Zurich通信

当教室の大橋瑠子先生は2017年3月下旬からスイスのチューリッヒ大学のInstitute of Pathologyに1年間の予定で留学されています。大橋先生のチューリッヒでの研究や生活のお便りを不定期でお届けします。


Zurich通信 その5

 チューリッヒに来て、半年が過ぎました。来て1-2か月で慣れたつもりでしたが、実際には最近になって周囲とコミュニケーションが取れるようになった感じがします。幸いなことにうちの職場では人種差別がなく、純粋に仕事で評価してもらえるのがありがたいです。アメリカのみならずスイス・ドイツでも他の大学やラボでは人種差別が時折あるそうです。


 腎癌研究グループに配属されているというのは過去に触れた通りです。所長でボスのMoch教授は非常に忙しいので彼が相手できない間にも私が研究や勉強を勧められるようにと腎癌研究グループのリーダー兼バイオバンク部門長をしているDr. Peter Schraml HansというPhDの先生を紹介され、病理標本の鏡検以外は彼に聞いて仕事をしています。ここではProfessor Moch以外はfirst nameで呼ぶルールらしいので郷に入れば郷に従えで彼のことはPeterと呼んでいます。新潟の病理部の梅津先生に雰囲気や性格が似ています。ボスとPeterとの関係性を見ると非常に効率的な分業がなされています。2人は同世代で、バーゼル大学にいた頃からもう20年以上ペアを組んで仕事をしてきたそうです。


 部門の名前が示すように、新潟での私の所属部署である病理組織標本センターの業務内容に近いので、その意味でも勉強になっています。勉強と仕事を兼ねて腎癌約1200例の組織型の再診断と免疫染色のデータ整理をし、病理番号照合を技師さんと行い、嫌色素性腎細胞癌と乳頭状腎細胞癌に関する研究テーマをいただいたのでDNA実験や解析をしつつ、合間に他研究室からの依頼の共同研究の免疫染色の評価をする、といった感じです。Tissue microarray 3基、バーチャルスライド、クライオスタット、病理標本作製の系があります。専属の技師さんは若く美しい女性2人です。診断部門の技師さん達とは別に動いています。


 Institute全体で教授6名 (うちPhD2名)、病理専門医 (上級医Oberarzt/ Oberärztin) 16名、研修医は17名います。外病院からの依頼を併せて病理解剖は年間300件弱、プローベが約6万件あります。いわゆる病理センター化して可能な限り病理医と近隣の病院の検体を集め、効率化を図っているそうです。専門医試験受験に必要な年数は最低5年で日本と同じですが解剖は100件必要で、うち20件は小児・新生児の解剖を含む必要があります。とても大変そうです!その代わり試験が年2回または3回あります。一回の試験での受験人数を6人に限定して質の高い試験をするためと、スイスも病理医不足なので基準を満たしたらさっさと受験させて専門医として働いてもらうためらしいです。


 このあたりは主に、スイスで一番の友人で同世代の病理専門医であるDanielaから聞きました。彼女は肝胆膵が専門で、消化器・肝臓が専門で副所長のProf. Achim Weberのグループで研究をしています。面倒見が良く子煩悩でちょっと下ネタ好きな専門医のPeterは小児病理と男性生殖器が専門で、彼は新潟県立がんセンターの川崎先生に雰囲気が似ています。アルプスの少女ハイジにもハイジの友達のペーターが出てきますが、いかにスイスでポピュラーな名前かがわかると思います。スイスの病理医は日本と同じく原則general pathologistで、当院では全病理医が当番制で全臓器満遍なく担当しますが、各専門医が上記のように2つほどの専門分野を分担して全分野をカバーし、もし難しい症例があれば各分野の担当病理医にコンサルトすると大体解決できるようにしているそうです。


