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日本放射線腫瘍学会 in 大阪(2017年11月17-19)

今年は大阪駅に隣接した「グランフロント大阪 ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンター」を中心に開催されました。テーマは「放射線腫瘍学の役割拡大 ビッグデータ時代における挑戦」です。

大阪駅前行きのバスを降りた人が最初に思うこと「大阪駅前ってどこやねん?」

JR大阪駅と阪急梅田駅に分かれていますしそれぞれのビルが巨大なので、私も泊まるホテルに着くのに1時間近く彷徨ってしまいました。学会場もいくつかのビルに分かれていたため会場間移動に15-20分かかりました。とにかくあらゆるものがビッグでした。

自分の考えを整理して分かりやすく人に伝えることは、大事ですが難しいことです。今回の学会で一番面白かった口演は、小塚拓洋先生のアフタヌーンセミナー「入力を劇的に速くする! プロトコル名を用いたTheraRISの使い方」でした。病名や治療方針の名称を整理することが大事であることを、牧場を例に挙げてお話しいただきました。この数年間PowerPointでの口演をたくさん聴いてきましたが、間違いなくその中で5本の指に入る素晴らしいプレゼンテーションだと思います。

道頓堀での飲み会には入局を考えてくれている研修医の後藤先生が参加してくれました。放射線治療を志す仲間が確実に増えてきており、心強いです。

今年は中野先生、押金先生がJASTROの口演デビューでした。お二人とも落ち着いた安定感のある発表でした。来年は京都での開催ですのでまた頑張りましょう。

(文責 斎藤紘丈)

写真1ANA Star Wars Jet


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写真2ランチョンで発表する棚邊先生


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写真3ランチョンで発表する川口先生

写真4後藤先生が来てくれました!

写真5口演する中野先生

写真6街中のビリケンさんと中野先生

 

JASTRO 2017において注目の一般演題に選出されました(2017年11月10日)

医学物理士の棚邊です。JASTRO開催まで1週間となりました。昨日、JASTROgram-978のニュースにて、悪性神経膠腫グループの研究成果である『正常脳の正常組織障害発生確率を用いた悪性神経膠腫に対するVMATの適応基準の検討』が注目の一般演題に選出されました。注目の一般演題とは、査読評価が高かった演題を意味しており、初日、2日目あわせて計9つの演題のみ選出されていました。また、「VMAT照射の臨床的な適応について、NTCPに基づいた解析により明確な指標をしめした有益な研究結果」とのコメントをいただきました。高い評価をいただいていることに感謝し、グループを代表して、堂々と発表してきます。

同日には島津製作所のランチョンセミナー「動体追跡放射線治療の最新動向」の講演、翌日はポスター発表と今年も慌ただしいJASTROになりそうですが、日々の臨床・研究業務に活かせるような知見が得られるよう、しっかりと勉強して参ります。

JASTRO-gram 978(JASTRO大阪便りvol.1「大会1日目の見所」)はこちらから

(文責 棚邊哲史)

高橋先生 医学物理レジデントコース修了式(2017年10月5日)

ついにこの日が来てしまいました(涙)

2015年の10月から当院で医学物理レジデントとして勤務していただいた高橋春奈先生の修了式が行われました。日々の治療計画業務や研究業務では大変お世話になりました。ありがとうございました。札幌での北日本地方会で学術発表や討論はもちろんのこと、みんなで札幌市内や新千歳空港のグルメを満喫したのが昨日のことのようです。

どうぞ益々のご活躍をお祈り申し上げます。また遊びに来てくださいね☆☆

(文責 斎藤紘丈)

写真1修了式その1

写真2修了式その2

写真3集合写真

写真4終了証です!

アメリカ放射線腫瘍学会(ASTRO)総会(2017/9/23-27、サンディエゴ)

雲のトンネルを抜けると成田であった。

新潟大学国際会議研究発表支援事業に採択され、海津先生、棚邊先生、塩井先生と一緒にASTROに参加しました。海外旅行ならではのハプニングから教訓(?)を得ましたので、お役立ていただければと思います。

① 睡眠を中心に予定を立てる
ANAで新潟→成田→サンフランシスコ→サンディエゴと乗り継ぎました。成田空港と言えば新幹線と電車で3時間以上かけてたどり着く場所と思っていましたが、今回は新潟空港を出発して雲の中を1時間飛行し、あっという間に成田空港の国際線出発ロビーに着いたため、最初の感動の波が押し寄せました。そして、国際線の機内で唐沢寿明の『杉原千畝』を観てさらに感動し一睡もできなかったため、サンフランシスコに着いてからは座ると寝てしまうような状態でした。現地に着くのが午前から昼の場合は機内で眠ることに専念すべきです。飛行機のエンジン音は意外に大きく、途中で機内食も出るので、映画のストーリーを理解しようとすると収録時間の1.5—2倍かかることがあります。映画を観る際は短時間の作品を選ぶか、あらすじの確認程度にとどめましょう。

② 日本時間を意識する
日本とカリフォルニア州の時差は16時間あるので、日本時間午前2時に現地は前日の午前10時です。強烈な日差しの下でも脳は日本時間のまま眠っていました。日本時間の深夜に外出する際は十分注意しましょう。

③ 貴重品は体から離さず、その日使わないものはホテルの金庫へ
初日の朝に会場入り口でパンフレットが大量に入ったビニール袋を手渡され、そこに飛行機のeチケット、使用済み搭乗券と海外旅行保険証書を入れた状態で紛失してしまいました。時差ぼけで脳が眠っていたのでその時の記憶はありません。幸いホテルのカードキー、財布やパスポートは肩掛け鞄に入っていましたし、飛行機のeチケットは会場のプリンタで印刷できましたが、くれぐれも紙袋などに無造作に貴重品を入れないようにしてください。

失敗ばかりではなく楽しいこともありました。サンフランシスコ国際空港(SFO)からダウンタウンまではBART(Bay Area Rapid Transit)に乗って約30分で行けるので、十分な乗り継ぎ時間があれば(今回は6時間)短時間の観光も可能です。Embarcaderoで降りて東へ向かうとフェリーターミナルがあり、多くの人で賑わっていました。

教育講演では今年もHPV関連中咽頭癌が取り上げられ、朝8時から立ち見が出るほどの人気でした。出発前に進行頭頚部癌の化学放射線治療の重要な臨床試験の論文を読んでいたので大体の内容は理解できました。上・中咽頭癌に対してシスプラチン併用化学放射線治療を行うと治療成績が向上するのですが、重度の口腔・咽頭粘膜炎が起こり、終わっても思うように食事ができない人が少なくありません。今後の臨床研究に期待したいところです。

さて、自分のポスター発表ですが、過去に当科で低用量持続5FU併用または5FU+ CDDP併用化学放射線治療を受けた食道癌患者で治療効果と有害事象を解析しました。工夫した点は、生存時間分析でCox回帰分析に加えて新しい統計学的手法である傾向スコアマッチングを用いたことです。この方法はバイアスを低減し結果の信頼性を高めるとされています。ポスターの前に立っていると3人が来て英語で質問し、中には傾向スコアマッチングの独立変数の選択など統計手法に関する鋭い質問もありました。一昨年のASTROでは大多数のポスターが貼りっぱなしだったので今年はdiscussionが活発だったと思います。日常の診察では座ったまま患者さんを呼びいれることが多いので、ポスターの前を通りかかった人に声をかけ(営業活動?)、興味のありそうな人には内容を説明し、質問の意図を理解して簡潔に答えるのは良い経験になりました。

最終日の特別講演では、Natureに分子標的薬の乱用への警鐘を鳴らす記事を書いたVinay K. Prasad先生が演者でした。私はあいにく帰国日だったので帰ってからVirtual Meetingで視聴します。

写真1高橋先生ポスター


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写真2棚邊先生ポスター


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写真3斎藤ポスター


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写真4海津先生ポスター


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写真5夜のサンディエゴ会議センター


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写真6朝から超満員の教育講演

論文はこちら
Prasad V. Perspective: The precision-oncology illusion
Nature 2016 Sep 8;537(7619): S63. doi: 10.1038/537S63a.
http://www.nature.com/nature/journal/v537/n7619_supp/full/537S63a.html?
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現在のパスポートは2010年にドイツとフランスへの卒業旅行のため取得しました。2011年の当時はテロの脅威もそれほど深刻ではなかったと記憶しています。パリのラーメン屋で現地の大学生と食事をする機会があり、「君は医者になったら何をやりたいのか?」と聞かれて、「手術!」と答えたのですが、結局は全く違う道に進みました。医学部を卒業した直後は東日本大震災もあり、どの科に進むべきか迷っていましたが、地元の放射線医学教室に入局し、多くの方からの支援により今日まで無事に仕事することができました。これからも「何が問題になっていて、その本質はどこにあるのか」「自分たちに何ができるのか」を考えながら臨床研究と発表を続けていきたいと思っています。

(文責 斎藤紘丈)

写真7サンフランシスコフェリーターミナル

写真8路面電車

写真9成田空港へのプロペラ機

写真10私のパスポート

第26回日本定位放射線治療学会にて優秀演題賞を受賞しました(2017年6月30日)

去る6月30日、大阪市中央公会堂内にて第26回日本定位放射線治療学会が開催されました。

会場内は窓一面がステンドグラスであり、ヨーロッパの宮殿を思わせる素敵な造りでした。さて、当科からは「正常脳の正常組織障害発生確率を用いた悪性神経膠腫に対する強度変調回転放射線療法の適応基準の検討」(筆頭演者:医学物理士レジデント高橋春奈さん)という研究題目で棚邊が代理発表致しました。

質疑応答では脳外科医の先生からnon-coplanar VMATではどのような結果が想定されるかという鋭いご質問をいただきました。学会発表のほとんどは脳腫瘍に関する研究であり、医学物理士の私にとって普段接する機会が少ない脳外科医の知見にふれることができ、有意義な1日になりました。

後日、本演題が優秀演題に選出されたとの連絡がありました。ひとえに青山教授のご指導、高橋さんをはじめ共同研究者のご尽力の賜物と存じます。研究の詳細は日本定位放射線治療学会機関誌(2018年2月)に掲載予定です。

(文責 棚邊哲史)

写真1大阪市中央公会堂の概観

写真2発表会場風景

放射線部海開き(2017年7月14日)

どーも、ヒロタケです。連日真夏日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は、先日のくじ引きの結果2年連続で海開きの幹事になってしまいました!

