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活動実績

IPE: Interprofessional Education 特別講演会

2012.10.10

新潟大学医学部にて、IPE: Interprofessional Education の特別講演会を開催いたしました。
講師はイギリス・レスター大学社会福祉学部医療福祉教育学科のエリザベス・アンダーソン博士。
エリザベス先生は、専門職種間の壁を越えた医療系学生連携教育のモデル(レスターモデル)を開発し、実践されています。 総合地域医療学講座で年2回開催している「学部学科を越えた学生による地域医療ワークショップ・フィールドワーク」と、"多職種の学生が共に学ぶ"という点で共通しているところがあります。
その他にも、CAIPE; Center for the Advancement of Interprofessional Education(英国専門職連携教育推進センター)会長のヒュー・バー教授、イギリス・サフォーク大学よりブレンダン・ノーブル教授、新潟医療福祉大学 名誉学長、高橋榮明教授をお迎えし、レクチャーとディスカッションをおこないました。
当日は、4名の新大医学科5年生による「地域医療実習で学んだこと」の発表もあり、この日のために準備をしてきた学生たちが、イギリスの先生方と英語で意見交換をしました。新大医学部ではまだ、IPEという言葉がそれほど浸透していない印象も残りましたが、それでも、参加してくださった方々からエリザベス先生への質問もあがり、ここから"多職種連携教育"がもっとメジャーになって、「学部学科を越えた学生による地域医療ワークショップ・フィールドワーク」も、より発展させることができるのでは…と感じられるような講演会となりました。