新潟県内の救急医療に対する役割

新潟県内の救急医療に対する役割

日本海側唯一の高度救命救急センターとして日々内因性・外因性にかかわらず重症患者さんの救急・転院搬送を受け入れています。近年はドクターヘリの運行により新潟県内全域の病院からも重症患者さんを受け入れています。特に小児重症外傷、ECMO治療を要する重症呼吸不全、広範囲熱傷などマンパワーおよび高度な集中治療を要する患者さんを積極的に受け入れています。

心肺停止患者さんへのE-CPR

心肺停止でのV-A ECMO導入の際のプロトコール・マニュアル作成により救命率向上を目指しています。

心肺停止患者さんへのE-CPR

重症外傷でのDamage control resuscitationの概念を用いた集学的治療

外科・整形外科・放射線科・麻酔科チームとシームレスにつながり、初期蘇生→DCS→集中治療→根治術→集中治療→リハビリまでの診療を担います。
凝固機能異常に早くから注目し重症患者へのフィブリノゲン濃縮製剤投与(倫理委員会承認済み)を行い良好な成績を残しています。