新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器内科学分野-旧内科学第三講座-

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留学だより

School of Hepatology 2018 in Niigata

2018年8月25日

2018年8月25日、日本肝臓学会が2017年度のGSK医学教育事業助成を受けて開催することが決定した第一回のSchool of Hepatologyが当科の寺井を当番世話人として開催されました。
この会は、10人のエキスパートの講師による講演と、公募で決定した20名の若手参加者が双方向性の研究会をおこなう、という趣旨のもとに開かれるものです。 今回の目的は、
1.肝硬変に関する基礎、臨床の最新の研究成果、知識をup dateするため、各領域の専門家に講義いただく。
2.若手会員の参加による双方向性の勉強会として開催することで、次世代の肝臓学会のリーダーの育成に資することを目標とする。
ということで、事務局を担当することになった上村顕也、横尾健、薛徹が4月から準備をおこなってきました。
ご覧のように充実したプログラムとなり(図1)、講演の後に、各二問の設問に対して、出席者が全員でアンサーパッドで解答し、その後に事前に指定しておいた若手参加者が自分なりの回答をおこなう、という形式で進行することを決定し、準備を進めてまいりました。

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一方で、第一回ということで、一から築き上げる必要があること、予算との関連もあり、かなり工夫が必要でしたが、横尾、薛の多大なサポートのおかげもあり、何とかこの日を迎えることができました。
当日は、栄養科の皆さんにアミノ酸製剤をおいしく摂取するための工夫、お菓子を実際に準備いただいたり、医局の先生方や大学院生の先生にも助けていただきました。
会そのものも、朝から夜までの長丁場でしたが、時間通りかつ、円滑に進行し、また大変勉強になる充実した会でした。最後に埼玉医科大学の持田教授から若手参加者全員にCertificateが手渡しされ、記念撮影をして終了しました。その後におこなわれた懇親会も大変盛り上がり、同世代の若手の先生方のみならず、講師の先生方との交流も図ることができ、準備の苦労が吹き飛ぶようでした。

肝疾患センターの坂牧先生、上村博輝先生からは器材をお借りし、また準備段階では医局の吉川さんや中村さんにも大変助けていただき、総合的に新潟大学の消化器内科の底力で会を成功裏に終えることができました。

ご参加いただいた先生方にも好評だったようで、たくさんの先生方からメールを頂戴しました。

最後にこのような会の運営をおこなう機会をくださった寺井教授に深謝するとともに、最初から最後まで、(会の前日は夜11時まで緊急アンギオという状況もありましたが)一緒に頑張ってくれた、横尾先生、薛先生に心からお礼申し上げます。

上村顕也 記

同門会の皆様へ