Division of Anesthesiology, Niigata University Graduate School of Medical and Dental Sciences

新潟大学大学院医歯学総合研究科

麻酔科学分野

  • 麻酔科学教室

    1963年、麻酔学教室が発足し、1976年に麻酔外来(術前患者外来受診制度)を開始し、1991年には集中治療部開設しました。 2001年、下地教授定年退官後、第三代目教授として馬場洋先生が就任し現在に至っています。2020年度にはハイブリッド手術室が完成し、より多様な手術・麻酔管理に対応しています。基礎研究については、教室内に電気生理や光学イメージング、免疫染色などの実験装置を配備し、臨床で感じた疑問の解明や応用に繋げるために日々研究に取り組んでいます。麻酔科領域での科学研究費の獲得件数は全国の大学でも上位に位置し、成果について学会発表や論文投稿を積極的に行っています。

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  • 手術麻酔管理

    新潟大学医歯学総合病院手術部には現在15の手術室があり、年間症例は約8,300件、うち医科麻酔科管理症例数は約5,500件となっています。
     当院にはすべての診療科がありますので、専門医取得に必要な経験症例をはじめとした幅広い領域の手術に対する麻酔を経験することができます。また、各サブスペシャリティ領域(心臓血管麻酔、小児麻酔、超音波ガイド下末梢神経ブロックなどの区域麻酔)においても専門医資格を有する麻酔科医が複数在籍しており、指導体制も充実しています。

    手術麻酔管理の詳細をご覧下さい
  • ペインクリニック

    ペインクリニックの外来診療は月・水・金の週3日行っています。当科を受診する患者の疾患別内訳は、脊椎疾患(頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症、頚椎椎間関節症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、仙腸関節症など)が最も多く、帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛、神経障害性痛(外傷性末梢神経損傷後痛、卒中後痛、脊髄障害性痛など)、がん性痛と続きます。また、特発性手掌・腋窩多汗症に対しては、胸腔鏡下交感神経切除術など、より積極的な治療も行っています。

    ペインクリニックの詳細をご覧下さい
  • 集中治療

    当院の集中治療室には新生児から高齢者まで、また内科系外科系問わず高度な治療を要する重症患者さんが入院されます。ドクターヘリの運航もあって新潟県全域から患者さんが搬送され、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO)などを用いた呼吸器療法や血液浄化療法、大動脈バルーンパンピング(IABP)などを用いた補助循環など様々な方法を駆使して治療にあたります。当院集中治療部には麻酔科専門医・指導医を有する医師も在籍しており、充実した指導体制のもと研修を行える環境にあります。

     

麻酔科医はやりがいのある仕事です

麻酔科医の仕事は患者様の生活の質 (Quality of life)に深く関わる仕事です。医療に質が問われるこの時代、麻酔科医の果たす社会的役割も確実に大きくなっていきます。やりがいのある仕事ということができると思います。
 欧米と比較するまでもなく麻酔科医の数は不足しています。特に東日本では著明で、新潟県全域でも麻酔科医の常勤する病院は20余しかありません。麻酔科医が常勤する病院であっても人員が足りていると言える施設はなく増員待ちの状態です。医師過剰と言われるこの時代にあっても麻酔科医のニーズは当分尽きることはありません。必要とされる人材、それが麻酔科医です。

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