新潟大学医学部小児科学教室 Niigata University School of Medicine Department of Pediatrics

IDEAを持ち続ける小児科医

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代謝・内分泌グループ - 診療・研究班

代謝・内分泌グループ(長崎、小川、佐々木、柴田)

メンバー

  • 長崎啓祐(医学博士、小児科学会専門医、日本内分泌学会(小児科)専門医・指導医、日本糖尿病学会専門医、日本甲状腺学会専門医、臨床遺伝専門医)
  • 小川洋平(医学博士、小児科学会専門医、日本糖尿病学会専門医・指導医)
  • 佐藤英利(医学博士、小児科学会専門医)

内分泌・代謝グループでは、以下のような、診療、研究、社会貢献活動をおこなっております。日本内分泌学会認定教育施設、日本糖尿病学会認定教育施設(申請中)であり、両学会の専門医も取得が可能です。また、新潟県内で唯一の肥満症専門病院でもあります。また、臨床研究による大学院教育も行っております。ご興味のある方は、是非御連絡ください。一緒に診療、研究、社会貢献活動をしましょう。

診療実績

小児の内分泌・代謝疾患であれば、なんでも受け入れております。新潟県の小児内分泌疾患・小児糖尿病・先天代謝異常症の診療の砦として診療にあたっております。

2004年から2012年まで9年間で1114名の新患患者があり、成長障害(低身長、体重増加不良など)253名、甲状腺疾患(先天性甲状腺機能低下症、バセドウ病など)260名、思春期異常98名、視床下部下垂体疾患26名、副腎疾患46名、副甲状腺疾患・カルシウム代謝異常24名、性腺疾患38名、糖尿病・尿糖陽性126名、肥満、脂質異常症116名、先天性代謝異常症44名などです。

新患のほぼ100%は紹介患者であり、各医療機関から紹介の他、新生児マススクリーニング、学校糖尿病検診、小児生活習慣病健診、各学校(低身長、肥満、やせなど)からの紹介患者が多いです。新潟県内の新生児マススクリーニングと新潟市学校糖尿病検診の有所見者のほぼ全員を内分泌・代謝グループで診断、治療を行っています。また、遺伝子診断が可能な疾患が疑われる場合は、積極的に遺伝子診断を行っています。

臨床治験参加実績

積極的に臨床治験に参加しております。これまでは、成長ホルモン(軟骨異栄養症、SGA性低身長、ヌーナン症候群)、インスリン製剤(インスリンリスプロ、インスリンデグルデク)、経口糖尿病薬(メトホルミン、ミグリトール)、思春期早発症治療薬(スプレキュア)、低血糖治療薬(ジアゾキサイド)、高脂血症薬(ピタバスタチン)に参加してきました。

関連病院での内分泌専門外来診療

国立病院機構新潟病院、新潟県立新発田病院、新潟県立中央病院、新潟県立六日町病院、鶴岡市立荘内病院、新津医療センター病院で専門外来を行っています。曜日、時間などは各医療機関へお問い合わせください。

研究

以下のようなテーマで、主に臨床研究を行っております。

  1. 小児の生活習慣病の病態の解明と効果的な診断法と治療法の確立、Developmental origins of adult health and disease (DOHaD、Barker説)に関する臨床疫学研究
  2. 先天性甲状腺機能低下症、21水酸化酵素欠損症に関する臨床的分子遺伝学的検討および臨床疫学研究
  3. 先天性内分泌疾患及び先天性奇形症候群に関する臨床的ならびに分子遺伝学的解析
  4. 新潟県内の1型糖尿病の発症と予後に関する臨床疫学研究
  5. 小児脳腫瘍、小児がん経験者(CCS)における内分泌学的な晩期障害に関する研究
  6. 小児生活習慣病健診と学校糖尿病検診

自治体、医師会が実施している小児生活習慣病健診を支援しています。現在は、見附市の小児生活習慣病健診(小4と中1の希望者)と血圧健診(小中学生全員)、五泉市の小児生活習慣病健診(肥満児対象)、新潟市の小児生活習慣病健診(小4と中1の希望者)、新潟市学校糖尿病検診の精密検査に協力しています。

新潟小児糖尿病キャンプ

糖尿病サマーキャンプとは、小児の1型糖尿病患者が自身の糖尿病について学習し、糖尿病のある人生を歩んでいくためのスキルを身につけ、同じ1型糖尿病の仲間をつくるための合宿で、患者教育の原点と言われています。内分泌・代謝グループでは、日本糖尿病協会と新潟県の1型糖尿病患者会のペガサスの会が主催しているキャンプ(毎年8月、3泊4日)の運営を支援しております。歴史のあるキャンプで、平成25年で第32回を数えます。キャンプの運営には、県内の有志・ボランティア(新潟県立大学人間生活学部健康栄養学科教官学生、新潟薬科大学薬学部教官学生、新潟県内の看護師、管理栄養士、看護学生など)の協力を頂いております。高校生以下の患者さんを対象にしております。多くの方の参加を期待しております。

平成25年で第32回を迎えます。対象の方は、是非ご参加ください。