新潟大学大学院医歯学総合研究科 小児外科学教室


小児鼠径ヘルニアの鏡視下手術

小児の鼠径ヘルニアのうち、女児に対して鏡視下(内視鏡)手術を昨年8月より始めました。おへその5mmの小さな創より内視鏡を挿入し、後は3mm程度の小さな創が下腹部に2カ所できるだけで手術が終了します。おへその創は縫って閉鎖しますが、それ以外の創はテープをはるだけです。片側でも両側でも創の数は同じです。従来法に比べて創は小さく、美容的に優れています。多くの経験を有する施設の報告では、従来の皮膚を切開して行う方法と再発などの治療成績に違いは認められていません。

特殊なLPEC針と呼ばれるヘルニア内視鏡手術のために開発された針を用いてヘルニアの入り口を糸で閉じてしまいます。図A矢印がお腹の中からみた鼠径ヘルニアの入り口の部分です。このようにお腹から鼠径部に腹膜の飛び出しがあるために腸が鼠径部に出てしまいます。図Bはヘルニアの入り口を閉じてしまったところです。腸のでる穴がとじられています。

興味ある方は、ご相談下さい。


図A


図B

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