博士課程案内

博士課程(医学系)

特色

新潟大学大学院医歯学総合研究科博士課程(医学系)は、生命科学や技術の著しい進歩、多様化する医療課題、ニーズに対応するため、先端的生命科学についての教育・研究に重点を置くとともに、その成果を医療の発展に活かし、地域社会と世界の医療に貢献できる人材の養成を目的としています。社会人入学制度もあり、生涯教育を充実・普及させることも本研究科の重要な目的としています。 博士課程(医学系)の入学者は、医学部出身者(医師)の比率が多いですが、理学部など、医学部以外の学部の出身者も多く入学されています。出身学部を問わず、先端的生命科学分野、先進医療分野の研究、実践に意欲を持たれている方を求めています。本研究科では、薬剤師、看護師、臨床検査技師、管理栄養士など医療分野の資格を持つ方も多く入学され、修了後、それぞれの分野で指導的な立場で活躍されています。
本研究科は、医歯学総合研究科所属の教員だけでなく、医歯学総合病院、脳研究所所属の教員も教育、指導を担当しています。連携大学院講座があり、東京都医学総合研究所、量子科学技術研究開発機構のスタッフも教育を担当します。

教育内容

新潟大学大学院医歯学総合研究科博士課程(医学系)は、分子細胞医学専攻、生体機能調節医学専攻、地域疾病制御医学専攻のそれぞれに特色のある3専攻からなり、複数教員による指導体制により、1年次に基礎的素養、先進知識と技術習得のための教育を行い、その後学生ごとに設定した研究課題について学位論文作成に向けた研究活動のための指導を行います。

  • 分子細胞医学専攻
    分子細胞生物学的手法を駆使して、疾患の成り立ちの解明、予防法、治療法の研究と開発を行うとともに、分子細胞医学に関わる先端生命科学、応用専門医学、境界領域医学の研究者および高度医療専門職業人を養成します。本専攻は,生命現象や疾患の成り立ちなどを遺伝子、タンパク、細胞レベルで解析する「遺伝子制御」、「シグナル伝達」、「細胞機能」、「分子情報医学」、「新領域開拓研究センター」、「メディカルAIセンター」、「連携大学院」の7つの大講座からなり、大講座には個々の入学者のニーズに対応した36の教育研究分野があります。
  • 生体機能調節医学専攻
    生体を臓器、器官の面から総合的に捉え、生体機能,病態を解析する研究を行い、疾患の予防法、治療法を開発するとともに、生体機能調節に関わる先端生命科学、応用専門医学、境界領域医学の研究者および高度医療専門職業人を養成します。本専攻は、生体を臓器や器官のレベルで総合的に解析する「内部環境医学」、「器官制御医学」、「機能再建医学」、「感覚統合医学」、「腎科学」、「可塑性機能制御」の6つの大講座からなり、大講座には個々の入学者のニーズに対応した35の教育研究分野があります。
  • 地域疾病制御医学専攻
    疾病を社会、空間、時間などとの関連から分析する研究を行い、少子高齢化、情報化社会に対応する地域的疾病の予防法、制御法を開発するとともに、それらに関わる先端生命科学、応用専門医学、境界領域医学の研究者および高度医療専門職業人を養成します。本専攻は、疾病を社会、空間、時間などとの関連から総合的に解析する「国際感染医学」、「地域予防医学」、「総合医療評価学」の3つの大講座からなり、大講座には個々の入学者のニーズに対応した14の教育研究分野があります。

学生募集要項請求先

テレメールで請求する場合、下記のバナーからアクセスしてください。

資料請求はこちら

  • 郵送で請求する場合
    大学宛の封筒の表に「大学院医歯学総合研究科(博士課程)学生募集要項請求」と朱書きし、返信用封筒(標準角形2号に390円(速達の場合は740円)分の切手を貼り、配達先の郵便番号、住所、氏名を書いてください)を、下記請求先までお送りください。
  • 〒951-8510
    新潟市中央区旭町通1番町757番地
    新潟大学医学部医学科入試・臨床実習係
    TEL:025-227-2015
    E-mail:medgakum@med.niigata-u.ac.jp

連携大学院

本研究科は、平成20年度から、以下の研究機関と教育研究協力の協定を結び、連携大学院として相互の教育研究活動の充実、研究交流の促進を図っています。