新潟大学医学部麻酔科学教室
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手術麻酔管理

手術麻酔管理 新潟大学病院での麻酔管理について簡単に紹介します。
当院での麻酔科管理症例は年間約4,000例(うち、全身麻酔は9割程度)となっています。全ての診療科があり、多彩な手術が行われています。
地方大学ではありますが、ほとんどあらゆる手術に対する麻酔管理を経験することができます。

心臓血管外科麻酔:

 成人班と小児班にそれぞれ週2回の手術日があり、成人・小児ともに多彩な手術が年間約100例程度行われています。心臓血管外科の麻酔は重症例も多く大変な仕事ではありますが、外科と協力し合いながら麻酔管理にあたっています。日本周術期経食道心エコー(JB-POT)の有資格者もいますので、経食道心エコーの技術も十分に磨くことができます。

移植手術の麻酔:

 生体部分肝移植は年間約10例の症例数があります。侵襲が大きく長時間の手術ですが皆で協力し術中管理をしています。腎移植の症例は生体腎移植・献腎移植を含め、月2例程度は行われます。

小児麻酔:

 小児外科に関しては週3日の手術日があり、ほかにも脳神経外科、泌尿器科、整形外科、形成外科、眼科の小児麻酔や小児科からの中心静脈カテーテル挿入依頼に至るまで、豊富な症例があります。新生児の緊急手術もあり、小児麻酔の研修を行うにあたり十分な環境であると考えます。小児に対する硬膜外麻酔等の積極的な術後鎮痛も含め、こどもに優しく、より質の高い麻酔をめざし工夫しています。

産科麻酔:

 帝王切開の症例数は多く、予定の帝王切開から「待ったなし!」の超緊急手術まで含め十分経験することができます。無痛分娩は少数ですがペインクリニックの先生と協力して管理しています。

 もちろん、消化器外科、脳外科その他の大手術も数多くあります。大学病院の特性として重症患者の麻酔をする機会が比較的多く、日々新鮮な気持ちで研修をすることができると思います。

 
手術麻酔管理

 最後に当院の麻酔科は、科内のチームワーク、手術室スタッフとの連携は自慢できると思っています。また教授をはじめ医局員が若いことも特色で、賑やかで明るい雰囲気の中で仕事をしています。若い先生方が研修しやすい環境を提供できるよう努力していますので、ぜひ一度見学にきてください。

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