新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器内科学分野-旧内科学第三講座-

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Sun Ship通信

歯科と消化器疾患の関わり――これからの課題

日本歯科大学新潟生命歯学部内科学
大越 章吾 (昭和58年卒)

私はずっと長い間新潟大学第三内科及び昭和大学横浜市北部病院で肝臓病学特にHBVやHCVの肝炎ウイルスに関する研究を行ってきた。2014年にここ日本歯科大新潟生命歯学部内科学講座に赴任して以来、“歯科大の内科”という環境でどのような研究をしたらよいのか?ということを考え模索してきました。
何故かといえばここは一般病院ですが、大学の附属機関であり、研究、教育機関という面を兼ね備えており、常にリサーチマインドを持ち続けていなければいけない場所だからです。そこが、私の感じた魅力でもあったわけです。
ここ内科は日本歯科大の大学院の機関に属しており、“全身関連学講座”という正式名称が付されているように、歯科と全身疾患という観点から歯科大の大学院生を向かい入れ、しかるべき研究テーマを与え、学位を取得させ教育するという責務を負うています。
また毎年、新潟大学と同じように科研費を申請することが教室員に義務づけられています。前任の柴崎先生は、極めて柔軟な発想から数十人もの学位の面倒を見てきましたが、実際、私がここで何をできるかということに関してはかなり頭を悩ませました。

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