分子病理学・がん免疫学分野へようこそ
皆様、はじめまして。金関 貴幸(かなせき たかゆき)と申します。2025年7月1日より当分野を担当しております。私は北海道生まれの研究者・病理医・元臨床医です。基礎医学研究の魅力に引き込まれ、この世界に飛び込みました。新潟大学の伝統を引き継ぎながら、皆様と共に一歩を踏み出して新しい教室を築いていきたいと思っております。
当分野は、がん免疫学を専門とする研究に特化した病理学教室です。免疫細胞が「がん細胞」を認識し除去する生体防御メカニズムを研究しています。とくに、膨大な免疫ペプチドームを可視化するオリジナル技術を使い、がんに対するT細胞免疫監視の実態を分子レベルで深掘りした解析を行っています。
私たちは、研究を通して生命現象の理解を深め、医療と社会への還元を目指します。研究成果を、がんワクチンなどの新しいがん免疫治療の創生につなげたいと思っています。教室では目的に向かって歩む仲間を募集しています。多様なバックグラウンドの方を歓迎します。気軽にお声がけください。一緒にワクワクするような研究に挑戦しましょう。