新潟大学医学部小児科学教室 Niigata University School of Medicine Department of Pediatrics

IDEAを持ち続ける小児科医

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循環器グループ - 診療・研究班

循環器グループ(星名、沼野、鳥越、小澤、塚田、堀口)

先天性心疾患、不整脈、心筋疾患、川崎病の冠動脈後遺症、肺高血圧症の診療にあたり、年間約90例の新患患者を受け入れています。検査としては、経胸壁心エコーを年間約1300件、心臓カテーテル検査を年間約150件、さらに64列CT、MRI検査、核医学検査、トレッドミル運動負荷試験等も行っています。

  1. 先天性心疾患
    あらゆる先天性心疾患の診療にあったていますが、近年では以下の診療にも力を注いでいます。
    胎児心超音波検査(高度先進医療)を当院産科、周産母子センターと協力して進めています。県内の産科で胎児に心疾患の疑いがあった場合に紹介を受け、検査を行っています。新生児期に医療が必要な場合は、当院で出生後、NICU(新生児集中治療室)に収容しています。
    成人期の先天性心疾患の医療に積極的に取り組んでいます。当院でも成人先天性心疾患患者は、年々増えています。現時点では、成人先天性心疾患の特別外来は設けていませんが、第二外科(呼吸循環外科)、第一内科(循環器内科)と連携して診療にあたっています。
    カテーテル治療も行っています。肺動脈弁狭窄、大動脈や肺動脈の狭窄、動脈管開存等に対し、バルーン拡大術、ステント留置術、コイル塞栓術を行っています。
  2. 不整脈
    先天性完全房室ブロック、WPW症候群、QT延長症候群、Brugada症候群など小児期に発見された様々な不整脈の診療を行っています。第二外科(呼吸循環外科)、第一内科(循環器内科)と連携し、ペースメーカーや植え込み型除細動器の植え込みを行い、カテーテル焼灼術も行っています。
  3. 心筋疾患
    肥大型心筋症、拡張型心筋症、心筋炎などの診療を行っています。劇症型心筋炎では、第二外科(呼吸循環外科)と連携し、体外補助循環を用いた救命処置を行っています。
  4. 川崎病の冠動脈後遺症
    急性期に治療抵抗性で冠動脈後遺症を残した症例の紹介を受け、診療にあたっています。
  5. 肺高血圧症
    小児期に発見された様々な肺高血圧症の診療を行っています。エポプロステノールの在宅持続静脈注療法の導入、管理も行っています。