新潟大学医学部医学科では、「新潟から世界へ」をモットーに、30年以上にわたり新潟大学ならではの特徴ある国際交流を戦略的に進めてきました。現在、交流相手は、ヨーロッパ、中国、ASEAN諸国を中心に、世界10カ国29校へと広がっています。プロジェクトを”Globalization & Medical Exchange(G-MedEx)”と名付け、国際的に活躍できるグローバルな医師の育成と国際交流に力を入れています。
医学教育センターでは、学年に合わせた海外実習プログラムや国際交流イベントをはじめ、グローバルな医師や医学者に求められる英語やコミュニケーション力、国際対応力を強化する取組を積極的に行っています。
将来、様々な価値観やバックグラウンドを持つ多国籍の患者さんへ理解を示すことのできる人間性と教養を養う環境づくりに力を入れており、日本人学生と留学生の相互交流を通して、国際感覚を醸成するグローバルキャンパスの構築を目指しています。
学部レベルでは、イギリス、ロシア、インドネシア、スリランカ、タイ、中国などから短期交換留学生を受け入れています。
大学院レベルでは、多くの外国人留学生が正規課程で学んでいます。文部科学省「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」に採択され、ASEANや南西アジアを中心とした地域との交流が広がっています。