金曜日の午後お休みを頂き、原○、チャ○ンジャーなど買出しに回りました。準備は大変でしたが、実習で回ってくれた学生の皆さんや職員の子供達にも参加してもらい、大変賑やかな会となりました。

来年こそは・・・

(文責 斎藤紘丈)

写真1技師幹事の皆さん

写真2集合写真

写真3学生の皆さん

写真4花火

第24回アジア太平洋癌学会(2017年6月22-24日)

新潟大学医学部JA新潟厚生連基金の支援を受け、ソウルで開催された国際癌学会に青山教授と一緒に参加しました。

最近は移動中は読書をするようにしています。今回はブラッドベリの『華氏451度』を読みました。本を読むことや持つことが禁じられた世界とそれに抵抗する人々を描いた名作です。特に老教授と主人公の対話は胸に迫るものがあり、自分が論文を書いている途中であったため、業績を残すことについて考えさせられました。

羽田空港国際線ターミナルを利用するのは初めてでした。お店が多く、とても居心地が良かったです☆

到着翌日に、Efficacy and Toxicity of Concurrent Radiotherapy and 5-Fluorouracil with or without Cisplatin for Squamous Cell Carcinoma of the Esophagus(食道扁平上皮癌に対する5FU単剤併用化学放射線治療と5FU+CDDP併用化学放射線治療の効果と毒性の比較)を発表しました。自分の番の前はとても緊張し、トイレに20分おきに行ったほどです。ただ、渡航前に論文を書く過程で重要な先行研究は把握していましたので、何を聞かれてもある程度答えられるだろうとは思っていました。英語での口演と質疑応答は初めてでしたが、プレゼンテーションを簡潔にまとめて分かりやすく発表し、質問の意図を正確に理解できました。

翌日の青山教授の発表のあと、Dr. Ahnのご厚意によりSamsung Medical Center Cancer Center, Dept. of Radiation Oncologyの見学がありました。リニアック9台、陽子線治療装置1台、放射線治療医10人以上!!日本と規模が違いますね。研究も精力的に取り組んでいるそうです。海外の放射線治療施設を見学する機会はなかなかないので、大変勉強になりました。

出張中に業務を代わっていただいた皆様に改めてお礼申し上げます。

(文責 斎藤紘丈)

写真1羽田空港国際線ターミナル出発階

写真2学会場メインロビー

写真3斎藤の発表

写真4青山教授の発表

写真5SMCの皆さんと

写真6SMC Cancer Center

写真7SMC放射線治療部門

写真11SMC若手スタッフと昼食

写真8SMC Proton Center

写真9SMCの陽子線治療装置

 

写真10新旧ソウルが混在する東大門エリア

新潟大学医歯学総合病院放射線部50周年記念(2017年6月3日)

新潟大学医歯学総合病院の放射線部は、1967年6月に創立され、今年で創立50周年を迎えました。これを記念して先日、放射線部50周年記念講演会・祝賀会を執り行いました。

放射線部とは、医学部所属の医局とは異なり、病院所属の一つの部門となります。放射線科医のみならず、技師・看護師・受付など、複数の職種が集まって成り立っている部門で、病院の中核を担っています。当放射線医学教室は、あと7-8年で、開講100年を迎えますが、その一足先に、病院の放射線部が設立50周年という大きな節目を迎えました。

場所はANAクラウンホテル新潟。いつも同門会(忘年会など)でお世話になっている会場です。

多数の参加者であることはわかっていたのですが、不慣れな分、準備・想定が行き届かず、受付に手間取ってしまい、皆様に迷惑をかけてしまったかもしれません。この場を借りてお詫びしたいと思います。

ます記念講演では、放射線科名誉教授・元放射線部部長の酒井邦夫先生から「在職中の放射線部」という演題でご講演いただきました。お話によると、日本で4番目に古い放射線部ということで、非常に歴史がある部門だということをしみじみと感じました。講演では、放射線部の歴史をメインにお話しされ、最後は最近の趣味の野鳥の写真や、老後の過ごし方などについてお話しされました。野鳥の写真は新潟県のコンクールで入賞される腕前になられたということで、何事を始めるにも年齢は関係ないんですね。

その後は、集合写真撮影からの記念祝賀会へ。

祝賀会は、学長・医学部長・副病院長・関連病院長など、多数の来賓の方々にお集まりいただき、これに医師・技師・看護師OBも加わり、総勢170名程度の盛大な会となりました。

青山教授の開会のあいさつに始まり、学長・医学部長・副院長から祝辞をいただき、古町舞妓の舞・歌を堪能してから、鏡開きで乾杯。歓談では、お世話になっている関連病院長に挨拶に行ったり、医局の先輩方と昔話に花を咲かせ、、。途中で、前教授や元技師長からも祝辞をいただき、和やかな雰囲気で進んでいきました。

いつもの同門会や放射線部の歓迎会・送別会とは比べ物にならない規模・人数で、非常に華やかな会で、楽しかったです。そして同時に、放射線部というのは、多くの方に支えられて発展してきた、歴史ある部門なのだなとしみじみと思いました。

昨年の春から準備を始めましたが、このような大きな会を手掛けたことはもちろんなく、何事も初めてのことで、いろいろ悩み・戸惑い、準備は大変でした。しかし、終わってみると、このような会の幹事をするというのは大変名誉あることだったのだなと、今更ながら責任の重大さに気付きました。さあ祝賀会の次は、記念誌の発行です。予定より作業が遅れてしまっていますが、なんとか頑張っていこうと思います。皆様のお手元に記念誌が届くまで、今しばらくお待ちください!!

写真1酒井名誉教授による記念講演


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写真2青山教授による挨拶


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写真3古町芸妓の舞


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写真4鏡開き

写真5集合写真

放射線部歓迎会(2017年4月21日)

放射線科医師、放射線部技師・看護師、病棟看護師など、放射線に関係する部門が集まった合同の歓迎会が開催されました。

場所はいつものジョイアミーア♪♪

新人は医師3名・・・・

・・・・・・他、多数の方を迎えることが出来ました。

なぜこんなにざっくり!?しているかというと、、

この後に控えている放射線部50周年記念式典の準備で忙しく、記事のアップが遅れてしまったため、詳細なことはすべて忘れてしまいました(‘ω’)ノ

みなさん、こういうのは忘れないうちに早め早めにやっていきましょうね。。。。

写真1放射線部歓迎会

医学部運動会 総合10位入賞!!(2017年5月20日)

最高気温28℃の炎天下で医学部運動会が開催され、青山教授、若手技師のほか放射線科病棟の若手看護師の皆さんにも多数参加していただきました。

序盤のリレーでハプニングがありました。
おそらく運動会のための練習量は医局内で一番の中野先生が、スタート直後に肉離れを起こしてしまいました。

大きな戦力ダウンでしたが、その後のマラソン、ムカデ競争、満腹競争、借り物二人三脚で放射線部の団結力を見事に発揮し、複数種目で上位入賞を果たしました。

総合順位は・・・何と・・・17チーム中10位!
ここ数年の最高順位ではないでしょうか。

帰ってからの筋肉痛と日焼け後の皮膚炎が怖いですが、この調子で頑張っていきましょう。

(文責 斎藤紘丈)

写真1集合写真1


写真2集合写真2

写真3ばっちりUVカット

写真4リレーのバトンパス

写真5ムカデ競争Aチーム

写真6ムカデ競争Bチーム

写真8マラソン7位

写真9ムカデ競争3位

写真10満腹競争2位

写真11満腹競争1位!

写真12満腹競争3位

写真13借り物二人三脚3位

放射線部送別会(2017年3月24日)

2017年3月24日に、放射線科・放射線部・4東病棟合同の送別会が古町・天空の月で行われました。

今回は総勢9名の方々を送り出すということで、多くの関係者が集まっていただき、近年では最多の70名以上が集まった会となりました。

例年の人数で想定し準備していた幹事は、70名超えという参加人数にうれしい(?)悲鳴を挙げていました。

今回は特に、長年勤めた方々が辞められるということで、涙あり、笑いありの、盛り上がった会でした。また、昨年まではホテルの宴会場でやっていたのですが、今年は飲み屋の座敷に変更となりました。今までとは趣が異なり、隣の人との距離も近く、これはこれでなかなか良かったです。

今回の目玉は、長年IVRの中心として活躍してきたドクターが県央の方へ異動されることです。挨拶の時には、県央地域の医療を支えるという志を熱く語っていました。普段から熱く語ることの多かったドクターですので、あの熱気がなくなるのかと思うとちょっと寂しいですが、残った我々が、いろいろと盛り上げていきたいと思います。

次は歓迎会ですね

写真1放射線部送別会

第24回新潟放射線治療研究会(2017年1月28日)

1/28に新潟大学医療人育成センター大ホールで第24回新潟放射線治療研究会・東北がんプロ新潟大学医学物理セミナーが開催されました。

昨年度までは特別講演が主でしたが、今回からは医師・看護師・放射線技師・医学物理士の一般演題を応募することになりました。

当日は120名もの方々にご参加いただきました。最初は新潟市民病院の医師・技師からの発表で、患者さんに配慮した待合スペース設計やスタッフ間のコミュニケーション、照射情報のLANを用いた職種間共有などに力を入れているとの事でした。

普段放射線治療に関わっている多職種が集まる機会は少ないです。参加者の一人は「素粒子や線量測定の話は難しかったけれど、技師さんが普段話している専門用語が何となく分かってきた」と言ってくれました。

特別講演では順天堂大学の杉本聡先生から放射線治療吸収線量計算についての基礎的な内容を、北海道大学の清水伸一先生からは動体追跡照射の歴史から最先端までを分かりやすくお話しいただきました。来年も盛り上げていきましょう。

(文責 斎藤紘丈)

写真1医療人育成センター大ホール


写真2宇都宮先生と杉本先生


写真3清水先生

写真4懇親会

放射線部忘年会 光り輝く2017年へ(2016年12月28日)

12月28日に新潟駅南で放射線部の忘年会が開催されました。当日は大学病院の最終診療日であり、しかも今年は電子カルテシステム更新を目前に控えていたため、「電子カルテが止まる前に全て入力しなければ」と、尋常でない忙しさでした。そんな状況でしたが今年も70名近くにお集まりいただき大盛況でした。

乾杯の前に青山教授の挨拶がありました。今年は放射線部では大きな機器の更新や導入はなかったのですが、スタッフに足や顔など怪我人が続出してしまいました。幸い、現在は皆さんほぼ通常通りの業務に復帰し、無事にこの日を迎える事ができました。

会場は昭和・大正のビアホールをイメージした造りになっており、丸いライトと木の温もり溢れる柱の中でダンサーを見ていると、ロートレックが描いたムーランルージュ(パリの歴史あるキャバレー)にタイムスリップしたような気分でした。

渡辺看護師長の乾杯で宴会が始まり、しばらくして新人(2,3年目の人もいたようですが・・・)による余興が始まりました。今年の余興は、「バブリーな女 平野ノラ」、「はっぱ隊」「Doctor X 放射線科医 大門光子(だいもんみつこ)」でした。中野先生と研修医の森田先生はどぎつい化粧と肉感的なbodyを、新人技師の皆さんは引き締まった肉体をそれぞれ披露してくれました。はっぱ隊はこの忘年会で初めて知りましたが元気が出る歌ですね。僕の皮下脂肪を分けてあげたい・・・

私は塩井先生、山田先生、医学物理レジデントの久島君と大人気ドラマ「Doctor X」にヒントを得たショートムービーを撮影しました。ところが、思わぬハプニングが!!出番が来たのですが、音声と映像が同時に流れません。森田先生が調べてくれてケーブルの接続がおかしいと分かり、無事上映する事ができました。これまでの医療ドラマでは外科医と違って放射線科医が主役になることがありませんでしたので、斬新だったと思います。塩井監督の次回作にぜひご期待ください(ハードルがかなり高くなってしまった気もします)。

今年の余興はどれも元気が出るものばかりでした。笠原技師長の閉会の挨拶に続き、孤高の天才放射線科医・大門光子からのメッセージが伝えられました。

「来年は光子(こうし・photon)のように光り輝く一年にしましょう!」

(文責 斎藤紘丈)

写真1青山教授


写真2渡辺師長


写真3昭和の香り漂う店内


写真4太くたくましく生きるダンサーたち


写真5ショートムービー上映

写真6ショートムービー上映

写真7笠原技師長

写真8来年もがんばりましょう!

