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2018/07/31 トピックス
医学部と株式会社iPSポータルが連携協定を締結しました

本学医学部と株式会社iPSポータルは、7月23日(月)に、iPS細胞の技術を用いた創薬及び再生医療への応用に関して連携・協力するための協定を締結しました。
 
この協定は、両者が組織的に連携し、治療が困難な病気の原因解明や新しい治療法開発の共同研究を進めることにより、相互の発展と医療及び関連産業の充実による社会への貢献を図ることを目的としたものです。
 
本学医学部は、歴史的・地理的な特徴から質的にも量的にも他に類を見ない独自の医療資産を持ち、この医療資産を核として医療の進歩と地域産業の発展に貢献したいと考えており、一方で株式会社iPSポータルは、iPSテクノロジーの事業化による社会貢献と創薬、再生医療にチャレンジする企業・研究者のサポートを基本理念としています。両者で疾患iPSを活用した事業について検討が進み、このたびの連携協定締結となりました。
 

握手を交わす株式会社iPSポータルの村山代表取締役社長(右)と染矢医学部長(左)

締結式で、染矢俊幸医学部長は「豊富な疾患症例を持っている本学の特徴を生かしてオープンイノベーションを通じて医療だけではなく産業技術にも貢献し、研究力を高めていきたい。」と述べ、株式会社iPSポータルの村山昇作代表取締役社長は「初めての大学との連携協定締結であり、豊富な臨床症例を持つ新潟大学との連携により、iPS細胞技術を用いて、現時点で治療法がない難病に対する創薬、再生医療の共同研究推進に貢献していきたい。」として、今後に向けての抱負を語りました。
 
今後は、各疾患群に関する情報を共有し、iPS細胞技術を用いた次世代の診断、治療、病態解明等に関して連携事業を進めていき、社会への貢献を目指します。
 
 
本件に関するお問い合わせ先
新潟大学医歯学系総務課庶務係
電話:025-227-2003
FAX:025-227-0715

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