ぶ診療支援システムを構築した。このシステムは年間400から600回の稼働実績があり、診断レポートの送受信だけでなくテレカンファレンスによる症例検討会も行っている。システムの計量評価を行い、現在の遠隔医療が抱える問題点を把握し、その改善策を提案した。

Kaidu M, Toyabe S, Oda J, Okamoto K, Ozaki T, Shiina M, Sasai K, Akazawa K. Development and evaluation of a teleradiology and videoconferencing system.
J Telemed Telecare. 2004;10(4):214-8.

インターネットを使った地域医療連携における内視鏡画像の共有

インターネットの発展に伴い、新潟県内では137病院中13病院でインターネットへの常時接続が実現され、診療所でのインターネットの利用も増加している。救急医療への応用は実現され、病院や診療所の連携への応用にも期待が高い。患者データを含む医療情報の授受にもセキュリティが確保されれば地域医療機関での医療の連携に有用と考えられる。

Hashiba M, Matsuto T, Arai F, Yamakawa T, Akazawa K. Accessing endoscopic images for remote conference and diagnosis using WWW server with a secure socket layer.
J Med Syst. 2000 Dec;24(6):333-8.