【講義】

  • 司会

    京都大学 環境安全保健機構 教授

    石見 拓

    【略歴】
    専門分野:循環器内科、蘇生科学、臨床疫学
    NPO法人大阪ライフサポート協会 副理事長、PUSHプロジェクト代表
    ILCOR CoSTR(心肺蘇生に関する国際コンセンサス) EIT(普及・教育)タスクフォース
    一般社団法人日本蘇生協議会 JRC(日本版)蘇生ガイドライン2020 編集委員
    公益財団法人 日本AED財団 専務理事

  • 演者

    新潟大学大学院医歯学総合研究科 特任教授

    高橋 昌

    【略歴】
    専門分野:小児心臓血管外科学、蘇生科学、災害医学、シミュレーション医学教育
    新潟PUSH代表
    特定非営利活動法人日本小児循環器学会 蘇生科学教育委員会 副委員長
    一般社団法人日本小児救急医学会 SIメンバー
    一般社団法人日本災害医学会 理事 広報委員長 COI委員長 総務委員 倫理委員
    日本DMATインストラクター ITLS-Pediatricインストラクター MCLSインストラクター JPTECインストラクター ほか

「院外心臓突然死を救え! ~あなたしか救えない命があります~」

新潟大学大学院医歯学総合研究科 特任教授
新潟PUSH 代表

高橋 昌

 平成23年にさいたま市の小学校6年生が駅伝の練習中に突然倒れて亡くなるという事故が起きました。致死的不整脈、心室細動からの心停止でした。しかし、構内に設置されていたAEDは使われないままでした。この事故をふまえ、さいたま市教育委員会ではこの生徒の名前を冠して「体育活動時等における事故対応テキストASUKAモデル」を作成しました。しかしよく調べてみると、学校管理下における心臓突然死は日本では多い年で年間100件を超えていた、というのが最近までの状況です。

 近年の救急蘇生のガイドラインにおいては「心肺蘇生教育の重要性」が強調されるようになり、2019年には「学校における心肺蘇生とAEDに関する調査報告書」(公益財団法人日本学校保健会・学校における心肺蘇生(AED)支援委員会)が公表されました。一人一人が最新の知見に基づいた心肺蘇生の方法を知り、実践できる事の重要性と同時に、「心肺蘇生教育をどのように普及するか」という教育の重要性と課題が示されました。

 この直近の報告書の課題を先取りして解決する教育モジュールとして、すでに大阪ライフサポート協会では2008年から簡易心肺蘇生コース「PUSHプロジェクト」を開始していました。現在では全国に広がり一般市民や学校教育の中で「わずかな知識と一歩前に出る勇気」であなたにしか救えない命を守る大切さを伝えています。今回の市民公開講座では、他人事ではない、あなたの身の回りで起きる心臓突然死を予防するための心肺蘇生について、PUSHプロジェクトの取り組みと併せてわかりやすくお伝えします。後半では、実際にPUSHプロジェクトによるオンラインで学ぶ心肺蘇生「おうちでPUSH」をWebを通じて受講して頂きます。是非、ご参加ください。

【実技】オンラインで学ぶ心肺蘇生「おうちでPUSH !」

ご自宅や職場などで、スマホやPCの画面を見ながら、皆さんで一緒に「目の前で突然人が倒れたら」どうしたらいいのか、を実技を交えて一緒に勉強しましょう!

PUSHプロジェクトは、簡易型の心肺蘇生の普及を通じて、
突然倒れた方を救命できる地域づくりを目指します。

PUSHプロジェクトでは、
心肺蘇生の中でもっとも重要な胸骨圧迫とAEDの使い方を多くの方に学んでもらうことで、
突然倒れた方の救命率向上を目指します。

緊急時の対応
AEDの使い方

準備

用意するもの

  • インターネットに接続できる端末(パソコン・スマートフォンなど)
  • 座布団 1枚
  • カード 2枚

受講の仕方

  • 頭を左に向けて人が倒れているイメージで、胸の位置に座布団を置きます。

    • 座布団 = 人の胸(胸骨圧迫の位置)
    • カード = AEDのパッド

    に見立てて講義を行います。

  • 当ホームページの参加ボタンから講義に参加してください。

    胸骨圧迫のポイント
    座布団を体重計に乗せると胸骨圧迫の強さが測定できます。30kgが目標!

講義に参加する

この講義は終了しました