新潟大学

新潟で眼のプロフェッショナルを目指しませんか?

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「ものが見える」とはどういうことでしょうか?見えることが当たり前の生活をしている人々は、普段それをあまり意識することはありません。しかし、両目をつぶってしまえば今いる部屋から出て行くことすらも困難となります。眼は小さな臓器ですが、視覚がもたらす情報は膨大であり、生きていくために非常に重要なものです。その視覚を損なう、あるいは失ってしまうことは、極めて深刻な問題です。針先ほどのごく小さな眼の病変ですらも、人の生活を一変させてしまうことがあるのです。

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現代では社会の高齢化によって、加齢に伴う眼疾患が激増しています。折角長生きできる時代に生まれてきたのですから、ものがよく見えるままで生涯を過ごしたいものです。しかし数十年という長い年月に渡って光に暴露し続ける結果、様々な加齢変化があらゆる人の眼に出現してきます。社会の高齢化と眼科医療は切り離せない関係にあります。眼の加齢変化については近年急速に基礎研究が進んでおり、研究結果の臨床応用が次々と実現しています。人生の豊かな時間を守るための努力が、研究室でも医療の現場でも日夜続いています。

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現代社会は生活習慣病の増加に伴って、若い方や働き盛りの方々も様々な眼疾患の危険に晒されています。生活習慣病に対する診療は、かつてそのほとんどが内科医に任されていました。しかし生活習慣病によって発生する合併症は全身の様々な組織、器官に及ぶため、現在では複数の診療科が治療を担当し、総合的に診療を進めていく体制が求められています。眼科は眼合併症を担当する唯一の診療科として、非常に重要な位置を占めています。生活習慣病の患者さんの社会復帰には、視機能の回復が不可欠です。また内服薬やインスリンの自己管理が正しく行われるためには、実は視力の問題も無視できません。眼科なくして、生活習慣病に対する医療は成り立たないと言っても過言ではありません。


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眼の問題は大人だけのものでしょうか?古くから学童の近視は国民病とも言われてきました。また乳幼児の中には、弱視や斜視という小児期に解決しなければならない問題を抱えているお子さんが少なからずいます。また未熟児網膜症や先天疾患による視機能障害は、早期に発見し適切な処置を行う必要があります。小児期に出現する眼の問題は成長してしまってからでは対処することができなくなるものが多く、治療が不十分に終わるとその後生涯にわたってハンディを背負うことになります。小児の眼を診るのは眼科医であり、この仕事はとても重要です。「小児」というテーマは眼科診療の中でも大きなウエイトを占めています。

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視覚について突き詰めて考えていくと、普段意識に上らない様々な不思議なことに気づきます。視野の範囲を意識することはできるでしょうか?では視野はどれくらいの大きさを持っているのでしょうか?どんな人でも視野の中に必ず見えない小さな部分があることをご存知でしょうか?視野には全体に色がついているように感じます。しかし視野のすみに色鉛筆を差し出したとき、その色がわかるでしょうか?文字を読むのは簡単なことですし、単語を瞬時に把握することもできます。しかしある字を見つめたまま、数文字離れたところに何という字が書かれているか分かるでしょうか?暗いところでじっとしていると目が慣れてきて見えるようになるのはなぜでしょうか?錯覚はなぜ起きるのでしょうか?眼はなぜ眼球という球形を保っていられるのでしょうか?眼とカメラはよく似ていますが、眼の画素数はどれくらいあるのでしょうか?最新のデジカメもまだまだ適わない?視力4.0や5.0の人は本当にいるのでしょうか?視覚を司るシステムは、進化の過程で極めて複雑で精緻に発達してきました。視覚という精巧な感覚を成立させているメカニズムは、その内容を知れば知るほど奥深く、興味が尽きることはありません。
眼科とは、そんな不思議で興味深い膨大な知識の上に成り立っている分野です。

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当科では眼科レジデント(後期研修医)および新入医局員を随時募集しています。
またすでに眼科医としての勤務経験がある方、他病院や他大学での眼科研修中の方の入局も随時承っております。

「ものを見る」ことを守る医学に情熱を注ぐ医師達がここに集まっています。
250万人の人口と広大な面積を有する新潟県での眼科研修は、多くの症例体験と、他の地域では得られない貴重な経験を積み上げることが可能です。
また当科では、眼科医療に携わる女医さん達の活動を、結婚後、出産後も積極的にサポートしています。

誰にも負けない、眼のプロフェッショナルを、一緒に目指しませんか?


