2017/12/02
2017/12/02
第八回聴覚よろずの会
〜補聴器・人工中耳〜
本年も「聴覚よろずの会」を開催しました!
第8回目を迎える本会のテーマは、「補聴器・人工中耳」を設定しました!
現在、聴覚に障害のある方々は、どのように補聴機器を導入し、それらを使用しているのでしょうか? 今回は、補聴機器の開発に携わっておられるリオン(株)医療機器事業部 第一開発部の中市 健志様、それらを患者様に装着される新潟大学大学院 医歯学総合研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の山岸 達矢先生、学内で新たなアイディアを駆使して補聴機器を開発されている新潟大学 工学部 機能材料工学科 学部3年生の吉原 順一郎様より、補聴機器適用の現状とこれから解決するべき課題、患者様のニーズ等について分かり易くご紹介いただきました。
さらに、特別講演として、大阪大学大学院 医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科・助教の太田 有美先生、 近畿大学医学部耳鼻咽喉科・教授の土井 勝美先生をお招きし、豊富な手術のご経験から、今回のテーマについて話題をご提供いただきました。
かつてないほど多くの方々にお越しいただき、最新の情報を共有することができました。
本会終了後、懇親会を開催し、この度も新たなつながりが生まれ、以前からの親睦をより深めることができました。今年度も大成功に終わりました!
第8回 聴覚よろずの会
「補聴器・人工中耳」 プログラム
日時:平成29年12月2日(土)13:30〜
場所:新潟医療人育成センター(新潟大学医学部・旭町キャンパス内)2階セミナー室I
[開会の挨拶]
13:30〜13:40日比野 浩
(新潟大学 医学部 分子生理学分野)
[演題]
13:40〜13:50任 書晃
(新潟大学 医学部 分子生理学分野)
『イントロダクション 〜難聴の種類と検査方法〜』
13:50〜14:20中市 健志
(リオン(株)医療機器事業部 第一開発部)
『補聴器の歴史と最新技術紹介』
14:20〜14:40山岸 逹矢
(新潟大学大学院 医歯学総合研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野)
『補聴器フィッティングの実際』
14:40〜15:00吉原 順一郎
(新潟大学 工学部 機能材料工学科)
『新潟大学 音響工学プロジェクト 活動紹介』
休憩(15:00〜15:10)
[特別講演1]
15:10〜15:50太田 有美
(大阪大学大学院 医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
『BAHA装用者の実際』
休憩(15:50〜16:00)
[特別講演2]
16:00〜17:00土井 勝美
(近畿大学 医学部 耳鼻咽喉科 教授)
『人工中耳VSBの適応と治療成績』
17:00〜17:15総合討論
[閉会の挨拶]
17:15〜17:20日比野 浩
(新潟大学 医学部 分子生理学分野)
懇親会(17:30〜19:00新潟大学旭町キャンパス内 医歯学総合病院 病棟12階 食堂)
会費1000円、大学院生・学生 無料