お知らせ

NEWS

活動報告

REPORT

ごあいさつ

MESSAGE

新潟大学・新潟薬科大学災害薬学研究会 ご挨拶

日本災害医療薬剤師学会 第9回学術大会

「新潟/新型災害薬学〜コロナ・シフト500日の総括〜」

合同セッションを経て

新潟薬科大学 学長

下條 文武

令和の新時代になり、新型コロナウイルス感染症の世界的感染爆発・パンデミック発生という未曾有の災害に見舞われています。最近では,デルタ株からオミクロン株による感染が拡大しています。ワクチン3回目接種、PCR検査拡充、薬剤の開発・経口薬の確保、医療体制の充実など多くの対応がとられていますが、医療関係者のみならず全ての人々が協力し、乗り越えていかなければならない状況が続いています。

我が国では、これまで地震・津波・台風・大雨による水害等の自然災害が多く発生し、異常気象現象の加速もあり、現在ではこれら災害被災者が常に発生しています。感染症をはじめ、繰り返す自然災害での被災者に対してはジャンルを超えた医療関係者の情報共有と連携支援が必須です。災害被災者のために医療人として何らかの役に立とうとする医療ボランティア活動も増えております。しかし、実地に生かせる経験や知識技能を有する者は限られているのが現状です。

薬剤師の方々による災害医療の普及・啓発と対応策の情報共有と研究を目的とする「日本災害医療薬剤師学会」の活動は、高く評価されるものです。このたび、新潟市において「日本災害医療薬剤師学会第9回学術大会」が、和泉邦彦 (新潟大学医学部災害医療教育センター)大会長のもとでZoomによるオンライン形式により開催され、新潟薬科大学がホスト会場となり全面的に協力させてもらい、無事成功裏に終わることができました。

会員皆様のご支援、ご協力に感謝し、日本災害医療薬剤師学会が益々発展することを祈念するとともに、「新潟大学・新潟薬科大学 災害薬学研究会」の今後の活動に反映してまいります。

2022年2月

バナー