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入局希望、見学希望の方はご気軽に総括医長(長谷部LinkIcon)まで。



基本情報

各診療科等後期研修コース名

眼科専門医コース

研修実施責任者 

職名:新潟大学医歯学総合病院眼科教授 
氏名:阿部春樹

専門医・施設認定・関連施設

日本眼科学会専門医数(関連病院含む)

71人

日本眼科学会専門医制度眼科研修プログラム施行施設

認定第1056号

※眼科専門医受験資格の変更についてclip_image0024.jpg
平成18年4月12日に開催された日本眼科学会理事会、評議委員会において、眼科専門医受験資格が一部変更となった。後期研修4年間のうちの当初2年間において、専門医制度委員会で承認された眼科研修プログラムのもと、施行細則第8条第1号あるいはそれに準ずる研修施設で1年間以上の研修を行うことが義務付けられた。新潟大学医歯学総合病院は日本眼科学会専門医制度規則施行細則第15条第4号に該当する眼科研修プログラム施行施設(認定第1056号)として平成18年6月に承認された。これは新潟県内で唯一の研修施設である。

関連病院

新潟県内のほぼ全域の眼科医療を担っています。
こちらをご覧ください


後期研修担当診療科の説明と研修の特徴

後期研修担当科の理念等

全人的医療の実践に必要な眼科疾患の知識を習得し、診療で遭遇する眼科疾患およびその病態に適切に対応できる診療能力を習得する。

施設の概説

新潟医学専門学校が明治43年に創設され、眼科学講座の設置が定められて、初代教授として京都帝大より医学博士菅沼定男教授が赴任されたのが、新潟大学眼科学教室の誕生である。第2代熊谷直樹教授、第3代三国政吉教授、第4代岩田和雄教授を経て、平成5年9月1日阿部春樹教授が第5代眼科主任教授となり、現在に至っている。緑内障の基礎的・臨床的研究は世界的にも有名である。また緑内障のみならず、網膜・硝子体、角膜・感染症、斜視・弱視、神経眼科、腫瘍・形成、ロービジョンなど多数の眼科専門医を揃え、充実した後期研修を受けることが可能である。

後期研修の特色

新潟県下唯一の大学病院で、県内および県外に多くの関連病院(県内:36、県外:2)を持ち、県内の開業医の先生もほとんどが同窓生であり、良好な病診連携が取られている。新潟県内におけるあらゆる分野の眼科疾患患者の紹介や相談を受け入れており、現在の一級の水準で対応できる体制を維持している。在京の大学病院では専門分野に特化して特色を出していることと大きく立場が異なり、眼科全分野の臨床習得に好ましい環境になっている。


処遇

後期研修を開始した場合の待遇や医師賠償責任保険、宿舎等について

新潟大学医歯学総合病院内での研修では医員としての待遇が基本である。その他、週に1、2回の外勤(他病院の外来や手術助手)を行う。外勤を行う病院やその種類、経験年数により外勤からの収入は異なる。関連病院に出張した場合は、出張する病院での勤務形態(常勤かどうか)とその病院での時間外勤務の量により収入は変動する。医師賠償保険は、眼科医師として団体保険に加入し保険料を支払うこととなる。新潟大学医歯学総合病院内での研修や関連病院に出張した場合には住宅は個人で用意しなければならない。出張病院が住宅を準備する場合もある。


後期研修プログラムの概略

研修プログラムの概略図

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眼科領域のあらゆる疾患に対応できる眼科医の育成が卒後研修の目標である。病棟は疾患別に、緑内障班、網膜・硝子体班、角膜移植班、斜視・弱視班、白内障班、神経眼科班、腫瘍・形成班に分かれている。
当科における一般的な研修コースは、後期研修1年目は全ての診療班を1年間かけてローテートし、眼科全般にわたる基礎を習得する。2年目以降は関連病院においてレーザー治療、白内障手術をはじめとする眼科手術などの幅広い研修を行う。眼科専門医コースでは、その受験資格として4年間の後期臨床研修、手術経験、学会発表、論文執筆が必要とされ、スタッフらが指導するので、資格取得に有利である。
大学院大学として、緑内障・神経眼科に関しておびただしい基礎研究実績がある他、網膜・硝子体、角膜・感染症、斜視・弱視、腫瘍・形成、ロービジョンなどの分野からの臨床研究がなされている。博士課程コースでは、基礎医学の教室と密接な関係にあり、眼科臨床研修を継続しながら、医学博士を取得することができ、専門医とともに将来開業した際に標榜することができる。大学院在学中に臨床面が疎かにならないように週に1度は外来診療を行い、臨床研究も合わせて行う。
平成元年より始まった日本眼科学会専門医認定試験の全国平均合格率は70-80%程度であるが、当科の受験者の合格率は100%であり、全国平均を大きく上回っている。第18回日本眼科学会専門医認定試験(2006年)では試験合格率は63.8%と過去最低であったが、当科からの5人の受験者は全て合格した。このことから当科における研修体制が眼科専門医養成という目的にとって理に適ったものであることを示している。
研修プログラム卒業後、眼科専門医取得後も当大学と緊密な関係を取ることで大学と連携医療を行い、お互いにレベルアップすることが可能である。また新潟県眼科医会との連携のもとに年数回「臨床眼科研究会」などの教育的セミナー、年2回の同窓生の発表会「集談会」などで生涯教育を行っている。

連絡先

新潟大学医歯学総合病院眼科総括医長・長谷部日(はせべひるま)

TEL:025(227)2296
FAX:025(227)0785
E-mail:hirumah@med.niigata-u.ac.jp