第119回新潟臨床放射線学会+同窓会忘年会(2016年12月10日)

2016年12月10日に新潟大学医学部第3講義室にて第119回新潟臨床放射線学会が開催されました。

いつもは第2講義室で開催されるのですが、マイクの不調で急遽会場変更が行われました。みなさんいつものところに行ったら誰もいないので、びっくりしたと思います。すいませんでした。
こちらの会場は、いわゆる階段教室で広さもあり、発表者はいつもと違った雰囲気で、ちょっと緊張したようです。

しかし、会場変更が功を奏し、皆さんの集合写真を撮ることが出来ました。毎年、何らかの形で集合写真を撮っていくことが出来ればと思うので、皆さん今後ともご協力のほど、よろしくお願いいたします!

演題は全15題で、内容は診断・核・IVR・治療など様々な分野に及び、学生さんの素晴らしい発表もありました。

本学では、4年生で医学臨床実習といって、2か月ほど研究だけをするという実習があります。今回の内容は、膠芽腫におけるVMATの適応について考察するものでした。
おそらく彼は、日本で一番放射線物理に精通した医学部生になったと思います。今後、放射線科に興味を持ってもらえればと切に願います

その後、ANAクラウンプラザホテル新潟に会場を移し、恒例の新潟大学放射線医学教室同窓会忘年会が開かれました。

ホテルのロビーには、全長2mには達するであろう大きな熊!!・・・

・・・の人形が飾り付けられていて、クリスマスデコレーションされていました。こういうのを見ると、年末感がぐっとupしますね。

さて、会の方は、教授の挨拶に始まり、今年度の新入局者や物理士レジデントの紹介、来年度の入局予定者の紹介・挨拶が行われました。
市中病院の先生方とも情報交換し、今後の放射線科の発展についても熱い議論が交わされました。

来年は、新潟大学医歯学総合病院放射線部創立50周年にあたり、大きな会の開催予定で、鋭意準備中です。関係者の皆様、頑張っていきましょう。

写真1白熱する議論


写真2HOTELロビーにて


写真3歓談中


写真4来年度新人挨拶

写真5集合写真

RSNA2016(2016年11月27-12月1日)

11/27-12/1 RSNA2016に参加してきました。

周りの発表に圧倒されるばかりで、自分の研究レベルはまだまだだなと実感しました。

今年は肺癌に関する演題ではhistogram解析やtexture解析などの定量的画像評価を用いた演題が目立ちました。特に山崎先生の定量解析を用いて肺腺癌の予後を検討したポスター発表は、バイエルのRSNA2016レポートで取り上げられた事から注目度が高かったと思います。

慣れない海外学会でしたが、非常にいい経験になりました。

八木

写真1RSNA2016の風景1


写真2RSNA2016の風景2

日本放射線腫瘍学会 第29回学術大会(2016年11月25-27日)

11/25-27に国立京都国際会館で日本放射線腫瘍学会第29回学術大会が開催されました。当科では、魚沼基幹病院での位置照合システム、食道癌ESD後の化学放射線治療、全脳照射後の認知機能、悪性神経膠腫に対するIMRT、前立腺癌IMRTの初期経験、直腸線量の最適化モデルについて発表しました。

今回、青山教授が阿部賞を受賞されました。阿部賞は、「放射線治療の技術的向上、最適化、標準治療の確立(臨床研究、生物学的研究ならびに物理学的研究などを含む広義の意味)に関する研究で、既に大きな成果を残しているもの、または先駆的で大きな将来的発展が期待されるもの」に対して授与されます。青山先生が着任前に手がけた全脳照射+定位照射のJROSG99-1試験の二次解析に関する論文が取り上げられました(JAMA Oncol 2015;1(4):457-64.)。

定位照射はいわゆるピンポイント照射で、見えている脳転移だけを標的として、マージンを狭くして複数の方向から高線量を照射する高精度放射線治療です。それに対して全脳照射は左右から挟みこむように脳全体に照射する古典的な治療です。重要な結果としては、「長期予後が期待できる脳転移患者さんに対しては、見えている脳転移だけを叩く定位照射に頭蓋内の微小な癌細胞を攻撃する全脳照射を併用することで、脳転移の再発を減らす事ができ、生存期間が延長した」というものです。

しかし、全脳照射を併用すると3―4か月後に認知機能が低下するという論文が権威ある医学雑誌に掲載されたため、全脳照射を敬遠する風潮が生まれました。私は全脳照射後の認知機能に関する観察研究の結果として「4か月後の認知機能低下は、特に状態の悪い患者さんに多く起こった」と発表しました。嬉しかったのは、ガンマナイフの大家の脳外科の先生をはじめとして複数の方から今回の結果が重要であると言われた事です。ぜひ論文もご一読ください(Int J Mol Sci 2016)。脳は血液脳関門という構造のため抗癌剤が届きにくく、脳転移の患者さんはどこかのタイミングで全脳照射が必要になる事がほとんどです。今回の発表によって必要な患者さんにためらわずに全脳照射を行ってもらえるようになればと思います。

青山先生の研究成果は米国臨床腫瘍学会(ASCO)のClinical Cancer Advances 2016にも選出されました。世界の脳転移の教科書やガイドラインに引用されるであろうインパクトの大きな研究成果であり、阿部賞受賞は私たちにとっても大きな励みになりました。これをきっかけに学生や研修医の皆さんにも放射線治療に興味をもっと持ってもらえるように努めていきます。

(文責 斎藤紘丈)

写真1青山先生が阿部賞を受賞!


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写真2授賞式


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写真3受賞記念講演

平成28年度放射線部海開き(2016年7月22日)

7月22日の金曜日に関屋浜の海の家で恒例の放射線部開きが開催されました。

気象庁の発表によればちょうどその日が北陸地方の梅雨明けに当たっていました。当日の新潟市は晴れ、最高気温は28度だったため、日中の買出し時はかなり日差しが強かったですが、18時以降は日陰に入ると風が涼しく感じられました。浜辺で肉を焼きながら眺める日本海の夕日は最高です!!

今年は医師、医学物理士、放射線部・病棟看護師、放射線技師とその子供で60人近くの参加があり大盛況でした。それだけの大人数分の肉と野菜、焼きそばの買出しがどの位の量になるかは見当がつかなかったのですが、昨年の幹事から「肉は10キロ」と言われていましたので、市内のスーパーを3件回り、取りあえず買い物カートが肉で満杯になるようにしました。

幹事と若手放射線技師の皆さんは4時前に会場入りして、野菜を切ったりバーベキュー用の炭に火を熾(おこ)したりしました。肉、焼きそば、フルーツ、アルコール、ソフトドリンクと海辺で飲んで食べると美味しさもひとしおですね。皆様のご協力で撤収もスムーズに行う事ができました。

来年の幹事の先生、よろしくお願いします(くじ引きでまた自分になっちゃうかも・・・)

(文責 斎藤紘丈)

写真1早くから炭の火熾しです


写真2病棟新人のみなさん


写真3日本海の夕暮れ

写真4歓談風景

写真5花火をする子供たち

ウィスコンシン大学病院 UWCCC研修報告記①

この度、日本医学物理士認定機構の助成をいただき、平成26年6月5日から17日の間、米国ウィスコンシン州マディソン市にあるウィスコンシン大学病院のCarbone cancer center(以下UWCCC)にて研修させていただきました。約2週間という短い期間ではありますが、多くの有益な知見を得ることができましたので、3回に分けてご報告させていただきます。第1回目は、UWCCCにある放射線治療装置と医学物理士の臨床業務を中心とした報告です。

ウィスコンシン州はアメリカ中西部の最北に位置する州であり、近くには五大湖があります。州都であるマディソンはウィスコンシン大学の本部キャンパスであるマディソン校を抱える学術都市であり、アメリカの中で最も治安が良い都市といわれています。

本研修の目的は、アメリカの医学物理士が担う役割を学ぶこと、また医学物理士レジデントプログラムの情報を収集することです。2015年に当院において医学物理士レジデントコースが開始されて以降、レジデント教育を行う中で、海外の医学物理士教育の現状を知りたいという想いが日々強くなっていきました。ウィスコンシン大学は世界で最初に医学物理学の大学院博士課程を設立した大学であり、本研修の目的を果たすには充分な研修場所です。研修前には、医学物理士レジデントコースに加えて、放射線治療計画や各QAなど研修・見学したい項目をリストアップし、先方にお伝え致しました。

放射線治療が行われているDepartment of Human Oncologyは、facultyだけで34名(医師16名、医学物理士12名、Scientist6名)、レジデント11名(医師8名、医学物理士3名)、ドシメトリスト、放射線技師、看護師から構成される大規模な部門です。放射線治療装置はVarian社のTrueBeam STx、Trilogy、Accuray社のTomoTherapy、ViewRay社のMRIdianの計4台で、1日当たりの治療患者数は約120名とのことでした。滞在中は、全ての放射線治療装置の治療とQAをメインに見学させていただきました。

UWCCCにおける医学物理士の臨床業務は、①特殊な放射線治療におけるシミュレーション、患者位置照合立会い、②放射線治療計画および計画チェック、③Patient QA、④放射線治療関連装置のトラブルシューティング、⑤Machine QA、⑥小線源治療および⑦関連病院への出張業務の7つに大別されます。これらの臨床業務は(1) Physicist of the Day (POD)、(2) Physics Initial Check (PIC)、 (3) Special Procedures (SP)の3つの役割に分けられ、計16名の医学物理士が日割りで担当します。PODはDaily QAのチェックや臨床業務サポート、PICは治療計画チェックや後述のChart Check、SPは定位放射線治療計画やMRIdianの治療計画等が主な業務です。いずれの業務も効率良く行われていました。見学させていただいた数多くの臨床業務の中で特に印象に残った業務は、放射線治療前の患者位置照合とWeekly Chart checkです。日本のほとんどの放射線治療施設では患者位置照合の確認・承認は医師が行いますが、UWCCCでは医学物理士が中心となって行われていました。呼吸同期照射のような高い精度が要求される放射線治療の場合には照射が始まった後も治療操作室に残り、マイク越しに患者に声掛けする場面も見られました。治療終了後にはセラピストと共に患者を支えながらベッドから降ろす光景はとても印象的でした。また、Weekly Chart Checkは放射線治療患者が適切な治療を受けているかどうか、日々の照合画像を確認する他、処方線量や照射野情報を詳細にチェックし承認する作業であり、患者数によっては1日かかりの業務となります。いずれの業務も放射線治療の安全性を担保するために重要であり、UWCCCの医学物理士は明確な責任下で重要な役割を担っていると強く感じました。

