新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器内科学分野-旧内科学第三講座-

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医療関係者の皆様へ

臨床研究について

臨床研究

研究課題名 慢性肝障害におけるマクロファージの関与に関する免疫組織化学的検討
実施開始日 2015/5/12
実施終了日
主任研究者 寺井崇二
担当者名
研究目的・方法 本研究は,慢性肝障害に対する炎症細胞(特にマクロファージ)の関与について,非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と他の原因の慢性肝障害の過去に得られた生検組織を免疫組織化学的に比較検討し,慢性肝障害におけるマクロファージの役割を明らかにする事を目的とした後向き研究である。当科において肝生検が施行され,本来の検査目的で使用された後の余剰検体から,未染の標本を作製し,炎症細胞(特にマクロファージ)の関与について,免疫染色等で検討を行う。また,必要な患者背景情報を収集する。ただし,登録時には識別コードを用いて連結可能匿名化を行い,対応表は新潟大学大学院医歯学総合研究科から出ないものとする。資料及びプレパラートは,東京医科歯科大学糖尿病・内分泌・代謝内科に送付され免疫染色及び解析が行われる。
対象 2006年1月1日~2015年3月31日までの期間に,当科を受診した慢性肝障害患者様で以下の適格規準をすべて満たし,除外規準のいずれにも該当しない患者様を登録適格例とする。選択基準は,①年齢・性別は問わない。②慢性肝障害の精査等のために,肝病理組織検査が施行され,検体が保管されている患者様。除外基準は,研究責任(分担)医師が被験者として不適当と判断した患者様である。
患者様へ 本研究では患者様の肝生検組織を研究対象とします。プライバシー確保のため,患者様が特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また,研究結果を公表する際には,患者様個人が特定されることはありません。
関連施設 東京医科歯科大学 研究責任医師 小川 佳宏(糖尿病・内分泌・代謝内科 教授)
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