2021/05/06  ゴールデンウィーク明けて今後の感染状況に注意を(TeNYテレビ新潟)

TeNYテレビ新潟の「夕方ワイド新潟一番」県内ニュースにて、当講座特任教授の菖蒲川 由郷先生が取材を受けられました。

https://www.teny.co.jp/nnn/news114podvfznn7ambsxz7.html

(以下、放送内容より抜粋)

 「コロナ禍のゴールデンウィークが明けましたが、新潟県内では5月6日、新型コロナウイルスの感染者が新たに20人発表されました。連休中に人の動きが増えたことで、今後の感染状況はどのように推移するのか・・専門家に話を聞きました。

大型連休が明けた5月6日、県内では新型コロナの感染者が新たに20人発表されました。
 長岡市で5人、見附市、南魚沼市、魚沼市でそれぞれ3人、新潟市では2人の感染が確認されています。
 新潟市では、連休中に感染が発表された男性が東京から帰省していたことが分かり、家族などのPCR検査を行うということです。
 厚生労働省のクラスター対策班で活動する新潟大学大学院の菖蒲川由郷特任教授は『やはり人の流れは、普段に比べると少し増えたということだと思うんですね、それは首都圏からの人の流れとか』と話します。
 専門家は連休中、人の動きが生まれたことから今後の感染状況には注意が必要だと指摘します。
 菖蒲川特任教授『関西地域もそうですが、流行地域からウイルスを持ち帰ってしまったり、ウイルスを持ち込まれている可能性はあります』
 県は5月9日まで、新潟市内の酒類を提供する飲食店などに夜の営業時間の短縮を要請しています。
 6日、新潟市保健衛生部の野島晶子部長は『夜、主に営業するような飲食店からの新規の感染者はここのところ出てきていませんので、そういう意味では一定の効果が見え始めてきたのかなと思います』と話しました。
 専門家は、引き続き飲食時の感染対策が重要になると指摘します。
 菖蒲川特任教授『夜の町ですとか、飲食とか、時短ということが非常に強調され過ぎて、夜の街以外は安全のような錯覚に陥って、例えば昼のランチでも。感染者がいれば飛沫が飛んで感染が起こるわけですね』
 政府は5月11日まで東京や大阪などに出されている緊急事態宣言を、延長する方向で調整を進めています。県も7日、対策本部会議を開く予定です」