令和7年度十日町市介護予防講演会『とおかまち健康の処方箋』を開催!
5月22日(木)令和7年度十日町市介護予防講演会『とおかまち健康の処方箋』を越後妻有文化ホール「段十郎」(十日町市)で開催しました(新潟大学と十日町市との共催、新潟県立十日町病院の後援)。
「運動や健康だけじゃなかった。いきいき健康長寿の秘訣を教えます」と銘打っての講演で、334名という大勢の地域の皆様のご参加をいただきました。

シンポジウムでは、当講座の菖蒲川特任教授(十日町市市民福祉部技監を兼任)がリーダーを務める「チームいきいき」のメンバーが講師陣を務めました。
第一部では、菖蒲川特任教授が過去7年間にわたり「チームいきいき」が実施してきた「十日町いきいき健康調査」の結果報告をしました。続いて、帝京大学の天笠志保講師と岡本善基(そんぎ)助教が、「いきいきライフ」のための身体活動として健康体操を紹介。会場の皆様と楽しくリラックスして身体を動かしました。

第二部では、東京医科大学の井上茂教授が、”多様な身体活動が元気で長生きの秘訣”であること、東京科学大学の藤原武男教授が、”感謝で認知症が予防できる”こと、東京都健康長寿医療センター研究所の村山洋史副部長が、”社会的孤立で脳が縮む”ことを、それぞれ紹介してくださいました。先生方の分かりやすく楽しい説明に、会場は何度もどよめきました。

質疑応答でも会場から健康長寿に関する興味深い質問がいくつも飛び出し、会場は大いに盛り上がりました。
今回の講演会で報告した内容は、全て、2017年より開始し、7年間にわたり継続してきた「十日町いきいき健康調査」のデータに基づいています。調査にご協力くださった皆様には、この場を借りて、改めて、深く感謝申し上げます。
ご参加くださった皆様、また当日の参加は叶わなかったものの「十日町いきいき健康調査」に参加してくださった皆様、大変ありがとうございました!これからも、「チームいきいき」は、健康長寿の研究を更に進め、その結果を地域の皆様と共有して参ります。さらには、いきいき健康長寿の秘訣をここ十日町から世界に向けて発信していきます!