 Danielaは「病理の仕事のいいところは他の科と違って色々な臓器を見ることができるから毎日違うことがあって飽きないことよね。その代わり土日も時々大学に来ないとだけど。でも土日って問合せ来ないし検閲も来なくて静かだからいいのよね」と言います。スイスでは研修医でも夜6時過ぎには帰り土日完全オフが普通なので、彼女はここでは極めて稀な仕事大好き人間です。私より活動的かもしれません。私を一目見た瞬間に何か自分に近いものを感じて声をかけたのだそうです。「Riuko、毎日腎癌ばっかり見て退屈してない?大丈夫?」と心配して、時々自分が悩んだ症例の標本を持ってきてくれます。さすがにその心配は杞憂なんですけど、いろいろな標本が見れて彼女とdiscussionできるのはとても嬉しいことです。彼女はこの10月からノルウェーのオスロに留学に出たので少し寂しくなりました。頑張って仕事をして帰ってきて欲しいです。


 あと3週間で一時帰国です。それまでに研究がひと段落するのかいささか不安ですが、頑張ろうと思います。


(2017年10月6日 大橋 瑠子 記)


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写真1:Danielaと一緒にチューリッヒ近郊のユトリベルク山に登ったときの写真です。

ユトリベルク山

写真1:Danielaと一緒にチューリッヒ近郊のユトリベルク山に登ったときの写真です。


チューリッヒの街並とチューリッヒ湖

写真2:ユトリベルク山から見えるチューリッヒの街並とチューリッヒ湖。実は拡大するとちゃんと中央にチューリッヒ大学病院と官舎とチューリッヒ工科大学が見えます。


風景写真

写真3:ユトリベルク山の山肌の雪と左手にチューリッヒ湖、遠くに見えるアルプス山脈



Zurich通信 その4

 チューリッヒに来て5か月が経ちました。前回のレポートのあと、振り返れば2か月があっという間に経過してしまいました。といっても、あくまでも振り返れば、であって、語学が十分に出来ない自分、実験をやれば失敗する自分、なかなか学習成果が上がらない自分、そして極め付けは「日本人である自分」への劣等感、罪悪感、焦燥感に時に押し潰されそうになり、渦中は長い時間に感じて苦しい思いをしました。


 カンファの内容をもっと理解したい、コミュニケーションを円滑にしたいと思うと、語学の出来が悪い私はどうしてもある程度の時間を語学に費やさないとなりません。しかし、語学の勉強をすればその最中は病理そのものの勉強や仕事をできないわけです。こちらの医局には様々な国籍の人がいますが、わざわざ勉強しないとならないような語学レベルにあるのは私だけです。それに日本ではきっと臨床病理の先生方はみんなもっと働いているんだろうなあと思うと、100%の時間を病理に使うことができない自分が申し訳なく、劣等感、罪悪感、焦燥感がごちゃ混ぜになった気持ちになります。日本にいた間に友達とお酒を飲んだり趣味のトランペットを吹いたりしていた時間をもっと語学に使うべきだったのかとも思いましたが、その一方で、日本とスイスの言語教育システムが全く違うので日本で勉強しても頭に入ってこなかったことがこっちのシステムに乗るとすんなり身につく(勿論ある程度の基礎的な英語力と学習意欲があることが前提です)という事実が歴然と存在します。仮に日本でより多くの時間を語学に費やしていたとしても、スイスに来た時点以上の語学力は望めなかったと思われます。そして、日本以外の出身国の人達が教育システムと言語構造の違い故に多言語を日本人より簡単に習得できることに、羨ましさと同時に自分が日本人であることに対する劣等感を感じてしまいました。


 街へ出たら出たで、ただ歩いていただけなのに通りすがりの男性からすれ違いざまにドイツ語で「黄色は地獄へ落ちろ!」と耳元で怒鳴られる(しかもこんな時に限って聴き取れる)、レストランの店員から「つり目ポーズ」をされるなど、アジア人差別の洗礼に遭いました。ニュースで見ただけではそんなに嫌なものなのかな、と思っていたのですが、実際にされてみると良い気はしないものですね。でもレストランではその後その店員さんから片言の日本語で話しかけられ、700円もするケーキを無料サービスされたので、どうやらジェスチャーは日本人への親しみをこめてだった?ようです。


