新潟大学大学院医歯学総合研究科 小児外科学教室


気軽にご相談くださいコーナー

身近なトピック

包皮がむけない

新生児は包皮がむけないのが普通です。しかし、生後6ヶ月を過ぎると徳利のように締まっていた包皮が少しずつゆるんできて、翻転させると外尿道口がみえるようになってきます。1歳を越えても、包皮先端が締まっていて、おしっこが真っすぐ飛ばない、包皮のなかにおしっこが残ってしますような場合は、真性包茎で治療が必要になることがあります。現在の包茎の治療は、外観は手術する前とほとんど変わらない状態で、翻転ができるようにします。

鼠径部が膨れる

鼠径部(足の付け根でお腹との間の部分)がふくれる場合は、鼠径ヘルニアといって、お腹の中の腸が鼠径部に飛び出す病気の可能性が高いです。膨れた部分を手で押さえるとグジュと音がしてお腹の中に引っ込む場合は、ヘルニアに間違いありませんが、コリコリとしたものの場合は、女児であれば卵巣が出ている場合があります。リンパ節炎もコリコリとした固まりを作ります。ヘルニアは、手術をすれば治る病気ですが、安全を考えて通常4〜6ヶ月で手術をしていますが、嵌屯といって腸の血行がわるくなるような特殊な場合は、整復後早期に手術をしています。

うんちがでにくい

子供の訴えで多いものに便秘があります。小児外科では、外科的に治療の必要な便秘症(ヒルシュスプルング病)があるために、必要があれば直腸肛門内圧検査(お尻に細い管を入れた圧をはかる安全な検査です)や注腸検査(お尻から造影剤を入れて大腸の形を調べる検査)や直腸粘膜生検(お尻から大腸の粘膜を少しだけ取り出す検査で少し出血しますが簡便で安全な検査です)を行い、行い治療方針を決めています。便秘にもいろんな種類があり、漢方、緩下剤、整腸剤を用いた幅広い治療を行っています。

胸がひっこんでいる

胸の変形は、飛び出している鳩胸とひっこんでいる漏斗胸があります。漏斗胸が高度の場合は、心臓を圧迫したり肺活量が少なくなったりいろんな障害がでることがありますが、通常は美容上の問題点から手術になります。治療法としては、胸の中に金属のバー(細長い棒)を入れて胸を持ち上げるナス法(ナスは考案した医師の名前です)が良く行われています。しかし、変形が高度の場合や非対称性の変形では工夫がいります。バーは約2年間入れておく必要があります。私たちはCTという画像検査で変形の評価を行い手術適応を考えています。

臍がでっぱる

でっぱったお臍をおさえてやるとお腹の中に引っ込む場合は、いわゆるでべそです。臍の下の腹壁がまだうまく合わさっていない為に腸が飛び出す病気です。鼠径ヘルニアと異なり、嵌屯というでている腸が戻らなくなって血行が悪くなる事はまれです。自然に9割は1歳までに自然に治りますが、飛び出しが高度であった場合は、皮膚が飛び出した形で治ってしまい、外見上の理由から手術が必要になる事があります。今は、テープででないようにするテープ固定も行っています。

神経芽腫のマススクリーニング

神経芽腫のマススクリーニングは、昨年より休止となりましたが、新潟県では有料で検査を行うことができます。検査料金は税込みで3,000円です。もっと詳しくおしりになりたい方は下記までお問い合わせください。

(財)新潟県保健衛生センター神経芽細胞腫担当へ TEL.025-267-6326

←ホームへ ↑ページの先頭へ


Copyright © 2006 Niigata University Pediatric Surgery. All rights reserved.