ナイジェリアからDr. Arokoyoが当科に研修にきました
2022/11/16
ナイジェリア人の眼科医であるArokoyo Oladele Vincent先生が当科に約2カ月間の研修に訪れました。Dr. ArokoyoはAhmadu Bello Universityを卒業し、現在は眼科医としてFederal Medical Centre Gusauで働いています。眼科一般診療、白内障手術を主とした手術治療も行っていますが、緑内障による失明を経験することも多いそうです。そこで今回、「緑内障の治療管理について理解を深めたい、MIGS(低侵襲緑内障手術)を学びたい」との希望から当科にて約2か月間の見学研修を行うこととなりました。
9月に来日後は9月16日~18日に開催された第33回日本緑内障学会(パシフィコ横浜)に参加し、その後に新潟を訪れ、11月末まで研修を行う予定です。
外来、手術見学と毎日熱心に研修をされ、カンファレンスにも参加しています。ナイジェリアの眼科事情について発表もしてもらい、日本とは異なる海外の状況を知ることができました。フレンドリーな性格で話もしやすく、我々としても英語で会話をする良い機会となっています。食事を共にすることもあり、新潟でのお気に入りは「ラーメン」とのことでした。
新潟の研修で学んだことを帰国後には是非とも生かしていただき、ナイジェリアの眼科医療の発展につながることに大きく期待しています。
週3回の手術日には熱心に手術を見学しています。
新潟でのお気に入りの食事は「ラーメン」