肝硬変患者における骨格筋量の長期変化に関する5大学共同研究の成果が「JGH Open」に掲載されました
新潟大学を中心とする5大学の共同研究により、肝硬変患者175例を対象として骨格筋量の長期変化を解析した研究成果が、このたび国際誌「JGH Open」に掲載されました。本研究には、当分野の三井田先生、丸山先生、上村先生、寺井教授らが参加しました。
本研究では、約5年間にわたりCT画像を用いて骨格筋量の変化を評価しました。その結果、肝予備能が低下している患者さんでは、骨格筋量の減少がより速く進行することが明らかとなりました。
本成果は、肝硬変患者さんにおいて早期から筋肉量を評価するとともに、肝機能の状態に応じた栄養療法や運動療法を検討することの重要性を示すものです。
当分野では現在、脂肪肝外来での診療に加え、肝疾患患者さんを対象とした「肝臓リハビリテーション」の臨床研究にも取り組んでおります。今後も、肝疾患患者さんの予後や生活の質の向上につながる研究・診療を進めてまいります。
Five-Year CT-Based Skeletal Muscle Decline Curves in Cirrhosis According to Liver Functional Reserve and Routinely Available Clinical Factors – PubMed
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42818976/