活動報告

第1回 ひと尋 Virtual Café ~新潟大学皮膚科学教室の皆さんを囲んで、医師の生き方を考えましょう~が開催されました

2020年11月19日(木曜日)15:00~16:00、新潟県医師会理事 高井和江先生を講師にお招きし、第一回 Virtual CaféがZoomで開催されました。司会は皮膚科学教室総括医長 濱菜摘先生、皮膚科学教室の先生を中心に、約30名の先生が、学内外(新潟市民病院や長岡赤十字病院など)からご参集いただきました。

20歳台~60歳台の先生
女性の先生・男性の先生
医員~総括医長~教授

皆様、大変、ありがとうございました。

高井和江先生は、2010年、緻密な臨床的観察から、発熱,胸 腹水,肝脾腫と軽度の骨髄線維化と治療抵抗性の血小板減少を呈する3症例を報告され,新規疾患「TAFRO 症候群」を提唱されました(Takai K et al. Thrombocytopenia with mild bone marrow fibrosis accompanied by fever, pleural effusion, ascites and hepatosplenomegaly. Rinsho Ketsueki. 2010 51(5):320-5)。世界に先駆け、新しい疾患を提唱することは、新潟が誇る素晴らしい業績です。この時の経緯、さらにこれまでのキャリアパス、新潟県の若い女性に向けた期待などを、力強くお話されました。大変、感動いたしました。

新潟には、男性・女性の別なく、多くのロールモデルがいらっしゃります。今後もロールモデルの先生方から、多くのことを学んでいきましょう。

新潟大学医学部では、INCLUSIONを合言葉に、働きやすい環境を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。もし悩んでいる方がいれば、ピア (同僚) サポートの力を発揮し、一緒に悩み、一緒に歩んでいきたいと考えています。是非、多くの皆様がCaféで集い、診療科の垣根を越えたネットワークを作っていきましょう!今後も、男女の別なく、年齢の別なく、職種の別なく、参加をお願いします。COVID-19パンデミック下では、月に1回、Virtual Caféとして、集いの会を開催します。月に1回、様々な教室を巡ります。興味のある先生は是非、ご参集ください。(COVID-19パンデミックが解消されましたら、オンサイト立ち寄り型のCaféに切り替えます。もう少々、お待ち下さい。)

第二回 Virtual Caféは腎膠原病内科学教室の先生方から話題を提供していただく予定です。是非、ご参加ください。