© May 2024 Division of Microscopic Anatomy, Graduate School of Medical and Dental Sciences, Niigata University
Microscopic Anatomy, Niigata University

教授の挨拶

新潟大学医学部顕微解剖学教室へようこそ

教授 芝田 晋介 Shinsuke Shibata M.D. Ph.D.      
 
 
  令和3年1月から新潟大学大学院医歯学総合研究科組織学分野・医学部顕微解剖学教室に着任した芝田晋介です。 何卒よろしくお願い申し上げます。 私たちはこれまで一貫して電子顕微鏡や光学顕微鏡など様々なイメージング機器を組み合わせ、過去に知られていなかった生体現象の可視化技術の開発に興味を持って研究を進めて参りました。 現在は神経発生や神経再生過程における様々な分子や細胞の挙動を詳細に解析するプロジェクトや、末梢神経が切れてしまった際に使える可能性野ある治療効果の高い新規人工神経の開発、多様なヒトの感覚をin vitro(培養細胞中)で可視化する新規デバイスを開発するプロジェクトに取り組んでいます。 電子顕微鏡によるイメージングや、イメージング技術の新規開発などに興味をお持ちの方はお気軽にコンタクト下さい。prof

現在進行中の研究プロジェクト

1.走査電子顕微鏡、透過電子顕微鏡、超解像度顕微鏡、光学顕微鏡、MRI、CTなどのさまざまなイメージング機器を並列使用し生物学的現象を可視化する新しい技術の開発
2.末梢神経損傷を治療するためのまったく新しい人工神経の開発
3.iPS由来のニューロンによってヒトの感覚を定量する新しいデバイスの開発
4.電子顕微鏡によって神経活動を可視化する新技術の開発

研究室にある研究機器や共同研究で提供可能な技術

1.電子顕微鏡や光学顕微鏡による一般的な組織学的なイメージング技術
2.特定の分子の局在を光学顕微鏡と電子顕微鏡で並行観察する免疫電子顕微鏡解析技術
3.透過電子顕微鏡や走査型電子顕微鏡、超解像レーザー走査型顕微鏡などを含む様々な最先端の顕微鏡イメージングシステム
4.正常な発生や再生の過程を蛍光蛋白質などで可視化する系統や、特定の遺伝子を欠損した病気モデルなど50系統を超えるさまざまな遺伝子改変マウスの系統