新潟大学医学部学士会 有壬会

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会長あいさつ

新潟大学 医学部学士会 会長
新潟大学
医学部学士会
会長 髙桑 好一(D54)

このたび、二期目の学士会会長を拝命いたしました。本年(令和2年)は、2年に一度の役員改選の年ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年有壬会館で開催されております学士会理事会・総会が開催できない状況となりました。このため、通信の形式で諸事項について審議をお願いいたし、その結果、学士会会長に再度選任いただきました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の医療施設が多大な困難に直面しております。このような状況にあって、学士会の先生方はじめ医療関係の皆様方には、懸命な努力により医療を支えておられることに対し、深甚なる敬意の念を表する次第です。

以下に学士会のご紹介をさせていただきたいと思います。

新潟大学医学部は、明治43年(1910年)4月の官立新潟医学専門学校の開学を源流としておりますが、その後大正11年(1922年)に官立新潟医科大学となり、昭和14年(1939年)には附属医学専門部を併設し、第二次大戦後の昭和24年(1949年)に新潟大学医学部となり、現在に至っております。平成22年(2010年)に開学100周年の記念祝賀会を行い、本年(令和2年、2020年)まで110年の歴史を有しております。

学士会は新潟大学医学部医学科卒業生の同窓会組織であり「有壬会」と称しますが、「有壬会」の「有壬」は詩経小雅篇の「有壬有林」に由来しており「豊かな様、盛んな様」を表しております。学士会の組織は、大正4年(1915年)に設立された官立新潟医学専門学校卒業生による学士会と昭和2年(1927年)に設立された新潟医科大学卒業生による学士会がその後合同し、成立しており、初代の会長には本島一郎先生が就任されており、私は23代目の会長になります。

役員改選に伴う新たな執行部の先生方についてご紹介いたします。これまで学内副会長を担当していただいた鈴木榮一先生(D54)が新潟大学地域医療教育センター魚沼基幹病院院長に、牛木辰男先生(D57)が新潟大学学長に就任されました。これを機にご退任され、新たに学内の副会長に、腎膠原病内科学教授の成田一衛先生(D58)、脳神経外科学教授の藤井幸彦先生(D58)にご就任いただきました。学外副会長につきましては、藤田一俊先生(D56)が退任され、新たに新潟支部支部長(新潟市医師会会長)に就任されました浦野正美先生(D57)にお願いいたしました。東京西部支部の吉井光信先生(D47)、埼玉県支部の関博之先生(D54)には副会長職の継続をお願いいたしております。幹事長は引き続き、呼吸器循環器外科学教授の土田正則先生(D60)にお願いし、幹事長補佐も消化器内科学講師の上村顕也先生(DH11)にお願いいたしております。

学士会活動の目的は、会則に明記されているように「会員相互の連携と親睦をはかり、あわせて新潟大学医学部の発展に寄与すること」となっており、会員の連携・親睦の支援とともに、新潟大学医学部医学科、医歯学総合病院や脳研究所などの教育・研究や診療を支えることも大きな使命のひとつです。学士会が現在行っている主な事業には以下のようなものがあります。〇学士会支部活動の活性化のための支援、〇若手学士会会員の先生方の育成事業の推進、〇広報活動として「学士会会報」や「有壬だより」の定期的な発行と、ホームページの運営・リニューアル、〇新潟大学全学同窓会との交流の活発化、〇市民公開講座である「有壬セミナー」の企画立案、〇医学部関連の歴史的資料の整理、などです。

特に若手学士会会員の先生方の育成事業として、平成9年に設立された「有壬記念学術奨励賞」は今年で24回目となりますが、毎年、若手会員の優れた医学研究に対して表彰が行われております。今後も奮って応募していただきたいと思います。学士会準会員の医学部医学科の学生の皆さんには、学士会の広報誌である「有壬だより」の編集に参加していただいておりますが、平成25年に開始した「有壬記念医学生研究奨励賞」により、学生として行った学会発表、学術誌掲載の論文などに対し表彰を行っており、今年で8回目となります。また、有壬記念学術奨励基金の活用により、新潟大学医学部医学科に対し学術奨励金を交付し、学術的活動に活用していただいておりますが、平成29年度は医学科玄関のHistory Galleryの整備に対し、令和元年度は医学科のプロモーションビデオの作成に対し援助を行いました。

学士会会員の先生方は、全国の医学・医療の多方面で活躍をされておりますが、同窓会組織である学士会における交流や連携は、このような活躍の場を広げることに重要な役割を果たしているものと思われます。全国の学士会各支部では、会員の先生方の交流・連携を目的として、年に1度支部総会を企画していただき、学士会本部として支援を行ってまいりましたが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大により、支部総会が開催できない状況が続いております。学士会では広報活動として、機関紙である「学士会会報」、新聞形式の「有壬だより」を定期的に発行し、学士会関連の情報をお届けしておりますが、このホームページではFacebookなどの活用により、情報をよりタイムリーに発信することを心がけておりますので、是非アクセスしていただければと思います。

今後とも、学士会活動に対する一層のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。