研修期間中は見学だけでなく、色々な放射線治療装置のマシン QA等において医学物理士facultyやレジデントと一緒に手を動かすという貴重な経験をさせていただきました。特筆すべきはMRIdianの概要とQAです。当科の阿部先生がNews&Topics「海外研修・見学報告」にて述べられておりますように、現時点では唯一、MRIガイド下で “Adaptive radiotherapy” が可能な放射線治療装置です。線量分布への影響を抑えつつ、画像誘導放射線治療(IGRT)が可能となるよう0.35 Teslaの強度に設定されており、Co-60線源(45,000 Ci)が用いられています。MRIdianの特長として、MRI画像をベースとするため軟部組織の描出に優れていること、そして照射中にCTのように被曝をともなうことなく腫瘍のリアルタイムトラッキング(RTRT)が可能であることが挙げられます。一方で、磁場の影響による線量分布の変化や、ローレンツ力による二次電子の再入射(electron return effect)がもたらす皮膚線量増加、患者スループットの低さなど臨床上の課題もありますが、現在装置の改良が行われているとのことでした。UWCCCでは1日当たり5人前後がMRIdianにて放射線治療を受けており、疾患の多くは腹部腫瘍や骨盤領域、婦人科腫瘍、食道癌で、ほとんどがRTRTによる治療でした(MRIdianによるRTRTの詳細については阿部先生の記事をご覧ください)。

さて、MRIdianのMorning QAやMonthly QAでは、基本的にはCアーム型のリニアックと同じように、インターロック表示の確認やレーザー位置・カウチ移動距離の確認、電離箱線量計(A12)測定によるRadiation isocenterとImaging isocenterの一致度確認、QAファントム画質の均一性確認などAAPM TG 142に記載されている項目に加えて、室内の酸素温度の確認などMRIならではのQA項目も多々ありました。驚いたことに、研修1週目はJohn Bayouth教授自らが30~40分程度のMorning QAを行われていました。QA中の会話の中で、教授の “Every plan we create today is a lie.”という言葉は衝撃的であり、Adaptive radiotherapyの必要性を痛感した次第です。繰り返しになりますが、MRIdianは毎治療時に輪郭描出可能な画像を取得し、その場で線量分布計算が可能であり、計画された計画位置に腫瘍が来たときだけ照射することができる理想的な “Adaptive radiotherapy”装置です。日本でもお目にかかれる日が楽しみです。

本研修でUWCCCの医学物理士の臨床業務を見学し、Chart Checkなど当院においても取り入れたいと思っています。しかしながら、アメリカではこれらの業務に関する診療報酬加算が取れるのに対し、日本では高精度放射線治療のQA/QCを含め、これらの業務を行ったとしても加算を取ることができません。少ないマンパワーで医学物理業務をこなしている今の状況下で、業務量を更に増やすことで私たち医学物理士のQOLが下がり、放射線治療の品質管理能力が低下してしまっては本末転倒です。したがって現時点では、当院の現状に合わせて医学物理業務を遂行する中で、本研修で得た情報を少しずつ還元していきたいと考えております。

次回は医学物理士レジデントプログラムに関する報告です。是非、医学物理グループのホームページをご覧ください。

棚邊哲史

写真1①John E Bayouth教授と


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写真2②お土産にお餅を買っていきました。
桜餅が大人気だったようです。


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写真3③大学キャンパス内、滞在中は
良い天候に恵まれました


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写真4④隣接する子供病院は
遊園地のような外観でした


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写真5⑤青山教授おすすめのタイ料理屋


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写真6⑥MRIdianのMorning QA時の風景

第118回新潟臨床放射線学会(2016年7月9日)

2016年7月19日に新潟県立がんセンター新潟病院講堂にて第118回新潟臨床放射線学会が開催されました。

画像診断、IVR、放射線治療分野からあわせて14演題の発表があり、活発な討論がなされました。

病院ごとに特色があり、対象疾患や行われる手技にも違いがあり、非常に勉強になる会でした。

個人的には、消化管出血に対するバリウム充填療法というのが画期的でした。こういう手技もあるんですね。恥ずかしながら、知りませんでした。勉強しなければ。

休憩の合間には、お世話になっている関連病院の先生方と話がはずみました。

発表の方では、放射線科に興味を持っている研修医の演題もありました。今後に期待ですね。

会の終了後は、ANAクラウンプラザホテル新潟に会場を移し、懇親会が開かれました

次回は12月に大学で開催予定です。

写真1集談会の様子


写真2休憩中

急変対応訓練(2016年6月30日)

6/30の業務終了後に技師と看護師と合同で急変対応のシミュレーションを行いました。

過去の事例を参考に2症例で実施し、事後に皆でdiscussionを行いました。

ご多忙な中、救急部の先生にも講評いただき、非常に有意義な訓練となったと思います。

これを活かし、適切な対応ができるように常に心がけないといけないと皆気を引き締めていました。

(患者役の技師さんも名演技お疲れ様でした(^-^))

写真1訓練風景1


写真2訓練風景2

写真3訓練風景3

写真4訓練風景4

写真5訓練風景5

写真6訓練風景6

写真7訓練風景7

 

日本医学放射線学会 北日本地方会in札幌(2016年6月17、18日)

6/17、18の2日間で札幌市で日本放射線医学会 北日本地方会春季大会が開催され、山田先生、塩井先生、高橋春奈先生、中野先生、斎藤、佐藤卓先生、太田先生、園山先生、阿部先生、石川先生、青山教授の11名が参加してきました。

例年よりも大所帯での参加となりましたが、やはり教授の出身地での開催ということもあり気合の入り方が違いますね。

今回デビューした先生は山田先生、塩井先生、高橋先生、園山先生です。どれも細部まで作りこまれたスライドで見ごたえがありました。

今年の治療セッションでは発表後の質疑応答がいつもにも増して活発でした。ちなみに、フロアからの質問のうち約3分の1は新潟大学関係者からのものです。私自身も緊張はしましたが、質問を受けることや質問することに対する抵抗感が少なくなった気がします。

学会懇親会の後は、大通公園近くのジンギスカン店で2次会です。昔ながらの丸いラム肉は全く臭みもなく、さっぱりしていていくらでも食べられました。

3次会はすすきののバーで開かれました。特製カレーやラーメンはカクテルとの相性がよく、体重計に乗るのが怖いです。

本当に楽しくて美味しい学会でした。また演題を出せるように頑張りましょう。

(文責 斎藤紘丈)

写真1札幌のシンボル、すすきのビル


写真2今回は総勢11名です


写真3山田先生

写真4園山先生

写真5塩井先生

写真6左側に見えるのが丸いラム肉です

 

2016年度医学部大運動会(2016年5月21日)

5月21日に医学部大運動会が旭町グラウンドで開催されました。

放射線科は例年参加人数が少なかったのですが、今年は、青山教授に加え、新任の放射線技師5名にご参加頂きテントの中も例年より活気づいておりました。

青山教授は、着任以来今回が運動会デビューです。

ムカデ競争では惜しくも優勝はなりませんでしたが、放射線科らしい重厚な走りを披露しました。

幸い、けが人もなく無事に運動会を終える事ができました。

順位は・・・何と・・・15位!!

去年が最下位だったことを考えると大躍進といえるでしょう。

運動会での快挙に始まり、今年は飛躍の年になると良いですね。

(文責 斎藤紘丈)

写真3チビッ子玉入れ


写真1ムカデ競争 その1

写真4おなじみピ○チュウとジ○ニャン

写真2ムカデ競争 その2

放射線診断科モーニングレクチャー

放射線診断科では、ほぼ隔週の木曜日(放射線科にポリクリがくる週)の朝8時からモーニングレクチャーを行っています。

写真は今年度開催した時のものです。

内容は、画像診断の基礎から読影方法、所見の解釈の仕方など、幅広く扱っています。

最近は、放射線科の若手・回ってきているポリクリ学生のみならず、画像に興味にある学生も参加してくれています。

興味のある方は是非いらしてください。

詳細は、放射線科HPの学内専用ページを確認ください。

写真1モーニングレクチャーの風景1


写真2モーニングレクチャーの風景2

歓迎会(2016年4月22日)

放射線科、放射線部、病棟合同の歓迎会が開催されました。

今年は総勢23名の新人をお迎えしました。

新しい風が吹き込みます。

みんなで協力して良い診療をしていきたいと思います!

写真1会場風景

写真2新人自己紹介

写真3青山教授挨拶

写真4集合写真

送別会(2016年3月18日)

この3月は、東日本大震災から5年。月日が流れるのはあっという間ですね。

最近の時事ネタとしては、プロ野球賭博問題と、経済では日銀のマイナス金利導入など。
住宅ローンの金利がググッと下がっているそうで、消費税増税の引き延ばしの可能性もあるようです。
みなさんいつ家を建てるんですか? 今でしょ!(もう古いか・・)

さて本題に

2016年3月18日、放射線科・放射線部・4東病棟合同の送別会がホテルディアモント新潟でありました。

専門医の大きな異動は治療のドクターのみで、技師の異動も特にありませんでした。
この春の一番の動きといえば、放射線部師長の退職(定年)でした。

昨今の看護師の過重労働の中で、定年まで勤めあげるとは非常に大変なことだと聞いています。それを成し遂げたというのは、人並み外れた努力と看護への熱い気持ちがあったからなのでしょう。
人生の先輩として、見習うべきものが多くありました。

今回は送られる人が少なかったので、主賓と話した後は、歓談の時間が多くありました。
普段は、なかなか飲みにいけない技師さんや看護師さんといろんな話で盛り上がり、送別会ではありましたが、しんみりすることなく、非常に楽しい会でした。

4月からはいろいろな新メンバーが来る予定で、非常に楽しみです。

次は、新メンバーの歓迎会と研修医の説明会・勧誘会だな♪

写真1歓談の様子


写真2看護師長お疲れ様です


写真3締めに万歳三唱

医学物理グループWEBサイトを開設しました(2016年3月3日)

去る平成27年3月、プロジェクト名「新潟大学医歯学総合病院の医学物理士レジデントコース広報活動の推進」が第6回病院改善提案プロジェクトに採択されました。その成果の一部として、医学物理グループのウェブサイトを開設することができました。 本サイト開設に当たり、青山英史教授、小山司様には大変ご尽力いただき感謝の念に堪えません。

本ウェブサイトをご覧になった方々が、当院の医学物理士レジデントコースさらには医学物理士という仕事に興味を持っていただければ幸いです。

医学物理グループ WEBサイトはこちらから

(文責 棚邊哲史)

青山英史教授が主任研究者を務めた多施設共同研究が米国臨床腫瘍学会(ASCO)の「Clinical Cancer Advances 2016 (CCA)」に選定されました(2016年2月9日)

新潟大学医歯学総合研究科放射線医学分野の青山英史教授が主任研究者を務めた日本放射線腫瘍学研究機構(JROSG)多施設共同研究が、米国臨床腫瘍学会(ASCO)が選定する最も重要と考えられる研究を総括した「癌治療の進歩と最新動向に関する年次報告(2016年);Clinical Cancer Advances 2016 (CCA)」に選ばれました。この研究は、転移性脳腫瘍に対して定位照射単独治療と定位照射と全脳照射併用治療を比較した臨床試験(JROSG99-1)の二次解析であり¹、定位照射に全脳照射を併用することで恩恵を受ける可能性がある患者群を特定したものです。この結果が癌治療の進歩における重要な貢献と認定されました。本報告はASCOのサイトに掲載されており、PDFデータのダウンロードが可能です(www.CancerProgress.Net/cca)、さらに、専門雑誌「Journal of Clinical Oncology」にてオンライン公開されています。

Research led by Hidefumi Aoyama, Niigata University, one of the members of Japanese Radiation Oncology Study Group (JROSG) was selected by the American Society of Clinical Oncology (ASCO) for inclusion in Clinical Cancer Advances 2016, the Society’s annual review of progress against cancer and emerging trends in the field. The study, which is the secondary analysis of the randomized clinical trial comparing stereotactic radiosurgery (SRS) monotherapy and SRS plus whole brain radiotherapy (WBRT) for brain metastases (JROSG99-1)¹ and identified a group of patients who may benefit from combination of SRS and WBRT, is featured as one of the year’s major achievements in clinical cancer research and care. To learn more, read the report at www.CancerProgress.Net/cca.

