HOME > 活動報告 > 活動実績 >令和2年度 臨床実習入門

活動実績

令和2年度 臨床実習入門

2020.12.15


本学医学部医学科4年次生を対象とした臨床実習入門「ユニット:16地域医療」では、 例年、「中越地震に学ぶ赤ひげチーム医療人の育成プログラム」(平成17年度開始)により設置された「地域支援テレビシステム」、 並びに「NAR大学・地域連携+α専門医養成プログラム」(平成20年度開始)により設置された「連携テレビシステム」を利用し、 地域医療の最前線でご活躍されている先生方より貴重なお話をいただいて参りました。
これらのシステムは新潟大学医歯学総合病院の検討会室に設置されていますが、 今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、学生はオンラインで聴講することとなりましたので、 それに合わせてこれらのシステムを用いて行ってきた授業構成も全面的に改訂して実施いたしました。
これまで用いてきたテレビシステムは、大学内でのみ視聴であることから、 これをオンラインに全面的に変更し、学生が自宅から聴講できるようにしました。 内容としては、地域医療小講義、1月から始まる臨床実習Ⅰ「地域医療実習・総合診療実習」の概要説明、 そして、実際にお世話になる各実習病院の先生方とオンラインで中継を結び、魚沼市立小出病院、南魚沼市民病院、 湯沢町保健医療センター、新潟県立十日町病院、入広瀬診療所(小出病院)の順に、それぞれの病院や実習内容について、 約5分ずつご紹介いただきました。入広瀬診療所については、大雪の中訪問診療へ向かう様子などを映してもらい臨場感あふれるものとなりました。
授業後のアンケート結果を見ると、1月から始まる実習に対する期待や、モチベーションが上がったとの感想も多く、 期待された結果であったものと思います。
ご協力いただいた皆様方に、この場をお借りして御礼申し上げます。 有り難うございました。