アレルギーグループ

アレルギーグループ

診療について

小児アレルギー疾患は有病率が高く、近年さらに患者さんは増加傾向にあるとされています。私たちは県内の各病院で下記の疾患について専門的な検査・診療を行うアレルギー外来や症例コンサルテーションなどを行っています。

  • 食物アレルギー(即時型、消化管アレルギー、口腔アレルギー症候群など):食物経口負荷試験、スキンプリックテスト、経口免疫療法、食事指導など

Cf)食物経口負荷試験実施数
(食物アレルギー研究会HP「食物経口負荷試験 実施施設一覧」+アレルギーチーム調べ)

  • 気管支喘息:呼吸機能検査、呼気中一酸化窒素濃度測定、ピークフロー、喘息日誌、吸入指導、生活指導(禁煙、ダニ対策)など
  • アトピー性皮膚炎:スキンケア指導、スキンケア入院、外用療法指導など
  • アレルギー性鼻炎:舌下免疫療法(ダニアレルギー、スギ花粉症)
  • アナフィラキシー(・ショック)

研究について

専門領域

小児アレルギー疾患
食物アレルギー、アナフィラキシー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎

活動内容

  • 定例勉強会
    3か月毎に大学検討会室等でチームメンバー或いは外部講師による講義や各病院での症例検討、学会報告など(最近はZoom会議)。
  • アレルギー相談所
    グループ内外の症例検討・相談などに活用。
  • 各地域の教育機関への協力
    県や各市町村教育委員会のアレルギーに関する施策への参加・協力(各自治体の食物アレルギー対応マニュアル作成への参加、アレルギー疾患医療連絡協議会への参加など)。
    園や学校の教職員・関係者へのアレルギー疾患研修。
  • アレルギー専門医取得とその支援
  • 若手小児科医対象のアレルギー疾患研修会開催

サブスペシャリティ研修について

  • 小児アレルギー疾患を専門とする大学・医療機関への国内留学
    現在までの留学先:群馬大学小児科(高見、小柳、太田)、国立病院機構相模原病院小児科(江村)、あいち小児保健医療総合センターアレルギー科(田嶋)
  • 各施設でのアレルギー診療、臨床研究、基礎研究を中心に、学会発表、論文作成、患者会参加などの活動を行い、アレルギー専門医や(留学終了後に)学位の取得を目指す。

グループメンバー

  • 新井啓(鶴岡市立荘内病院)日本アレルギー学会専門医
  • 江村重仁(新発田病院)日本アレルギー学会専門医
  • 太田匡哉(太田こどもとアレルギークリニック)日本アレルギー学会専門医
  • 小柳貴人(おやなぎアレルギークリニック)日本アレルギー学会専門医
  • 熊倉俊一(済生会新潟病院)
  • 高橋早織
  • 高見暁(新潟医療センター)
  • 田嶋直哉(魚沼基幹病院)日本アレルギー学会専門医
  • 相馬規子(木戸病院)
  • 額賀愛(けいなん総合病院)日本アレルギー学会専門医
  • 皆川雄介(長岡中央綜合病院)
  • 村井英四郎(柏崎総合医療センター)
  • 森川静
  • 川﨑裕介(新潟県立中央病院)

※アレルギー班は大学に勤務しておりませんので、患者様のご紹介・ご相談につきましては上記各施設にお問い合わせください。

最新のグループ情報

当教室アレルギー班のメンバーが取材を受けた「子どもの花粉症」に関する記事が、幻冬舎ゴールドオンライン「コペル育児ワールド〜子育て情報サイト〜」に掲載されました。
詳細はこちらをご参照ください。https://copel-ikuji-world.com/column/1599

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