写真1Figure(1)

新潟大学・東北大学合同放射線治療・医学物理セミナー(2016年1月30日)

去る1月30日(土)に新潟大学・東北大学合同放射線治療・医学物理セミナー(東北がんプロフェッショナル養成推進プラン平成27年度第5回がんプロセミナー)が新潟医療人育成センター4Fホールにて開催されました(プログラムはPDFファイルをご覧ください)。発表者は新潟大学と東北大学で放射線治療・医学物理分野の研究に従事する医師、大学院生および教員の計17名、参加者は30名を超え、いずれの発表に対しても活発な議論が行われました。中でも、宇都宮先生の発表スライドにて、新潟大学と東北大学が協力することを「奥羽越列藩同盟」で表現されていたことがとても印象的でした。

遠路はるばるお越しいただいた東北大学の皆様、企画・準備に関わっていただいた関係者の皆様、参加していただいた皆様には深く感謝いたします。今後も同セミナーを定期的に開催していく中で、「平成の」奥羽越列藩同盟の絆をより強固なものにし、医学物理を盛り上げていければと願っております。

(文責 棚邊哲史)

写真1新潟医療人育成センター
4Fホールでのセミナー

写真2参加者全員で記念撮影

海外研修・見学報告

この度、日米放射線医交流協会よりサポートを受け、平成27年8月から11月まで米国ミズーリ州セントルイスにあるワシントン大学医学部放射線腫瘍学講座にて研修・見学をさせて頂きました。短期間ではありましたが、直に治療現場を見学し、現場の医師、医学物理士、放射線技師など多くのスタッフと触れ合える貴重な経験となりました。

セントルイスは米国のほぼ中央に位置しており、ミシシッピ川の西側に広がっています。人口は30万人台で、ゲートウェイアーチが観光スポットとして有名です。また、大リーグのカージナルズの本拠地であり、バドワイザーの所有する最も大きな工場もこの町にあります。もともと日本人留学生が多く居住する町でありましたが、近年、デトロイトなどと並び犯罪率の増加が社会的問題となり、日本人は減少傾向にあるようです。

町の中心地にフォレストパークという大きな公園があり、その東側にワシントン大学医学部と病院があります。街中にはMetroLinkという電車が走っており、病院の敷地が駅と直結しているため大学・病院関係者の多くが通勤手段として利用しています。キャンパス内には10階建て以上の巨大な建物が乱立しており、今なお複数の建物が増築されており拡大発展を続けています。病院としては、Barns-Jewish HospitalとSt. Louis children's Hospital、Siteman Cancer Centerという3つの組織が連携・一体化して大学病院としての役割を果たしています。Center for Advanced Medicineという14階建ての大きな建物の中にSiteman Cancer Centerがあり、その地下1階が放射線腫瘍学講座になります。受け入れ先のワシントン大学医学部放射線腫瘍学講座は80年以上の歴史のある教室です。

現在、外照射を行う治療室は9室あり、それぞれの部屋にリニアックが設置されています。1室にはTomotherapyが導入されていましたが、2014年1月にMRIdian(ViewRay社、米国オハイオ州)というMRIとコバルト線源による照射装置を一体化させたシステムに入れ替えられました。他にγ-knifeと陽子線治療施設があります。治療計画用CTの撮影室は2室、治療計画用MRI撮影室は1室あります。

教員スタッフ(Faculty)には1人1室の部屋が与えられており、それぞれのスケジュールを管理する秘書が割り当てられています。医師のレジデントは17人、Facultyが18人です。放射線腫瘍学講座の区画内にカンファレンスルームがあるのですが、医師全員を収容することはできません。遠隔からも会議への参加が可能なため、結局、医師全員が一堂に会することがなく全体像はわかりにくいです。常勤の医学物理士は24人、医学物理レジデントが4人、放射線技師(治療専任)が35人、事務員が約10人おり、大規模な組織です。

さて研修が開始されると、まず、HIPAA(Health Insurance Portability and Accountability Act)という個人情報管理に関するE-learningと書類の読破が指示されました。患者個人情報の取扱いの規定を熟知し、各書類にサインをしなければ病院見学は許可されないのです。このHIPAAが極めて膨大で、まず、E-learningを1週間以内に終了させ(小テスト付きで規定の点数に達しないと講義の聴講からやり直し)、それ以外の20以上の文書を1か月以内に読み終えることが課せられました。最初の数週間はひたすらこれらの文書を読むことに集中し、なんとかギリギリで期限内に読み終えました。これだけで数年分の英語の勉強をした気分になりました。

部門内でのミーティングやカンファレンスは多く、毎週金曜日に翌週のスケジュール表がWeb上で配信されます。各臓器領域ごとのカンファレンスは病院内の各所で行われますが、同じ時間に重なることが多く、それぞれのFacultyが必要なカンファレンスに出席します。レジデントによる教育目的のカンファレンスも多く、レジデントは教育カンファレンスの出席がその他の業務より優先されます。教育カンファレンスは主にレジデントが司会進行を行い、他のレジデントに対して互いに質問を繰り出しますが、Facultyも数名出席し、適度にコメントを出します。治療症例の検討会は毎週火曜日の朝に約1時間の枠で行われ、多数の患者の検討が非常に速いテンポで進んでいきます。主にレジデントがプレゼンテーションを行い、1症例あたりのプレゼン時間は平均で20~30秒ほどです。この短い時間内に症例提示に必要な臨床情報をコンパクトにまとめ上げますので、改めて米国レジデントの教育レベルの高さを感じました。

医師と医学物理士の業務連絡は携帯電話のショートメールが利用されます。そのため、スマートフォンの所持率は高く、また、メールの着信を知ることができるため、医師のApple Watchの所持率も高かったことが印象的です。

各業務従事者の業務管理はMOSAIQシステム(Elekta社)で管理されており、MOSAIQを使いこなせなければ業務になりません。私も途中でIDとPasswordを発行して頂けたのですが、使いこなせるレベルに達せずに苦い思いをしました。紙媒体をベースとした業務であれば問題ありませんが、PCのシステムがベースになる場合、そのシステムを使いこなせるかどうかで業務の効率も変わってきます。事前に日本で何らかの形でMOSAIQに触れられる機会があればよかったと強く感じました。特に短期間の研修・見学の場合は、システムを使いこなせるかどうかで吸収できる情報量に大きな差が生じてきます。

放射線治療は朝7時台から開始されます。朝のカンファレンスも多くが7:30から開始されます。サマータイムが導入されていた時期でもあり、朝の通勤がさらに早く感じられました。病院の1日の治療患者数は約170人です。しかしリニアックの台数が多いため、1台当たりの1日の治療人数は多くても20人程で忙しさを感じることはありません。早めに業務が終わる治療室や治療計画室の放射線技師、看護師は午後3~4時に帰宅していました。

診察室は約20室あり、全てが同時に使用されることはなく余裕があります。診察室の扉は厚くて重く、中の話が外に漏れることはありません。診察時にはまず先に患者が入室して、後から医師が入ります。まずレジデントが対応し、その後、担当の上級医に概要を報告してから上級医による診察が行われます。患者の診察室内での待ち時間は長めですが、苦情が出ることはないようです。

ワシントン大学には関連病院が他にも複数あり、関連施設で行われる放射線治療業務もまとめて管理します。関連施設も含めた1日の治療患者数は約240人です。これらの患者の治療計画(外照射)もMOSAIQで管理され、ワシントン大学での治療計画業務は膨大な量になります。しかし、外照射の計画はドシメトリストと医学物理士、放射線腫瘍医で明確な分業体制が敷かれており、医師が外照射の計画に時間を多く割かれることはありません。放射線腫瘍医は病棟業務がなく、外来診察も余裕があるため、相対的に小線源治療に力を入れているように感じられました。Jeff M Michalski教授の前立腺LDR経験症例数は10年間で約2000例ということでした。泌尿器領域を担当するFacultyはMichalski教授を含めて2人ですが、ともにLDRとHDRを多くこなしており、前立腺癌の外照射で用いるマーカーの刺入も短時間でこなしていきます。VISICOILと金マーカーの両方が使用されており、施設として統一させてはいませんでした。

放射線治療室では概ね日本国内の病院と同じように業務が行われており、違和感を受けることは少なかったです。しかし、全症例中、IMRTや定位放射線照射などの高精度放射線治療が占める割合が7割以上に達しており、改めて驚きました。当然のことながら外照射はIGRTが主体となります。IGRTでの位置照合は原則として放射線技師により行われ、必要時に医学物理士の支援を受ける体制となっています。医師の立ち合いは定位放射線照射の初回などに限定されます。日本国内でもIGRTの普及によりLGを撮影する意義・機会が少なくなってきていると感じていましたが、ワシントン大学の放射線技師がLinac Graphyを知らなかったのは衝撃的でした。比較的年配の技師が、若い頃に他の施設でLGをたくさん撮影したことがあると若手の技師に自慢していたのが印象的です。

写真1Jeff M Michalski教授と


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写真2Siteman Cancer Centerの前にて


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写真3病院に隣接するMetroLinkの「Central West End」駅。
この電車で毎日通いました。


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写真4放射線治療の受付です。


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写真5子供用の待合室もあります。


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写真6ハロウィンの時期の治療室。
かなり凝っています。

定位放射線照射に関して、脳神経領域ではSRT/SRS、体幹部はSBRT(SABR)という言い方が一般的と思います。しかし、ワシントン大学では脳であってもSBRTという用語で表現します。つまりSBRT(Body)、SBRT(Brain)という用語の使い方をします。これは、γ-Knife によるSRSとの区別を明確にするため、というのが理由のようでした。また、文化の差を感じたのは患者さんの多くが靴を脱がずに治療を受けていたことです。治療室の一角に白い布が積み上げられており、患者さんをリニアックの天板上に寝かせた後、靴ごと両足を布で包んでから位置合わせを行います。アメリカらしく、患者さんは放射線技師と非常にフレンドリーな接し方をしていました。

前述の通り治療専任の放射線技師は35人もいるため、治療計画CT室やMRI室にも各部屋2名の技師が配置されます。もちろん、担当の仕事が終われば他部署の支援に行く必要はありません。治療計画CTの撮影件数は1室1日当たり2~10人であり、空き時間がとても多く、仕事のない時にはネットサーフィンやyou tubeを見て過ごしていました。

