先輩からのメッセージ
野﨑 周平先生
(出身大学:新潟大学2018年卒、初期研修:国保旭中央病院(千葉県)、現在:長岡赤十字病院)
当科入局の理由
当科ホームページをご覧の皆様、初めまして。出身は新潟県の佐渡市という離島であり、生まれて高校を卒業するまでずっと地元で暮らしていました。大学卒業後は新潟県を離れ、初期研修は千葉県で行い、研修終了後、医師三年目で新潟に戻ってきました。
まず、入局に至った経緯をお話させて頂きます。私は学生時代から最終的には地元の佐渡に戻って地域医療に従事することを目標にしていました。ひとまず初期研修は視野を広げるために県外にでてみることにしましたが、新潟県に戻ってからの三年目以降をどうするのか決めかねていました。
色々と思考を巡らし、自分のやりたいことを整理した結果、
- ① 特定の臓器に限らず総合的に患者さんと向き合える内科または総合診療科になりたい
- ② 多くの医師と協力し地域医療を展開したいため、入局し人脈を広げたい
- ③ 地域医療に力を入れている、かつやりたいことをやらせてくれる医局がよい
- ④ 医学教育にも興味あるため、学生教育、研修医教育に力を入れていることも重視したい
の4点を考慮して進路を決めることにしました。その点で、新潟大学の医局の中で当科が最も上記の4点を満たしており、私自身が呼吸器・感染症分野に興味があったこともあって、ここであれば自分のやりたいことを達成できるだろうと確信したため、入局を決心しました。
当科研修中の感想
現在、長岡赤十字病院に勤務しておりますが、毎日が学びに溢れています。当院は地域の中でも高い専門性を有しており、地域の病院では対応が難しい呼吸器悪性腫瘍やびまん性肺疾患、感染症が紹介されてきます。私は初期研修の2年間はあまり専門分野に触れてこなかったこともあり、最初の1カ月は外来から入院管理まで、わからないことだらけで四苦八苦しておりましたが、どんな時でも優しく、時には厳しく上級医の先生方からバックアップして頂くことで、少しずつですが確かに力がついてきていることを実感できています。今後入局される先生方、最初は是非当院での勤務を選択されることを強くお勧めします。
当科のPR
最後に、進路を迷っている先生方にメッセージです。前述した通り、当科は医局員一人ひとりの意思を尊重し、かつ教育的であり、内科医を目指す若手にとっては魅力的な科であると思います。私も後進によりよい教育ができるよう、今後も精進していくつもりです。患者さんにとって良き医療人を目指して一緒に頑張ってみませんか?皆さんの入局をお待ちしております!