研究課題名 |
肝細胞癌のシスプラチンに対する新規感受性マーカーの検証(遺伝子解析研究 H26-718) |
実施開始日 |
2012/12/18 |
実施終了日 |
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主任研究者 |
青栁豊(上村顕也) |
担当者名 |
上村顕也 |
研究目的・方法 |
APM2の肝細胞癌に対するシスプラチン感受性マーカーとしての有用性を評価すること |
対象 |
肝細胞癌に対して、内科的なカテーテル治療を行うために消化器内科に入院する患者様。 |
患者様へ |
肝細胞癌の治療は血管塞栓術、経皮的エタノール注入術をはじめ、日本が世界をリードしてきました。現在、多くの分子標的薬の出現から、方法論のパラダイムが変わろうとしています。今まで海外からは認知されていなかった動注療法を併用した分子標的薬の使用によって、肝癌の予後が延長することが期待され、動注療法の重要性が示唆されています。シスプラチンは進行肝細胞癌に対する肝動注療法に使用され、抗腫瘍効果が期待されています。一方で、高用量投与による副作用は以後の治療に影響を及ぼすことから、肝細胞癌に対するシスプラチン感受性を予測するマーカーの検証が重要であると考えられます。本研究では、肝細胞癌に対するシスプラチン感受性マーカーの有用性を評価することを目的とします。将来的に治療薬の選択、効果予測が効率的になされ、効果的な薬剤を治療開始前に選択できるようになる可能性があります。 |
関連施設 |
済生会新潟第二病院、新潟市民病院、柏崎総合医療センター |