IMRTの治療計画がRTPS上で完成してから実際に照射が開始されるまでは約3日と短いです。そのため、治療計画の検証作業は毎日夜遅くまで行われます。後日知ったことですが、夜間の検証作業はアルバイトの学生が行っているとのことでした。

今回の研修で特に印象的だったのが前述のMRIdianです。MRIガイド下にAdaptiveな治療ができる治療装置は現時点でMRIdianのみであり、世界的にまだ4台しか導入されていません。初号機がワシントン大学に設置され、他にはカリフォルニア大学とウィスコンシン大学、米国以外では韓国に1台導入されたのみです。MRIによる画像誘導放射線治療とAdaptive radiotherapyは最近注目を集めているテーマの一つであり、ASTRO(米国放射線腫瘍学会)でもセッションの一つとして大きく扱われていました。世界中から多くの見学者がワシントン大学を訪れています。このMRIdianはまだ日本国内で見ることはできませんが、日本での販売に向けて来年度には薬事承認されるのではないか、との話も耳にしました。

MRIdianは0.35TeslaのMRIとCo-60(45,000 Ci)による照射装置を合体させた治療装置であり、治療中もReal-timeにMRI画像の取得が可能です。腫瘍の動きが追跡できるため、所謂「迎撃照射」が可能です。毎回の治療時に体輪郭を含めた画像を取得できるため、その場での線量分布を計算可能であり、まさにAdaptive radiotherapyを実現する理想的な装置のように思われます。しかし、問題点も多く知ることができました。MRIdianを通常のIGRT装置として使う分には1治療20分以内で施行可能です。しかし、毎治療時に線量分布を計算してかつ「迎撃照射」を行うと治療に要する時間は80分程度になります。患者さんの体をセッティングした後に、その場で医師が腫瘍の輪郭を入力し、引き続いて医学物理士がOARの輪郭入力と線量計算を行い、同時に別ソフトで検証も行うため、治療担当医と医学物理士の立ち合いは1時間以上になります。「迎撃照射」を行う際のReal-time imagingはsagittal画像に限定され、一断面のみの撮像の場合は4 fpsで画像を取得します。MLCは30対で幅は1cm、照射野は最大で27×27cmです。上記のようなスペックのため、現時点では学術的な用途に限定した使用しかできないシステムと思われますが、装置の改良も随時行われており、来年度には8 fpsでの画像取得が可能になるとのことです。いずれ、日常臨床で利用できる日が来るのが楽しみです。

医学物理士の業務の見学もしましたが、常勤の物理士も24名と多く、日中は各担当部署に分散して仕事をこなしています。高精度の治療計画が多いため、approveされた計画の確認もかなりの業務量になりますが、一人の物理士が半日でcheckする計画は2件位でしたので、業務過多になっている印象はありません。物理士の業務には小線源治療のQA/QCも含まれ、I-131内用療法、HDRのQAを見学しましたが、中でも肝腫瘍に対するSIRT(Selective Internal Radiation Therapy)が興味深かったです。

ワシントン大学では臨床業務の多くの面を見ましたが、特に医学物理士とドシメトリスト、放射線技師のマンパワーの充実と各職種の役割分担が明確で、医師の労働負担の軽減に繋がっていることが実感できました。近年日本国内では医学物理士が増加傾向にありますが、日本での物理士の立ち位置は明確でないと思います。米国では物理士は技師よりもはるかに医師に近い存在であり、指導的な役割/振る舞いをしますし、放射線技師もそのような関係性を受け入れています。日本における医学物理士は放射線技師出身の割合が多いため、物理士と技師の距離は医師との距離よりも近いと思いますし、自ずと物理士に求められる働き方も米国とは異なってくると思います。日本国内の病院で医学物理士が採用されたとしても人数は少数でしょうし、米国のように医師の負担軽減にすぐに直結するのは難しいのかもしれません。今後、日本国内で医学物理士がどのように医療現場に定着していけばいいのか模範解答はありませんが、放射線業務に関わる全ての職種にとっての負担軽減と治療の信頼性の向上に繋がることを願っています。

最後に、忙しい中でも私を海外研修に送り出して頂いた青山教授、医局の先生方、留学先の受け入れに尽力して頂いた宇都宮先生に感謝し、厚くお礼申しあげます。

(文責 阿部英輔)

第117回新潟臨床放射線学会+同窓会忘年会(2015年12月12日)

2015年12月12日に新潟大学医学部第2講義室にて第117回新潟臨床放射線学会が開催されました。

いつも集談会といえば寒く雪がちらついているイメージがありましたが、今年は全然寒くなく、なんだか調子が狂います。

演題は全16題で、内容は診断・PET・IVR・治療などバリエーションに富んでいました。HP担当者は診断専門医なので、新しいmodalityの話や、稀な疾患の症例報告は勉強になりました。治療の方も全脳照射の合併症の研究など興味深いものが多かったです。今後の発展では論文に出来そうなものばかりで、非常に刺激的でしたね。

その後、ANAクラウンプラザホテル新潟に会場を移し、恒例の新潟大学放射線医学教室同窓会忘年会が開かれました。

教授の挨拶に始まり、今年度の新入局者や物理士レジデントの紹介、放射線科に興味を持って学会・忘年会に参加していただいた研修医の紹介、来年度の入局予定者の挨拶など、明るい話題が続き、楽しい宴会でした。

・・・・・しかし、その背後では大事件発生していたのです!!

実は、学会会場から宴会場までの移動時に、不手際で、教授や医局長たちがバスにおいていかれるという大失態を演じてしまいました。リスクマネジメントができていませんでしたね、反省です。

そんなこんなありましたが、幹事・係の先生方、お疲れ様でした。

なんだか今年もあっという間だったなぁ。

写真1会場案内


写真2会場の様子


写真3教授の挨拶


写真4新入局者・物理士レジデント紹介

ASTRO 2015 Annual Meeting速報(2015年10月17~21日)

10月17日から21日にかけて米国テキサス州サンアントニオで開催されたASTRO(米国放射線腫瘍学会)に青山教授、太田先生、斎藤、中野先生と留学中の阿部先生が参加しました。

学会会場はRiverwalkという川辺の観光地に隣接しており、すぐ近くにアラモという18世紀にさかのぼる重要な史跡があります。ここは今年の7月に世界遺産に登録されました。

サンアントニオはアメリカで6番目に大きい都市ということですが、ダウンタウンには緑や水辺が多かったこともあり、猛暑ということを除けば過ごしやすく感じました。

青山教授はNovalis Circle Symposiumで、太田先生と斎藤はポスターセッションでそれぞれ発表しました。

ASTROは放射線治療の分野で最大の学会であり、世界各国からの参加があります。会場の各所にテーブルが備えられ、様々な言語で活発なdiscussionが続いている光景は日本の学会では見たことがなくとても新鮮でした。私も初対面の参加者に2回話しかけられ、頑張って英語で対応しました。

ASTROは毎年、学会開催地に住み地域社会に貢献しているcancer survivorを表彰するという取り組みを続けています。今回は四肢の粘液線維肉腫に対して術前照射、手術と補助化学療法を受け、5年間の無再発を達成した Vicki Shapiroという女性が選ばれていました。

今年のASTRO名誉会員の称号はMD Anderson Cancer Centerの外科のJack A. Roth先生に与えられました。Roth先生の専門は肺癌の外科治療で、Ⅲ期肺癌の術後化学療法の臨床試験やⅠ期肺癌に対する手術vs定位放射線治療の臨床試験を主導しました。彼は「定位放射線治療は、手術のリスクが高い患者に対しても良好な局所制御と臓器機能温存が得られる優れた治療法です。これからも様々な分野の若い科学者たちが協力し、悪性腫瘍の治療を発展させてくれることを楽しみにしています。」と話していました。

Plenary sessionやclinical trial sessionでは中国、インドや欧米諸国からの臨床試験が数多く発表されていました。

確かに日本で行われtop journalに掲載された臨床試験の件数は少ないです。しかし、今年も大村智先生と梶田隆章先生が同時にノーベル賞を受賞したように、一つの問題に継続して取り組み、既存の枠組みを超えた仮説を作って検証する能力に関しては日本人は優れています。

また演題を出せるよう頑張ります。1週間私の臨床業務を代わって頂きました皆様、ありがとうございました。

(文責 斎藤紘丈)

写真1アラモ


写真2Riverwalkからの会場入り口


写真3今回のメンバー


写真4IMRT専用機 トモセラピー


写真5Ms. Shapiro


写真6Dr. Roth


第1回がん治療・医学物理合同研究セミナーのご報告(2015年8月22日)

少しずつ秋の気配が感じられるようにもなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。本欄に初めて記事を書かせていただきます、医学物理士の宇都宮と申します。

去る8月22日(土)に第1回がん治療・医学物理合同研究セミナー(共催:東北がんプロフェッショナル養成推進プラン、新潟大学医歯学総合病院腫瘍センター)が医学部第3講義室で開催されました(プログラムは下記のPDFファイルをご覧ください)。このセミナーは当教室放射線治療科が保健学科放射線技術科学専攻、理学部物理学科の先生方と共同で企画したもので、「医学物理学」を核として放射線腫瘍学、放射線技術学、物理学のそれぞれの知見を融合し、将来のがん治療に応用できる成果をめざした、分野横断型のセミナーです。このような試みは新潟大学のみならず全国的にも非常に珍しく画期的なものと言えます。

セミナーでは30名を超える方々のご参加をいただき、非常に活発な議論が行われました。発表者の所属の内訳は、放射線治療科(他院も含む)3名、保健学科(大学院保健学研究科も含む)3名、理学部(大学院自然科学研究科も含む)4名、その他1名でした。各発表は、他分野の方々にも内容をしっかり理解していただこうという意図が強く感じられるものばかりでしたので、分野の壁を超えた非常に実のある議論ができたのではないかと思います。私自身、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。企画・準備に関わっていただいた関係者の皆様、参加していただいた皆様に改めて御礼申し上げます。今後も、同セミナーを引き続き開催していきたいと思いますし、新潟大学の中でも同様の試みがどんどん増えていけば良いと思った次第です。

(文責 宇都宮悟)

第1回がん治療・医学物理合同研究セミナープログラム(PDF)

写真1セミナーの様子①
(医学部第3講義室)


写真2セミナーの様子②
(医学部第3講義室)


海開き(2015年7月24日)

こんにちは・・

夏バテです・・

今年も暑かった・・・・。

さて、去る7月24日に毎年恒例の海開きが行われました。

この会は、放射線科医師のみならず、看護師や放射線技師の方々、さらにはそのご家族・子供たちも参加しているので、かなり大人数になります。。

医師以外も集まる会というのは1年を通してあまり多くないので、非常に貴重な機会です。

今年の7月は未だかつてない暑さでしたが、海開きの日に限って、怪しい雲行き、、、でしたが、夕方には天気も回復し、しっかり楽しむことができました。

写真は今年の新入局員たちです。みんな研修医の時から放射線科を選択してくれていたので、まだ入局して半年も経っていませんが、もう1年以上いたかのような安定感。頼もしい限りです。同級生が多いというのは非常に羨ましいです。みんなで切磋琢磨して早く一人前になってもらいたいですね。

夏が終わると勉学の秋、学会シーズンに突入です。まずは北日本地方会の締切が目の前に!!

