スタッフ紹介
横尾 健 (よこお たけし)
新潟大学医学部
健康寿命延伸・消化器疾患先制医学講座 特任准教授
専門領域
主に肝疾患、門脈圧亢進症を中心とした診療を行っています。
- Prediction of Platelet Count after Partial Splenic Embolization Based on Volumes of the Liver and Spleen. (GEST 2014)
所属学会
日本内科学会(認定内科医、総合内科専門医、指導医)
日本消化器病学会(専門医、指導医、支部評議員、学会評議員)
日本肝臓学会(専門医、指導医、支部評議員)
日本消化器内視鏡学会(専門医)
日本がん治療認定医機構(がん治療認定医)
日本遺伝子細胞治療学会(認定医)
日本門脈圧亢進症学会
日本肝癌研究会
研究内容
臨床応用に向けたハイドロダイナミック遺伝子導入法の開発を行っています。
- Novel electric power-driven hydrodynamic injection system for gene delivery: safety and efficacy of human factor IX delivery in rats. (Gene Therapy 2013)
- Rheological Modification of Hydrodynamic Gene Delivery. (ASGCT 2015)
- Hydrodynamics of a hydrodynamic injection of mice. (JSGT 2014)
- Long Term Transgene Expression in Rat Liver Using a Novel Electromotor-driven Hydrodynamic Gene Injector. (ASGCT 2012)
- Development of Electromotor-driven Injector for Hydrodynamic Gene Delivery. (ASGCT 2011)
ひとこと
肝細胞をターゲットとした遺伝子導入法の研究を行ってきました。ハイドロダイナミック遺伝子導入法はウィルスベクターを用いないため、発癌や過剰な免疫応答が惹起されないことが最大の特徴です。X線透視下にカテーテルを用いることで臓器特異的に効率のよい遺伝子導入が可能であり、すでにブタやイヌでの安全な導入に成功しています。今後は臨床応用に向け、遺伝子治療に重点を置いた研究へとシフトしていきたいと考えています。