日露留学フェア(ハバロフスク)
2019年11月15~16日
2019年11月15日~16日に、ロシア・ハバロフスクにおいて開催された日本留学フェアに参加させていただきました。本学が北海道大学及び筑波大学とともに昨年度から文部科学省の委託を受けている「日本留学海外拠点連携推進事業」の一環で行われているもので、本学の協定校である極東医科大学の全面的な協力を得て同大にて実施されました。



私は、15日に行われた極東医科大学の学生を対象とした模擬講義を担当し、胃がんの内視鏡治療についてのお話をさせていただきました。ちょうど寒波が入り外には雪が積もり、日中でもマイナス10℃近い寒い一日でしたが、大学の講義室には280名の医学生が集まり、大変熱気のある会となりました。その後、日本留学の概要説明やロシア人学生による日本留学体験発表のほか、日本文化体験コーナーでの書道・折り紙・着物体験などで交流し、夜はおいしいロシア料理とお酒を堪能させていただきました。予想を上回る寒さと、想像以上に英語の通じない文化に少し戸惑いもありましたが、むしろ良い経験となりました。


今回、日本の診断技術や設備を有する検診施設の視察もさせていただき、当地の医療や文化に触れることができました。大変貴重な機会をいただき、日露医学医療交流コンソーシアムにいがた(G-MedEx)をはじめ、関係者の方々に深く感謝申し上げます。


横山 純二 記