新潟大学医歯学総合病院 新潟大学眼科

menu

第37回日本緑内障学会参加報告

2026/10/08

第37回日本緑内障学会が10月に静岡で開催されました。新潟大学からは赤木先生、私、小林大悟先生、倉本先生、加藤先生、医学科6年の萬代さんが参加し、それぞれ発表を行いました。

私は「網膜神経線維層解析の最新知見―緑内障画像診断の現在地と今後の展望―」というテーマでシンポジウム講演を行いました。久しぶりのシンポジウムということもあり、少々緊張しながらの登壇となりましたが、スライドを作成する過程で、自分自身も知らなかった最新の知見に触れることができ、大変良い機会となりました。


最近は眼科の世界でも、どこを見ても「AI」の文字を目にするようになりました。実際、今回の学会発表のスライド作成でもだいぶお世話になりました。緑内障の画像診断も、AIの発展によって今後大きく変わっていきそうです。


また、緑内障班で数年前から研究を手伝ってくれている医学科6年の萬代さんは、「緑内障患者におけるトラベクレクトミー施行後のQuality of Visionの変化」という演題で一般口演を行いました。
今回はなんと卒業試験のわずか1週間前。それでも緑内障学会では3年連続となる発表で、質疑応答もすっかり板についていました。学会長からお褒めの言葉をいただいただけでなく、さらには「座長賞」まで受賞。指導している私ももらったことのない賞を、学生に先に取られてしまいました。学生のうちから継続して研究・発表に取り組んできた成果が形となり、大変うれしく思います。

そして、昨年はやや少なかった若手の先生方の発表も今回は増え、緑内障班としても頼もしい限りです。

また、昨年に引き続き福地先生にお声がけいただき、夜には順天堂大学の若手の先生方と交流する有意義な機会にも恵まれました。

こうした大学の垣根を越えた交流も学会の楽しみの一つです。

今回の学会で得た新たな知見や刺激を日々の診療・研究に還元し、今後も新潟の緑内障診療のさらなる発展に貢献できるよう、新潟大学眼科一同尽力してまいります。

 

飯川龍