 少なくともチューリッヒでは、アジア人という人種的理由だけで生命の危険にさらされることはありません。テロが相次ぐ現在のヨーロッパ情勢において命さえあればもうけものといえます。よく考えれば、劣等感・罪悪感・焦燥感いずれも自分の心が作り出すものです。感じなくするには思考停止して勉強をやめるか、勉強するかの2択しかありません。語学の勉強をすることに罪悪感はあろうとも、勉強しなければ病理の方にも効率低下という形で悪影響が出ますからその方がもっと悪いので、やはり避けて通ることはできないように思いました。出自やこれまで受けた教育や経歴は変えようがありません。大切なのは「今、目の前のことを全力でやる。」それだけである。と考えるようにしたことや、パワーポイントがあればドイツ語のみのプレゼンでも大筋理解できるようになったこと、論文につながりそうな成果が少しずつ出てきたことで、最近は少し気持ちが落ち着いてきました。しかしこれから先、スイスにいる間も日本に帰ってからもきっとこの劣等感や罪悪感や焦燥感は事あるごとに何度も頭をもたげてくるでしょうし、ずっと一生付き合わないとならないのでしょう。


 スイス建国記念日の8月1日を挟んで2日間夏休みをもらい、東邦大学法医学の長谷川智華先生と一緒にローザンヌに行きました。ローザンヌ大聖堂の前でアルプホルンの演奏を聴く機会に恵まれました。さらに休憩時間に奏者の方にお願いして初めてアルプホルンを吹かせてもらいました。アルプホルンは吹奏感がホルンよりトランペットに近いので割と簡単に吹けたのですが、即興演奏をしたら地元の人達から拍手を頂いてしまいました。奏者の方達から入れ代わり立ち代わり「なんでそんなに上手いんだ?!いつどこから来たの?スイスに住んでいるの?スイスで働いているの?え、医者なの?!スイスは好きかい?そうかい頑張ってね!ローザンヌにまた来てね!」と質問攻めにあいました。本物の奏者じゃないのに拍手をもらっちゃってごめんなさいと思いつつも、国際交流ができて喜んでもらえたようなので良かったです。


 11~12月の2か月間は一時帰国を予定しています。それまで残り2か月を有意義に過ごせたらと思っています。


(2017年8月28日 大橋 瑠子 記)

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ローザンヌ大聖堂

写真1:ローザンヌ大聖堂


大聖堂のステンドグラス

写真2 大聖堂のステンドグラス


アルプホルンを演奏する地元の人々

写真3 アルプホルンを演奏する地元の人々


初めてアルプホルンを吹きました

写真4 初めてアルプホルンを吹きました


アルプホルンを演奏する地元の人々

写真5 レマン湖クルーズのボートから見るローザンヌの街



Zurich通信 その3

 チューリッヒに来て3か月が経ちました。限られた時間をなるべく仕事と勉強に充てたいという気持ちからランチは毎日病院の食堂でスイス現地の食事を食べていたのですが、きっかり2か月経ったところでやって来ました、環境変化ストレス?食べ物限定のホームシック?の波が・・・。もともと乳糖不耐症気味+合わない油だとお腹を壊すことがある(例えば日本でも特定のラーメンだけお腹を壊す)体質ではあったのですが、ここに来て悪化したらしく、乳製品・油たっぷりの現地の食事を食べると高頻度で胸やけしたりお腹を壊したりするようになってしまいました。病院から官舎まで近道を使うと5分とかからないと判明したので今は3食とも極力自炊しています。いいのか悪いのか、ちょっと値段が張るレストランだと外食しても大抵大丈夫なので、良質で新鮮なものを食べたかったらお金を出せというのがスイスは日本よりも極端なのかもしれません。


 3か月間の学問面での変化は、(1) 腎癌約1000例の病理レビューが終わり、組織型の鑑別ポイントを理解した.(たぶん)(2) 簡単なドイツ語がわかるようになった. (3) それと同時にカンファの時に染色名を聞きとれるようになった. の3点です。