写真1海開き


写真2今年の新人です


医局対抗運動会(2015年5月16日)

毎年恒例の医局対抗運動会が今年も5月16日(土)に行われました。

今年は駐車場の工事も一段落し、久しぶりに旭町キャンパスのグラウンドでの開催です。アルコールやバーベキューなども解禁になり、各科とも例年よりも気合が入っていました。

朝は雨が降っており、開催も危ぶまれましたが、願いが通じて1時間遅れで開始されました。

放射線科も少人数ながら頑張り、着ぐるみで盛り上げたり、借り物競争では景品もゲットできました。

新人も満腹競争などでは体を張ってダメージを受けながら頑張ってくれました。

たまに運動すると気持ちがいいものですが、筋肉痛も心配です。

やはりこちらのグラウンドだと制限も少なく、色々と盛り上がりながらできるので、来年はうちの科もバーベキューなどにも挑戦していきたいです!

写真1満腹競争で頑張る新人①


写真2満腹競争で頑張る新人②


写真3満腹競争で苦しむ新人③


写真4借り物競争で頑張るピ○チュウと
ジ○ニャン


写真5借り物競争で入賞


歓迎会(2015年4月10日)

放射線科医師、放射線技師、放射線部看護師、病棟看護師、画像管理室合同の歓迎会が4/10に執り行われました。

場所はネルソンの庭。
おととしと一緒ですが、相変わらず雰囲気のいい店で、満開の桜が出迎えてくれました。

今年は総勢60名を超える参加者で、新たな仲間を迎えいれました。
新人・異動者は、医師8名(うち新入局者4名)、技師4名、放射線部看護師3名、病棟看護師7名、画像管理室1名でした。

新入局者は個性派ぞろいで、今後の成長が楽しみです。

准教授もおっしゃっていましたが、放射線分野は裾野が広く、多くの職種に支えられて業務が行われています。
みんなで切磋琢磨して頑張っていきましょう。

今年度はPET-CTが稼働しますし、診断モーニングカンファの復活、物理士レジデントコース初年度など、いろいろ体制が変わっていきます。
新しいメンバーに力をもらい、今年度も頑張っていきたいですね。

個人的にはノロウイルスの後遺症で、お酒があまりすすまず、攻めきれなかったのが残念です。
が、今年は若手もたくさんいるので、折を見て飲み二ケーション(死語?パワハラか?)をしていきたいと思います。

写真1満開の桜


写真2教授挨拶


写真3技師長挨拶


写真4Dr挨拶


研修医&新入医局員&帰局者歓迎会(2015年4月1日)

4月1日に、新入医局員、関連病院からの帰局者と放射線科に興味を持ってくれている初期研修医の歓迎会を医局図書室で開催しました。

おいしいお酒やお寿司も用意され、救急画像、癌の画像診断、放射線治療、IVR、医学物理など、それぞれの専門(?)分野の魅力を研修医の皆さんに語っていました。

どの科を研修していても、何らかの形で放射線治療、画像診断、IVRは関わってきますので、初期研修医の皆さんはぜひ気軽に放射線科を回ってみてください。

(文責 斎藤紘丈)

写真1歓迎会の様子



送別会(2015年3月20日)

久しぶりの更新になってしまいました。
サボってたつもりはありませんが、日々の仕事に忙殺されておりました。

春は別れと出会いの季節。
4月のふわふわした感じのある時期の前には、3月のなんだかしんみりしてしまう時期が必ず毎年ありますよね。

さる2015年3月20日、放射線科・放射線部・4東病棟合同の送別会がホテルディアモント新潟でありました。
この春は魚沼基幹病院の関係などもあり、やや大きな動きがありました。

診療において非常に重要なポジションであった先生方や看護師・技師の異動があり、新年度に一抹の不安を覚えます。
重要な役割を担っていた方々の異動ですので、お疲れ様でしたと言いたいです。
この穴は大きいですが、残った我々でなんとかカバーし、更なる発展をしていきたいと思います。

といっても、魚沼に行かれる先生は、引き続き大学の方に顔を出されるとのことで、そこまでさみしい感じにはなりませんね。
引き続きよろしくお願いします。

そうこうしていると、すぐに歓迎会・春の総会と、バッタバタの4月がやってきます。
体調に(飲みすぎに)気をつけて頑張っていきましょう。

写真1会場の様子


写真2副師長さんお疲れ様でした


写真3魚沼でも頑張ってください


佐藤健先生の北日本デビュー(2014年10月24日~25日)

10月24日、25日と仙台市で第131回日本医学放射線学会北日本地方会が開催され、当教室からは青山教授、阿部先生、高野先生、石川先生、堀井先生、林先生、斎藤、佐藤健先生が参加しました。

春の鈴木先生に続き佐藤健先生が今回はデビューセッションに登録し、下垂体腺種のMRI上の進展形式に関してデータをまとめて発表を行いました。

落ちついた発表でスライドもかなり細かく作りこまれた力作でした。欲を言えば自己紹介スライドがあっさりしすぎていたかな?

青山教授と阿部先生は木曜日の放射線腫瘍学研究会から参加し、高野先生は症例報告、石川先生と斎藤はデータを集めての検討を行い、堀井先生と林先生は土曜日の画像診断カンファレンスで出題と回答を行いました。

今回データ解析をしてみて、学会発表を始めとする研究活動と日常診療業務を両立することは大変だと痛感しました。しかし、先輩の中には我々若手の指導もしつつ論文作成も進めている先生もいるので、自分も何か新たな知見を発表できるよう頑張りたいと思います。(文責 斎藤紘丈)

写真1懇親会でスピーチする佐藤健先生


第130回日本医学放射線学会北日本地方会
第75回日本核医学会北日本地方会(2014年6月28日)

第128回日本医学放射線学会北日本地方会・第73回日本核医学会北日本地方会が、2014年6月28日(土)にコラッセふくしまで開催されました。

当医局からも診断・治療の分野で様々な発表がありましたが、特筆すべきは、入局1年目の鈴木先生が無事デビューセッションでの発表をやり遂げたことでしょう!

見ていて、安心感のある質疑応答で、引率者としては胸をなでおろしておりました。

また、地方会前日に行われた画像診断カンファレンスでは、入局3年目の小川先生が見事に回答を当てました。

同時開催の研修医セミナーには、放射線科に興味がある医学生・研修医の新潟からの参加もあり、若い力を感じ、今後が楽しみになる地方会でした。

懇親会では福島を一望できるレストランでの立食パーティ。未だかつてないほどの参加者で、会場狭しと人が溢れていました。北日本での放射線科の盛り上がりを肌で感じ、帰ってきました。

次回は、9月24-25日に仙台で開催予定です。

写真1会場に溢れる人


写真2懇親会で景品をもらいスピーチする
鈴木先生


歓迎会(2014年4月18日)

2014年、ソチオリンピックが終わり、気付けばあっという間に4月。

桜も満開を過ぎた中、放射線科医師・放射線技師・放射線部看護師・病棟看護師合同の歓迎会が4/18に執り行われました。

今年も、放射線科には新人含め、新たな仲間を多く迎えることができました。

4月になって、消費税が上がった?

こちとら、新入医局員が2人もいるんで、そんなの関係ないくらい嬉しいんです(^_^)

会場は中央区のジョイアミーア

今年度は医師7名(うち新入医局員2名)、物理士1名、放射線部看護師3名、病棟看護師5名を新たにお迎えしました。

医局的には、イジリ甲斐のありそうな若手、国内留学帰りの専門医など、多彩なメンバーが加わり、さらなる発展が期待できそうです。

歓迎会は、時折りアカデミックな話も混ぜつつ、あちこちで会話が弾んで、楽しく終了。

今年度も、皆で頑張りましょう!

写真1会場外観


写真2医師7名(!)の挨拶


写真3医学物理士のお二方

写真4歓談する教授


放射線部大忘年会at摩周(2013年12月20日)

2013年12月20日に放射線部の大忘年会がありました。

仕事終わりに、みんなでバスに乗って月岡温泉まで行き、摩周さんにお世話になってきました。

医師、技師、看護師らが、みんなで一年の労をねぎらいあう楽しい飲み会です。

もちろん温泉も堪能。なんていったって、月岡温泉は硫化水素含有量日本一の名泉ですから。

教授の挨拶、准教授の乾杯で、会は始まりました。

毎年恒例の「新人による出し物」では、新人の芸(コント?ダンス?)の後に、1カ月近くかけて頑張って撮影した、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー 放射線部バージョン」を上映し、大好評でした。

撮影に協力してくださった方々、ありがとうございました。

その後はカラオケ大会。今年は教授の喉の調子が良くなく、残念ながら、いつもの美声は聞くことはできませんでした。しかし、懐かしいB’zから最新のEXILEまで、大いに盛り上がりました。

宴会の後は、新人の部屋に移動。
二次会へなだれ込み・・、楽しい夜は更けていくのでした。

みなさん、一年間お疲れ様でした。
そして、幹事の方々、本当にありがとうございました。

特に、新人芸出しと大忘年会幹事が重複してしまっていたU先生、お疲れ様でした。

写真1温泉で忘年会


写真2新人による芸


写真3恒例のカラオケ大会


第113回新潟臨床放射線学会+同窓会忘年会(2013年12月14日)

2013年12月14日に新潟大学医学部第2講義室にて第113回新潟臨床放射線学会が開催されました。

雪がちらつく寒い中、画像診断・IVR・放射線治療分野から多くの演題の発表があり、活発な討論がなされました。

実際、会場内は熱気でむんむんしていました・・・。ちょっと暖房が効き過ぎでしたかね。

演題内容は、症例報告から臨床研究の報告まで、様々でした。

そのような中、今回は、新潟市民病院で勉強中の中国留学生の方の発表がありました。もちろん英語です。
スライドを見ながら聞いていれば、大体わかりますが、いざ質問しようにも・・・
そのような中、英語が堪能な先生方が大活躍!なんだか、まぶしく見えました。

いつかは英語がしゃべれるようになりたい・・・
タンスの肥やしになっているスピードラーニングを引っ張り出そうかな・・・

その後、ANAクラウンプラザホテル新潟に会場を移し、恒例の新潟大学放射線医学教室同窓会忘年会が開かれました。

Y准教授の挨拶に始まり、新入局者の紹介、放射線科に興味を持って学会・忘年会に参加していただいた研修医の紹介など、放射線医学教室の未来を感じることができる会でした。
また、久々に会う先生方が親睦を深められており、さまざまな情報収集の場、そして夢を語り合う場でもありました。

幹事・係の先生方、お疲れ様でした。
いろいろありましたが、もう少しで2013年が終わります。

写真1集談会風景


写真2同窓会忘年会 挨拶


写真3研修医の挨拶


写真4歓談中


ASTRO's 2013 Annual Meeting(2013年9月22~25日)

2013年9月22日~9月25日、アトランタのGeorgia World Congress Centerという所で米国放射線腫瘍学会(ASTRO)の年次総会がありました。放射線治療業界では世界最大の学会です。今回、ポスターセッションではありますが「食道扁平上皮癌に対するESD後の予防的化学放射線療法」の演題が採用され、青山教授と私の二人で行かせていただく機会がありました。ASTROの紹介もかねて報告させていただきます。

