1.膵臓と腎臓を一緒に移植する場合

膵臓移植の手術方法にはいくつかありますが、当院では移植した後の拒絶反応診断に有利で、有効性ならびに安全性についても確認されている、膀胱ドレナージという方法で移植を行います。この方法は現在最も多く行われている術式ですが、ほかにも腸管(小腸)へのドレナージ法もあります。

膵臓は十二指腸をつけた状態で右の下腹部に移植します。摘出された膵臓ならびに周辺にある血管と、患者さんの血管をつなぎ合わせます。

  • 膀胱ドレナージ:移植膵臓の十二指腸を患者さんの膀胱につなぎ合わせます
  • 腸管ドレナージ:移植膵臓の十二指腸を患者さんの小腸につなぎ合わせます

腎臓は左の下腹部に移植します。移植する腎臓の動脈と静脈を、患者さんの血管と、尿管は膀胱とつなぎ合わせます。手術時間は6から12時間程度かかります。

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2.膵臓のみを移植する場合

腎臓が悪くない場合あるいはすでに腎臓移植を受けられている患者さんにおいては、膵臓だけを移植することになります。腎臓移植後の患者さんの場合には、移植された腎臓と反対側の下腹部に移植します。膵臓移植の方法は膵臓と腎臓を同時に移植する場合と同じです。手術時間は4から6時間です。

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