教室について

教授あいさつ

  2011年に新潟大学へ着任し、早くも7年が経ちました。この7年間で当初の目標をどのくらい達成できたか、振り返ることがあります。研究室発足時の教員や大学院卒業生は、それぞれの場所で頑張っていますので、研究者が自立できるような環境作りには貢献できたのではないかと考えております。その後も新たな教員、大学院生、学部生、そして、研究を支えるスタッフが研究室に加わりました。各人の努力により、研究室のプロジェクトも順調に進展しています。

 

  私たちは、形態学や分子生物学をベースにして、新しい技術を取り入れながら、神経系の発生・発達のメカニズムとその動作原理を理解、そして、病態の理解とその治療法開発を目指して研究しています。グリア細胞の発生と発達に関する研究、運動障害発症の神経機構に関する研究などは、間もなく収穫の時期を迎えます。矢野准教授のRNA結合タンパクの神経機能に関する研究も発展しています。

 

  私たちの教室には、異なるバックグラウンドをもつ研究者がそろっています。それぞれの経験や知識、そして、伝統と環境を活かしつつ、世界へと研究成果を発信していきます。研究は常に新しい挑戦や試行錯誤を伴い、それぞれが専門性を持つとともに、チームを作って研究することも求められています。時代に適応しながら、サイエンスの進歩に貢献していきたいと考えています。

 

  共に神経科学の研究を行うポスドク、大学院生(博士・修士)、学部生を募集しています。 出身学部・経歴は問いません。神経科学に興味をもち、熱意ある若い方々の研究への参加を期待しています。平成から令和に変わるこれからの時代に、どのような研究を展開していけるのか、楽しみにしています。

 

2019年4月

竹林浩秀

 

→ 着任時の教授挨拶    

教室の歴史

平澤 興 初代教授 (昭和5年〜昭和21年:新潟医科大学)
Prof. Ko Hirasawa
錐体外路系の研究
のちに京都大学総長を務められました。著書多数。新潟市南区には、曽我・平澤記念館があります。
昭和26年 日本学士院賞 受賞

小池上 春芳 教授 (昭和21年〜昭和47年:新潟大学)
Prof. Haruyoshi Koikegami
扁桃体の研究
戦後の物資の困窮している中、生理学実験を取り入れた先駆的な研究を行いUCLAにて講演を行ったとの記録があります。
1964年には、第69回日本解剖学会総会・全国学術集会の会頭を務められました。

布施 栄明 教授(昭和47年〜平成3年)
Prof. Shigeaki Fuse
大脳辺縁系の研究
平成15年 瑞宝中綬章 受章

車田 正男 教授 (平成3年〜平成23年)
Prof. Masao Norita
視覚性定位行動に関する視覚系中枢についての研究
平成20年 ハンガリー共和国 セゲド大学(Univ of Szeged)より 名誉医学博士号 授与

教室の様子

→写真はこちら

 

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