NIC健康セミナー in 十日町

7月8日午後、十日町市医療福祉総合センターにて新潟日報社が主催するNIC健康セミナーが行われました。

セミナーは3部形式で行われ、第1部では十日町病院副院長の清﨑浩一先生が「がんについて考えてみましょう」というタイトルで、がんの疫学的特徴、治療等について最新の知見をわかりやすく紹介しました。第2部では当講座の菖蒲川特任教授が「妻有地域の医療と介護のこれからを考える」として、十日町市と津南町の医療と介護をとりまく環境は今後、人口減少に伴う人材の枯渇により、ますます厳しくなる予測を伝えました。その上で、かかりつけ医をもつことや社会参加すること、といった健康維持と介護予防のための提案を紹介しました。第3部では「地域を支える『総合診療医』」というタイトルで、十日町病院内科の齋藤悠先生が問題提起し、十日町病院、松代病院、津南病院の院長がそれぞれコメントを述べました。

参加した市民から質疑が寄せられるなど、市民の関心の高さがうかがわれました。

当日の様子はにいがた健康寿命日本一プロジェクトのページでも紹介されています。