会長あいさつ
医学部学士会
会長 成田 一衛(D58)
D58成田一衛(なりたいちえい)と申します。このたび藤井幸彦前会長の後任として新潟大学医学部学士会の会長を仰せつかりました。
「有壬会」とも呼ばれる本学士会は、明治以来、新潟大学医学部の発展とともに歩み、多くの先輩方が築き上げてこられた大切な組織です。有壬会の出典、主な歴史は本ホームページに記載されていますが、改めてその長い歴史の重みを感じますとともに、これからの時代にその役割をどのように果たしていくべきか、責任の大きさを感じております。
私は長年、大学医学部において教育、研究、診療に携わってまいりました。その中で特に強く感じてきたことは、医療の充実・医学の進歩を支えるものは、最終的には「人」であるということです。優れた医療人を育てること、若い世代が夢を持って医学に取り組める環境をつくること、そして先輩方から受け継いだ知恵や経験を次の世代へつないでいくことが、私たちの重要な使命であると考えております。
現在、医学・医療を取り巻く環境は大きく変化しています。超高齢社会、医療の高度化、働き方改革、そして地域医療の課題など、私たちは多くの新しい問題に向き合わなければなりません。そのような時代だからこそ、有壬会が単なる同窓会ではなく、卒業生、在学生、教職員、そして地域社会をつなぐ「知と人の交流の場」として、ますます重要な役割を果たすものと考えております。
そのためには、会員の皆様のお力添えが不可欠です。年代や立場を超えて交流し、それぞれの経験や思いを共有できる会でありたいと思います。また、若い医学生や若手医師にとって、有壬会に参加することが将来への励みとなるような活動にも取り組んでいきたいと考えております。
微力ではございますが、これまで築かれてきた有壬会の伝統を大切にしながら、新しい時代にふさわしい発展に向けて努力してまいります。理事の先生方をはじめ、会員の皆様のご指導、ご支援を心よりお願い申し上げます。
令和8年6月30日