分子・診断病理学分野 分子病態病理学分野 (旧 第一病理)
【概要】 大腸腺腫の扁平上皮化生の頻度は0.4%程度と報告されているが、先行研究はHE染色標本のみを対象としたものであり、微小な扁平上皮化生巣やその初期病変は認識されていない可能性がある。また、同病変は大腸腺扁平上皮癌や扁平上皮癌の発生母地の一つと想定されているが、扁平上皮化生の癌化ポテンシャルについての検討はこれまで行われていない。本研究は、外科切除材料にみられた大腸腺腫(ホルマリン固定パラフィン包埋)を対象として、以下の2点を目的とする。 |
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