先輩からのメッセージ
後藤 優佳先生
(出身大学:新潟大学2017年卒、初期研修:新潟県立新発田病院、現在:上越総合病院)
当科入局の理由、当科のPR
新潟生まれ新潟育ち、新潟大学医学部医学科を卒業後に新潟県立新発田病院で初期臨床研修を行い、当科に入局いたしました。
初期臨床研修は病院ごとにローテートの形式は多種多様と思いますが、新発田病院では各内科、救急、外科、小児科、産婦人科、精神科、整形外科、脳外科、放射線科、麻酔科、地域医療を約1ヵ月ずつローテートしたあと、2年目の11月ころから自由選択という形式でした。自由選択期間は短いですが、そのぶん各科の先生方がどのようなことを重視して診療を行っておられるのか知ることができたことは現在の業務の糧になっていると感じています。当時は研修する科が変わるたびにそれぞれの魅力を感じ、心境が変わり続けていました。その後、2年目の初夏ごろに内科医になることは決めましたが、どの内科に行くかについては中々悩みました。
当科を選んだ一番の理由としては疾患の幅が広く、奥が深いことです。しかし何事もそうですが、決断にあたっては称賛されるような立派なものからごく個人的なものまで、大小さまざまな理由の蓄積があるものです。当科にほんの少しでも興味がありましたら、身近な当科医師に気軽に聞いてみてください。思わぬ視点があって面白いかもしれません。
呼吸器内科は他科に負けず劣らず魅力ある分野です。将来の選択肢の一つとして是非ご一考ください。
当科研修中の感想
私は地域枠の奨学生で、ここ2年間は病床数350前後の市中病院に勤務しています。任せていただける範囲が大きく、最初の頃は主治医として治療していくことの責任や、なかなか時間内に終えられない外来診療、どんどん増える調べ物…など大変なこともありましたが、そのぶん充実した後期研修を過ごしています。指導医の先生方のご支援を受けながら、手技を含め様々な経験を積むことができていると思います。