1日目の朝7時から参加者が集合してのWelcome Breakfastなるものがありました。この場が日本の他大学の先生と知り合いになるきっかけと聞いていたので、必ず参加しよう!と思っていたのですが... 20時間以上の長旅のつかれと時差もあり、起床できませんでした...。少し遅れてまずはPresidential SymposiumというメインのSessionに参加しました。今年は前立腺癌について、リスクごとの治療方針などについてのお話でした。4時間ほどで最新の話も含めて総ざらいといった内容で、かなり充実しておりました。
濃いいのは良いのですが、当然すべて英語ですので、その場で全て理解するのは(私には)不可能です。そういった場合はのちにインターネット上の動画で確認することとなります(参加者以外は有料)。とは言っても英語の箇条書きやグラフが多いので聞き取れなくても何となくわかることが多いです。

同日の夜にJASTRO Nightという、日本人が集まって、留学されている先生の講演を聞いたあとに、食事会にて交流を深める機会がありました。閉鎖された空間に日本人が100人前後集まっておりました。聞いたことのない銘柄のビールが並んでいること以外は、ここは日本か?と思うほどでした。やはりお互い外国で心細いところがありますので、日本にいるときよりも、こういう場の方が他大学の先生と交流をもちやすいかもしれません。私は北海道大学の方とお話をすることができました。

2日目のPlenary Sessionはもう一つのメインのセッションですが、色々な領域のProspective studyの発表でした。治療成績の向上を目指すようなものはもちろんですが、いかに有害事象を減らすかという内容のものの比重が増えている印象がありました。そのためQuolity Of Lifeや有害事象を扱ったものが多く見受けられました。5年前に行かせて頂いたときと比較するとその点は顕著だったように思えます。

Plenary Sessionが終わってからは英語を聞く(見る?)ことに疲れてきました... 以降は、マイペースでポスターを見たり、展示場をまわったりしました。ポスターは展示量も当然膨大ですが、臨床的に興味を惹かれるものが非常に多く、流すことができないために、1日かけても見切れませんでした。こちらは日本人の発表者も非常に多く見受けられました。青山教授が最初にASTROに行った当時はほとんど日本人がいなかったそうで、かなり寂しい思いをされたそうですが、今回は日本人の参加者は全体で120人を超えていたとのことです。以前よりは敷居が低くなったと言えるのかもしれません。
業者の展示会場も日本の放射線治療関係の学会とは規模が桁違いで、最新のものが多数あり、業者さんでさえも自社の機械なのに今回初めてみたのでよくわかりません!というものでさえもありました。ある意味、日本で行われる学会との一番の違いかもしれません。

私自身の発表は、決められた時間にポスターの前にいて質問された場合などに対応するというものでしたが、ずっと張っていなければいけないという雰囲気でもなく、お酒を飲みながらということもあり、非常に気楽に望むことができました。発表と言っていいのでしょうか? いいんです!

最終日に近郊の観光をさせていだたきました。アトランタはコカ・コーラの故郷とのことで、ワールド・オブ・コカコーラ博物館というものが会場のすぐ近くにあり、創始者が祭られていました。もともとは薬剤師さんとのことです。ASTROは毎年違う地域で開催されます。学会の内容は当然充実しておりますが、やはり一番の楽しみは毎年アメリカの違う地域に観光... ではなく見聞を広めに行けることだと思います。今後、ラスベガスあたりで開催されたら、また勉強に行きたいなあと思います!

写真1スクリーンが複数ある大きなメイン会場


写真2業者さんも初めて見たというVarianの最新機器


写真3巨大な放射線遮蔽の扉まで展示していました


写真4展示ポスターの前で


写真5コカ・コーラのえらい人


新潟大学医学大運動会2013(2013年5月18日)

さわやかな陽気の中、恒例の大運動会が付属小学校グラウンドにて開催されました。

リレーでは転倒者もでる波乱のレースもありましたが、大きなケガ人もでず、無事終了。研修医の中野先生も前日の(お酒の)疲れもみせず頑張ってくれました。

少数精鋭だったため、総合ではいい順位に入れませんでしたが、名物のパン食い競争では田中先生と高野先生が1位と2位を取りました!

夜はしゅん咲にて、楽しい打ち上げもありました。

また、来年も頑張りましょう!

写真1転倒者も出る激しいリレー対決!


写真2パン食い競争の一コマ


海開き(2013年7月19日)

今年も毎年恒例の海開きが行われました。

看護師や放射線技師の方々、ご家族や子供たちも参加しているので、かなり大人数になります。

最近は夏の天気も不安定で、天気がどうなることかと心配でしたが、運が良いことに、この日の前後は雨が降りましたが、当日だけ絶好の海日和でした!日本海の夕日もバッチリ!

今年はバーベキューやジンギスカンだけでなく、ピザも注文したりと、例年以上に盛りだくさんでした。

やはり、青空の下で飲むビールは最高!

写真1青山教授による乾杯


写真2日本海に沈む夕日(^_^)


第128回日本医学放射線学会北日本地方会
第73回日本核医学会北日本地方会(2013年6月14日)

第128回日本医学放射線学会北日本地方会・第73回日本核医学会北日本地方会を当科が当番となって、2013年6月14日(金)新潟市朱鷺メッセで開催いたしました。

72演題、180名余の参加者を得て、活発な討議が行われ、盛会となりました。

医局員のみなさま、お疲れ様でした。

地方会_風景1地方会_風景1


地方会_風景2地方会_風景2


歓迎会(2013年4月19日)

4月からまた新たな仲間を多く迎えることができました。

放射線科医師、放射線技師、放射線部看護師、病棟看護師合同の歓迎会が4/19に執り行われました。

場所はネルソンの庭。
桜が出迎えてくれました。

今年度は医師3名、物理士1名、医局秘書1名、技師3名、放射線部看護師3名、病棟看護師5名をお迎えしました。

今年度は放射線部も病棟も一気に師長が交替となりました。
これまでの良いところは引き継ぎつつもまた一歩前進できるように、素晴らしい放射線科・部にしていきたい思います。

今年一年も皆で頑張りましょう。

頼れる宴会部長も帰ってきました。
こういうときに必ず無料情報誌を持参してくれ、頼りになります。(二次会ありがと~)

写真1桜が綺麗


写真2会場風景


写真3頼れる宴会部長


送別会(2013年3月15日)

2013年3月15日、放射線科・放射線部合同の送別会がありました。
医局からは残念ながら今年もお送りしなければならない先生がいました。

医局から離れ、県外の病院へ行かれてしまいます。
ご本人は笑顔ですが、残る側としては寂しいものです。

特殊なスキルを持っている先生で、2年前に大学に帰ってきた私は、そのタイミングで帰ってきて、先生に教わることができて非常に恵まれていたな、と今は思います。

日常業務に忙殺されていなければもっと色々と吸収できたのに…という後悔もありますが、先生のティーチングファイルなどで勉強させていただきます。

お疲れ様でした。

といっても人気の先生。すでに新潟での講演依頼が殺到中とのこと!
またお会いしましょう(^O^)

写真1写真1


写真2写真2


忘年会@温泉(2012年12月21日)

2012年12月21日に放射線部の忘年会がありました。
バスに乗って移動して、一泊温泉つきです。
今年は月岡にもどりました。

医師、看護師、技師とみんなで一年の労をねぎらって楽しくどんちゃんしました。

旅館が乾杯用に大きな盃を用意してくれました。
教授・・・似合ってます。
ここまでしっくりくるのはさすがです(写真1)。

毎年恒例の「新人による出し物」はみんな楽しくダンスしてました(写真2)。
ももクロだそうですが・・・おじさんは聞いたことない曲で分かりませんでした(´-ω-`)

その後は今年も教授が美声を披露してくださり、大いに盛り上がっていました。

二年連続の幹事でした…来年は別の人でお願いします(^▽^;)

写真1写真1


写真2写真2


受賞報告(2012年12月13日)

阿部英輔先生が「日本放射線腫瘍学会 第24回学術大会」において、「第10回優秀教育講演賞」を受賞しました。

受賞演題は、教育講演9「前立腺」です。

パチパチパチ\(^o^)/

受賞受賞の瞬間


第111回新潟臨床放射線学会+同窓会忘年会(2012年12月08日)

2012年12月8日に新潟大学医学部第2講義室にて第111回新潟臨床放射線学会が開催されました。

画像診断、IVR、放射線治療分野から多くの演題の発表があり、活発な討論がなされました。

今回は最後に先々代教授である酒井先生の名を冠した「酒井賞」という、優秀論文に対する表彰が行われました。
受賞されたK先生は終始「まじっすか!?」と言いながら表彰されていました(写真1)。

その後、新潟大学放射線医学教室同窓会の恒例の忘年会が開かれました。
A教授の挨拶から始まり、久々に会う先生方が親睦を深められていました。

2つ目の写真は3次会の写真です(1~2次会で写真撮ってなくてすみません)。
GセンターのSグループでは3次会はそばと決まっています(^▽^;)
きついと思うけれど、3次会でも意外と食べられるものなんですよ

写真1写真1


写真2写真2


日本小児放射線学会学術集会に参加して来ました(2012年07月05日)

6/29-30に東京で行われた第48回日本小児放射線学会学術集会に参加して来ました。

放射線科、小児科、小児外科や脳外科の小児分野を専門とする先生方が集まって、1例報告が多いのですが、発表に対しディスカッションを行うといったものです。

他科からの質問の観点はやはり放射線科の考えとは異なるものもあり、各科のスタイルというかが見える部分もあって勉強になりました。

小児を専門とする病院ではUSに力を入れているなぁ、というのも感じました。
検査技師さんが入念にやってくださるところがあるようで・・・ うらやましい限りです。

フィルムリーディングでは当科の先生が2位に!!
(応募すらしていないのですが・・・)私ももっと精進せねば・・・。

会場の様子会場の様子


会場の様子会場の様子


歓迎会(2012年05月02日)

大学の桜はすっかり散ってしまいましたが、春(を通り越してすでに暑い・・・)です。

4月からまた新たな仲間を多く迎えることができました。
科の特性上、イベントは医師、放射線技師、放射線部看護師、病棟看護師が合同で行われますが、4/25に合同で歓迎会が執り行われました。

今年度は医師3名(内、大学で後期研修スタート1名。他2人は関連病院勤務)、医局秘書1名、技師3名、放射線部看護師2名、病棟看護師5名をお迎えしました。

すでに経験のある方から新人さんまで経歴は様々ですが、科長・部長を兼任する教授の下、素晴らしい放射線科・部にしていきたいと皆でお酒を酌み交わしました。
今年一年もがんばっていきたいと思います。

医師の側からするとまだまだマンパワーが足りず・・・、コンスタントに最低1人は入ってくれていますが、この辺で放科のフィーバーが来てくれれば(私の代の様に8人・・・とは言わないけど5人くらい(欲張りすぎか))
と思いつつ、勧誘にも力を入れようと考えています。

News&Topicsにももう少し力を入れなきゃ・・・

大学の桜(4/20撮影)大学の桜(4/20撮影)


教授挨拶・乾杯教授挨拶・乾杯