(1) は留学のメイン目的の1つですので少しは病理診断が上達しないと何しに来たのかというお話ではあります。Moch先生が腎癌の診断をされるときは殆どHEのみです。確認の免疫染色はあっても1枚か、多くて3枚前後に留まります。今思えば、留学直前に経験した嫌色素性腎細胞癌、eosinophilic variantなど何例かで組織型判定に困り、何枚も特殊染色を施行してしまったのは医療経済を考えると大変申し訳なかったと反省しきりです。


(2)(3)について、チューリッヒは概ね英語が通じますので当初はドイツ語を勉強しないつもりでした。が、ほどなくして、カンファで染色名が聴きとれないことを残念に思うようになりました。ツェーデーノインウントジーベンツィヒアー neunundsiebenzig aでCD79a、ツェームファウ でCMVと、最低限の数字やアルファベットが聴きとれないと周りの先生に尋ねているうちに次の標本に進んで見逃したりします。4月末から週2回18:30~21:00にドイツ語学校に通い始め、最近少しだけドイツ語が理解できるようになりました。語学学校は日本語で教えるコースはなく英語かドイツ語のみですので、結果的に英語の勉強にもなっているようです。


写真は官舎の自分の階から写したものです。前回書いたように官舎はなかなか激しい場所ですが、景色は綺麗です。スイスに梅雨がありませんのですっ飛ばして今が真夏です。日本は梅雨で雨と湿気で気分の塞ぎやすい時期かと思います。早く夏が来るといいですね!


(2017年6月21日 大橋 瑠子 記)


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チューリッヒ湖とアルプスの山々

写真1:チューリッヒ湖とアルプスの山々


チューリッヒ大学病院のヘリポートに降り立つドクターヘリ

写真2:チューリッヒ大学病院のヘリポートに降り立つドクターヘリ。赤い機体が写真中央やや左上に見えますでしょうか。日中のみならず真夜中も飛んでいます。


ドクターヘリ拡大

写真3:写真2のヘリを拡大しました。


Zurich通信 その2

 チューリッヒに来て約1か月が経ち、やっとこちらでの生活と職場に慣れてきました。


 大学から官舎を斡旋され、家具付きシャワートイレキッチン洗濯機共用で家賃月750スイスフラン (約8万3千円) の部屋に住んでいます。チューリッヒの一般アパートは殆どが家賃月10万円以上しますのでそれよりは安いのは確かです。スイスのアパートは洗濯機共用が一般的なのは以前から知っていたのですが、官舎ならこの金額でもシャワートイレキッチンが自室につくのか?と思いきやそうではないことにまず驚きました。シャワーとトイレが自室につくと官舎でも月12万円以上するそうです。自分も含めスイス基準ではそこまで裕福でない外国人留学生向けの官舎なためか夜中までうるさかったり、シャワー帰りの裸の男性に廊下で遭遇したり、さらには時々洗濯場から服が盗まれたりします。官舎のあちこちに「私のお気に入りのセーターが盗まれた!返して!」というポスターが貼られています。その割には共用の干場にパンツからブラジャーまで平気で干している人がおりカルチャーショックを受けました。チューリッヒの街中は治安が良く、電車やお店で隣の席にバッグを置いても平気なくらいなので、かえってうちの官舎の中の方が街中より治安が悪い?かもしれません。そんなわけでなかなか激しい生活を送っています。


 Institute of Pathology and Molecular Pathology内は臨床病理部門のほか、腎癌研究グループ、内分泌グループ、神経病理部門などに分かれておりグループ毎に出勤時間もミーティングも異なります。私は腎癌研究グループですが、勉強のために臨床病理部門の検討会への参加を許可して頂いています。臨床病理部門では月~木曜は8時15分より「consensus meeting」と称する検討会があり、15~30分程度皆で同じ標本数例を見て目合わせすることから朝が始まります。月曜は剖検例や切除例の肉眼提示、火曜~木曜は前日の剖検例の概要報告があったのちに約10名の病理専門医で週毎に担当を回して各自の専門分野の典型例数例を供覧します。1週目は胚細胞腫瘍、2週目は細胞診、3週目は婦人科腫瘍、4週目はHIV関連腎傷害(マニアック!)という具合でとても勉強になります。新潟大学の臨床病理でいうところの木曜の本山先生講義と隔週金曜朝の外科病理勉強会を毎朝少しずつやっているような感じです。木曜はそれに抄読会が加わります。金曜は毎週朝8時から外部講師による講義が行われます。ほかに火曜11時から細胞診検討会、水曜11時45分から病理医と臨床医が出席する解剖例マクロ検討会があります。


 写真は私のオフィスから出た廊下から外を写したものと、その後建物から出て目の前のチューリッヒ工科大学を写したものです。時計は8時10分をさしていますがこれは朝ではなく夜です。元々緯度の高さ故に日が長く、さらにサマータイムで1時間早いので夜9時過ぎまで明るいのです。曇りや雨雪の多さは新潟に似ますが日照時間は全く違い、新潟よりも鬱になりにくい気がします。新潟では病理学会とGWが終わって少しずつ暖かくなり各自の仕事に集中できる季節の良い時期かと思います。お互いにがんばりましょう!


(2017年5月8日 大橋 瑠子 記)

オフィス

チューリッヒ工科大学

Zurich通信 その1

 縁あってこの春からチューリッヒ大学のInstitute of Pathologyに留学の機会をいただき、2017年3月21日 (火) 成田発、同日夜チューリッヒに到着してから約2週間が経ちました。やっとここでの生活に少し慣れてきたところです。新潟県の病理医は決して十分な数とはいえず、ただでさえも一人一人がお忙しい中、私が新潟を離れている間の仕事をお引き受けくださり、快く送り出してくださった味岡教授をはじめ諸先生方に心より感謝を申し上げます。


 チューリッヒの公用語4つあり、ドイツ語人口が最も多く、次いでフランス語、イタリア語、ロマンシュ語で、大学の日常病理診断はドイツ語です。私が研究に従事している分子病理のラボは公用語が英語です。チューリッヒのどこでも概ね英語が通じますが、普段の診断がドイツ語なだけに医師が必ずしも誰もが英語が得意なわけではないそうで、それでも皆さん気を遣って英語で話しかけてくださいます。まあ日本人と同じです。お互いnativeじゃなくても頑張れば通じますし、なんといっても病理像は世界共通です。カンファレンスで私がドイツ語がわからなそうにしていると、新潟大学の臨床病理学の先生方が留学生の先生にされていたように、英語で説明してくださる先生もいらっしゃるのでとても助かっています。


 留学先のボスであるHolger Moch先生は2016年刊行の腎癌のWHO分類のTop editor 兼 authorを務めた先生です。そこで、まずは腎癌の病理をより深く理解すべく、他のメンバーが次世代シーケンサー解析を進行中の過去の腎癌手術例について病理組織の再鏡検を行っています。この一週間で180例ほどreviewしました。これだけ集中して見ると腎癌の病理がわかったような余計に混乱してわからなくなったような・・・この長いトンネルを抜けたら明るいところへ出るのでしょうか。


 過去に数日間チューリッヒのホテルに滞在したのとは全く異なり、実際に住んでみるとカルチャーショックが山ほどあります。あまりにも多過ぎて、もうここまで来ると笑うしかないと思うくらいです。なので、落ち込むのは一瞬にしてあとは一人突っ込みとリアクションをしてちょっとしたトラブルも楽しむように心がけています。おかげで今のところホームシックにはなっていません。追々、レポートしたいと思います。


 写真は私の職場のデスクから見えるチューリッヒ大学の桜です。チューリッヒの気温は新潟とほぼ同じですが体感温度は東京よりも暖かく、ご覧の通り既に半分葉桜です。新潟はこれから桜が満開を迎えるまだ肌寒い時期と思います。季節の変わり目で体調を崩されぬようどうか気を付けてお過ごしください。


(2017年4月4日 大橋 瑠子 記)

チューリッヒ大学の桜
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